クロスファンクションは好きだけど「ALBEDO」・・・

久しぶりにヘンの来やがった。
PS4で配信された「ALBEDO」
紹介ページ

昔のSF映画をリスペクトした世界観。
謎の爆発に巻き込まれた主人公が、身の回りの物を駆使して脱出を目指す。

分かりやすく言っちゃうと、世界観がドぎつくて操作性の悪い脱出ゲームというか・・・
どれだけ調整しても目が痛くなるグラフィックで小さ~いアイテム探し。
しんどいパズル。やりがいのない戦闘。場面が変わるごとに挟まるロード。
画面がガクガクして、一度アイテムが体にくっついてきたけど、バクなのかどうかもわからなかった。

トロフィーはガンガン獲れるので、それ目当ての人は買えばいい。
購入者の半数がプラチナトロフィー取ってるゲームを初めて見た。


ただ、ローカライズ担当の「クロスファンクション」は好きなんですよ。
ここの移植作業は全部丁寧。
セリフの日本語吹き替えもやるし、何よりゲームチョイスのセンスが凄い!

味のしない戦争ゲーム「タイニートゥルーパーズ」
謎のアルゼンチン産シューティング「project Root」
そして「ALBEDO」。

クロスファンクションという会社は、
「売れそうなもの」よりも
「日本にないもの」を優先してゲームを選んでいる気がする。

そこが、3DSに良質なゲームばかり持ってくるフライハイワークスとは違うところだ。

三振かホームランか。
だいたい、毎回頭を抱えているような気がする。

だから「ALBEDO」はぶっちゃけお薦めしないけど(笑)!
いつのゲームだよって思ったけど!事前の映像で面白そうだったぶん愕然としたけど!
次回もまた買う。

「勇者ああああ」2回目! 「にわか」以上に「老害」は嫌われる

今推してるのは、勇者ああああ、バカリズムの30分ワンカット紀行なのかな。
「ネットもテレ東」もしくはニコ動で無料視聴。
視聴はこちらから


2回目にして番組の印象ずいぶん違ったなー。

「にわかゲーマーをあぶりだす」企画が前回好評だったけど、
観てるみんな、「にわか」は嫌いだけど、
「老害」はもっと嫌いなのがハッキリわかった。

しかも面接形式なのがよりアルピー2人の印象を悪くしてたなー。(コントだけど)
2人の苦労人時代を知ってるかどうかで印象違ったと思う。

やっぱり初回の子が、レースクイーン&ぶりっ子キャラで「斬られ役」としていい仕事してた。

今回は声優の仕事してる子で、(しかもダンガンロンパ出演トークはカット)
ゲーム好きなんだろうけど、レトロゲーム知識だけで追い詰められてるように見えてしまった。ていうか本当にそうだ。
「ぷよぷよ」「ドラクエ」を、みんなが知ってる時代ってもう何年前だろう。

猟師VSクレー射撃のガンシュー対決も時間がかかった割に、
結局テレビを調達するとこ、スタッフ自前のゲームを用意してたところが一番盛り上がったという。


そして前回「次回の予告」として放送したシーンがない。(ゆるすぎ!)
初回の結果で上がったハードルに、思いっきり足が引っかかったような2回目だったが大丈夫なのか!
2度にわたり次回予告で流れた、お侍ちゃんの運命やいかに!

PSプラス更新!授業中の落書きが戦う「ドローン・トゥ・デス」配信!

今月のPS4フリープレイ枠。
「ドローン・トゥ・デス」!

DSCN0352.jpg
だっせえキャラが、ひでえセンスの武器を持ち、きったねえ言葉を吐いて殺しあう、
グロいけど笑えるオンライン専用ブッ殺しゲーム!


さっそくチュートリアルから!撃つ!ジャンプ!リロード!
今どきのアクションシューターは操作が複雑化してボタンが足りてない。

たとえば近接攻撃はスティックを押し込むことでもできるが、コントローラを振ることでもできる。

DSCN0348.jpg

弾の補充は「リロード」と声にだして行う。
「リロード! リロード!!」




DSCN0350.jpg

「このゲームに音声認識なんてないゲロ! は、は、腹が痛いゲロ!」
「・・・・・・」


あ、あの、あのなあ!
先月配信された「テラウェイ」がPS4の機能を使いまくるゲームで、マイクに叫んで敵を追い払うシーンがあったんだよ!!
それを終えた次にこの展開!
何で俺にだけエイプリルフールが遅れてやってきたんだよ!頭抱えたわ!!


ゲーム内容は、絵柄の奇抜さとは裏腹に、安定したつくりのシューティングだと思う。
このジャンルは、特にオンライン専用は普段やらないんで詳しいレビューはできない。

シンプルにデスマッチ、チーム対戦。
キャラクターごとの特性がわりと強くて、飛行や自爆など、各性能を知るため一度はトレーニングをやっとこう。

爆乳ニンジャとか、サイボーグとか、あえてダサイ、汚いことで笑わせる。
キャラ解説を読むと、作者の考えや人間関係がなんとなくわかるのは好き。
試合中にも、最終手段として「神の手」を1度だけ召喚できる。

DSCN0353.jpg


邦訳がネット用語を使いまくってて、
「それは何か違うんじゃないかなあ、このノートを描いた人、そういう人種なのかなあ」
って気はする。
翻訳した人がネタのために小馬鹿にしてる感じ。

「ブレイキング・バッド」でも、日本人から見ればずいぶん大人っぽい兄ちゃんがこういうの描いてて驚いた。
描いてる人はかっこいいつもりで、そこが可愛い。青春の香りがする。

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キッズ層を切り捨てて身軽になったゲーム番組「勇者ああああ」1回目感想

ゲームに興味がなくても楽しめるゲームバラエティ「勇者ああああ」第1回が始まった。

ニコニコ動画から公式配信されているので、こちらから。
勇者ああああ


友達とゲームやるときと、テレビ番組でゲームを扱うときの違いは、
「これ飽きたから他のゲームやろうぜ」
って言えそうかどうか。

テレビ番組でゲームを扱うとき、本当はしんどいのにゲームと付き合ってる感じがして、痛々しくなることが多かった。
ゲームセンターCXは成功例だけど、
もっと好きなようにゲームで遊んで、知ってる範囲でゲームの話をしてて、より観ていて楽な番組が始まった。


ロード時間がゼルダのパロディ。
ゲームに詳しいスタッフが作っていることを演出しつつ、波動拳を連続で出すチャレンジ企画。

単純なんだけど、
「そういえばスーファミの格闘ゲームって必殺技出にくかった!」
とか思い出す。

そして、ラジオでは結果を残しているけどテレビでは使いづらかった、アルコ&ピースの「らしさ」が出てる!
平子(メガネの方)が尊大になって、酒井(小柄な方)がチンピラっぽくなる、
大したことはやってないんだけど「ボコっから」と連呼する酒井。

川崎には荒くれ者が大勢いて、酒井もその一人だった…設定があるらしくて、ラジオだとずっと「ごっこ遊び」みたいに続くんだけど、これでも適度にマニアックな空気出てて面白い。


「ゲーム好き」とプロフィールに乗せている女の子が本物かどうか確かめる企画。
個人的には、他番組の「にわかカープ女子摘発」を見たときもなんだけど、
好きって言うぐらい自由じゃん、みんな履歴書の趣味欄に本当のこと書けるか!?
と思ってしまって乗れないんだけど。

ピエール瀧の名がさらっと出てきたこと、BGMに電気グルーブが出てきたのが面白かった。
手加減しない酒井が、
「なんだかんだで女子とゲームやるっていいな…」
って結論になって、認めない派の平子とぶつかる流れを期待してしまった。


後半のゲーム好き芸人のネタは完全に「あらびき団」の空気!
ときメモ音声認識ネタは、目のつけどころからして
「あっ、この人たち昔からゲームやってたんだ」とわかる。

面白くないところがネタになる小石田純一が完全に「ふとっちょカウボーイ」のポジションだ。
売れる前のハリウッドザコシショウが「ハットリ君がやられるところ」とかやりに来そう。


まだ番組自体が手探りで、反応しだいでゲーム番組寄りになるか、バラエティ寄りになるか決まっていくようだ。

レトロゲーム(って呼び方もそろそろなくしていいと思うけど)がいいのか。
スマホや新作ゲームにもふれていくのか。収録だから難しいのかな。

テレ東だけどニコニコに公式配信で、
オンエアで初めて、F1レースのBGMを間違えていたことに気付いた平子がツイッターで嘆いていたり、ネットとの相性もいい。

キャラが入ったときの酒井や、今後おそらく出てくる、滑る芸人やゲームやらない人を攻撃するコメントが発生しなければいいけど。

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実は両方ともNETFLIXの「お笑いコンテンツリーグ」で配信されたばかりだったりする。

「響 小説家になる方法」で思い出す「綿矢りさ応募要項よく見ずに応募した伝説」

マンガ大賞の「響」を読み始めた。

天才女子高生作家が、処女作を直筆で応募して、
出版社側は応募要項を読んですらいない、と捨てるところを偶然拾われて…。
って導入部。
綿矢りさ、金原ひとみ、羽田圭介が一気にデビューした2000年代前半を思い出して懐かしくなった。


そのころはパソコンが若者の手にわたって、小説とかショートショートを書くのが一気に楽になった時代。
羽田さんの現状は想像もできなかったけど、彼は綿矢りさのデビューしたのを知って
「先を越された」と思い、黒冷水を書いた。

白岩玄も「野ブタ。をプロデュース」ドラマ化。ほぼ別物だったけど。
ほかにも何人か天才少年少女作家が生まれて姿を消した。



十代がおっさん、おばはんの価値観を蹴飛ばす感じ、カッコよかったなあ。宇多田ヒカルもいた。

今思えば、ロックスターに憧れてギターを買う感じで、若者たちは小説を書き始めた。
(そのうちの1人が自分だったんだけど、その記憶には厳重にカギかけて穴掘って埋めた)


・自分は天才だけど、審査員が才能を理解してくれるかがわからない。
・応募ってどこにすればいいの? どんな紙に、字数は、ジャンルは?
・実はワイロを送らないとデビューできないって噂ほんとう?
しょうもない悩みが作家志望者の間に広まった。
書く前にそんなこと気にしてる時点で失格って感じがするけど。

その中で、
「綿矢りさはすぐダメになるような感熱紙で応募したけど受賞した」
都市伝説みたいなことが、作家志望の集まるサイトで囁かれていた。
かっこいいなーと思った。

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これがマンガの力だ。 吉本浩二「淋しいのはアンタだけじゃない」2巻レビュー

「ぼくら、目で楽しめるマンガが大好きなんです」
聴覚障害を持つ人には、全て目で楽しめるマンガ好きが多い。

彼らと交流するうち、メディアで取り上げられることの少ない「聴覚障害」をテーマに描くことにした作者。

「マンガが好き」
と言ってくれた人たちに託され、症状はマンガにしかできない文字の歪みや、歪んだ擬音で描かれる。

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難聴は、ただ聞こえづらくなるだけじゃない。耳鳴りの苦しみ、孤独。
家庭から会話が消える。人間関係を壊し、人格を変えていく。痛みを、強烈なタッチで描き込む。

想像したことのない聴覚障害の恐怖と、手に負えなくなってくるテーマに、マンガの力で向き合う作者。

2巻で話を聞いた医師は、自身も途中失聴者。
人生の途中で難聴を患った人は、24時間消えない耳鳴りに苦しめられることが多い。
ある日「耳に水が入っているような」感じがして、左右の聴力に差が出てきた。
今でも、常に高音の耳鳴りがして睡眠薬がないと一睡もできない。
「常にマイクのハウリング音が聞こえる」

自暴自棄になって、衝動的にアクセルを踏み込んだ。

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耳鳴りの薬はない。他に気をまぎらわせるしかない。
自分も苦しみを知りながら、患者には治らないことを宣告しないといけない。


聴覚の話と並行して進むのが、取材当時話題になっていた佐村河内守のゴーストライター騒動だ。
ひとりの聴覚障害者に、
「彼は昔からボランティアに来てくれていた。聴こえないはずです」
と証言されて始まった、佐村河内夫妻への取材。

彼はそもそも「完全に聞こえない」とは言ってない。
なのに「聞こえないはずなのに音に反応してる」と笑いものにされた。
難聴に苦しむ人は、記者会見で笑い者にされる姿を自分に重ねた。
笑われている。
疑われている。
あれが自分に対する世間の目なんだ、と。


佐村河内夫妻は、壮絶なバッシングを受けた後なのに、他では話せないことも丁寧に話してくれる。
マスコミの酷い手口も聞いた。ぜひこの人の味方をしたい。

だが、医者の見解と佐村河内の話に一致しない部分が出て、作者をまたも苦しめることになる。

データだと、佐村河内本人の証言よりは聞こえるはずだ。
佐村河内さんは難聴になった時期に兄弟を亡くしている。心因性の難聴だってある。
難聴になるとみんな発声が独特になるのに、なぜあの人だけ自然に話せる。

何が本当で、どう描けばいい。
部外者の自分が、これほど他人のナーバスな部分に踏み込んでいいのか。

佐村河内に都合の悪いことは描きたくない。だけど嘘を描いたら「マンガ」を裏切ることになる。




3回目の佐村河内家での取材。
重い空気の中で、口下手な作者が言葉を選んで質問をする。

漫画の世界も厳しくて、頑張って描いても話題にされなくて、生活もたいへんです。
もし自分にも、難病とか、いじめとか、引きこもり経験とかがあれば注目されるかも、と思ってしまったことがある。

「現代のベートーベン」ともてはやされたとき、そんな思いは、なかったですか。

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今さらブレイキング・バッドにドハマリして抜け出せず。

海外ドラマの中でも「宿命の大統領」と並ぶお気に入りになった。他のにいろいろ手を出しても結局戻ってきちゃう。
今シーズン2終盤。

余命わずかになって、ドラッグ精製で家族に資産を残そうとする教師と、巻き込まれた生徒。
さらに人気キャラらしい、うさんくさい弁護士も登場。
(こいつのスピンオフ作品もあるそうだ)

ヤク中の悲惨な奴ばかりが登場して、アメリカで生活することの大変さも描いているのに、
悩んでる時間が少ない。
泣きながら「どうしてこんなことに・・・」って逆境に追い詰められては
「この状況なら、こうするしかねえ!」
と、すぐに行動。盗み、殺人。どんどん戻れないことになっていく二人だけど、根底には良心がある。


ボロボロのヤク中夫婦から金を取り立てないといけないエピソードは悲惨、悲惨。そりゃもう悲惨、のち爆笑。
ゴミ屋敷で廃人のようになったダンナが
「もう金は用意できた~」
って、出してきたのが、丸ごと強奪してきたATM!

これを破壊すればすぐにでも金を返せるでしょ、
と、ヤク中でボロボロのオヤジがATMをぽこぽこ殴るんだけど、一行に壊れない。
「ちょっとヤクさえあれば力が出てくるんだけどな~」とか、ボロボロの肌で言っている。
この悲惨な絵面! 正常な思考回路を失った人ばかり集まる。「悲惨」の何乗だ!

だけど、そこにいた子供だけは抜け出せるようなシーンもある。
えげつない暴力もあるけど、スタッフにちゃんと良心があるから観ていられる。

現実が悲惨なのは当たり前。
くさってる暇があるなら、もがいてサバイヴするのが当たり前。
もがき続ければ、たま~に助けてくれる人もいる。ジョークで笑える時間もある。
いきなり能天気な歌にのせて「これまでのあらすじ」を振り返ったり、大胆に視聴者をおちょくってくれる笑いも実に自分好み。

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島本和彦×ジャニーズWESTで「炎の転校生」復活!

NETFLIXで「炎の転校生REBORN」実写化配信決定。

島本和彦の「炎の転校生」の後の時代を舞台に、「ジャニーズWEST」の7人が主役。

2017年内には明石家さんまプロデュースドラマ「JIMMY」も配信されるし、ジャニーズと吉本が本格的にネトフリに参加することになる。



それにしても島本ファンとしてメチャ驚いたぜ。
ジャニーズWESTがどんな人たちか全く知らない。
ジャニーズファンもこの古い漫画、なんなのかサッパリだろう。
互いにサッパリだ。だけど、嬉しい。
実写化かよ、ジャニーズかよ、なんて島本ファンなら言わないはずだ。

名作漫画でも、パチスロやらスマホゲームにゲスト出演して、懐古ファンの客寄せになってる姿を見る。
それより若いグループで、新作ドラマ化なんて最高だろ!
俺が他の配信サービスじゃなくネトフリを選んだのも運命だったんだ!!

そして「地上波じゃないからお金ないし見れない」とツイートした子供たちがいた。希望を捨てるな!!捨てたら終わりだ!
ネットのドラマ配信は、最後まで全話一気に配信されたりする。そうでないのもあるけど。
そしてネトフリは加入後1カ月は無料。

だから親に頼んで加入してもらって、無料部分だけでキャンセルしてもいい。
懐かし系のラインナップも、知られざる名作映画も多いのでパパママも、
「CMだらけの地上波よりネトフリずっと契約したままでいいよー」
ってなるかもしれない。


そしてひとつ言えるのは、「いい原作に当たったな!」

ヤマト、あしたのジョー、ジョジョあたりはどんな名演技でも叩かれる。
だけど「炎の転校生」ファンは
「連載終了後に生まれた、思い入れのない奴らの実写化なんか認めん!」
とは言わないはずだ。たぶん。

悪の教育委員会の手先になった学校に、転校生として入り込み、次々悪の教師や生徒と戦う。
(超要約してこのストーリー)

次々と違う部活の選手が出てきて、予想外の方向で決着が付く。
下ネタ、エロ、グロに頼らない。
あだち充と高橋留美子他、強豪揃いのサンデーで、なんとかこの作品で名を上げてやろうとする、まだ若手だった島本和彦のイキの良さ。

それを、ジャニーズにもっと凄い先輩たちがいるけど、これから名を上げていく(のだと思う)グループが演じる。いい。漫画版主人公の滝沢は校長になっているそうなので、滝沢だけ誰が演じるのか気になる。あの後、結婚はしたのか。クラスメイトたちの出演はあるのか。
とにかく今は「炎の転校生」が話題になっているだけで幸せだ。
その中から、何人になるか知らないが、原作を好きになってくれる人がいればより幸せ。

コロコロアニキ8号、電子版コロコロ創刊号付き!


青年誌のコーナーに置かれるほうのコロコロ、買ってきた!
興味のないホビー漫画つらいなあとか、苦笑いしてスルーしてたんだけど今回は買った。
四角いボディにみっちりマンガを詰めて、電子書籍で創刊号が読めるコードと、限定ベイブレードが付録。



「ミニ四駆なんかとっくに卒業だ!」レッツ&ゴー中学生編、
母の死、長い低迷。不幸が幸福に転じる、のむらしんぼ「コロコロ創刊伝説」。起死回生の「ハゲ丸」誕生。

そして「あまいぞ!男吾」の「ザ・男子向けマンガ」の風格。
冒頭にお嬢様が啖呵きってケンカに挑むところから始まり、
なぜそうなったのかの経緯が描かれる。
この1話だけで登場人物がどんな性格で、どんな関係性なのかわかる。
40周年記念号で貴重なインタビューがあったり、繊細な絵のマンガも掲載されてる。
各世代に響く子供時代のエピソードがある。
その中で、まさか小学生男女のケンカ漫画が印象に残るとは。ベテラン強し。

あと小田扉の謎プロレス漫画。天山が人間の理性を失って牧場で世話になる。

3月25日の雑記 石黒正数は頑張ってるのに俺ときたらよう


「それでも町は廻っている」最終巻を読んだ。
「その気になれば続けられるけど、一旦このへんで切りましょうか」って余裕。



若手漫画家にとって連載を持つってのは、ハードル競争みたいなもの。
毎回ギリギリの高さを跳ばされて、
順調に見えてもわずかに足がひっかかったら全て台無しになる過酷なもの。
なのにひとりだけ、ハードルを跳びつつ目線は42.195キロ先に合わせていたような、恐るべき長距離ランナー資質。

「それ町」は、主人公の高校三年間の中から、時系列にとらわれずどこか1日を描かれる。

現実の僕らも過去を振り返るとき、時系列順に思い出したりはしない。
つらかったことや、なんでもないのになぜか覚えていることなど、ランダムに思い出すはずだ。
「それ町」を本棚に並べて、てきとうな巻数を読むことは、青春時代を振り返るのに似ている。

作者はそこまで意図したんじゃないにしろ、結果的に革新的な作品になった。
連載10年以上にわたって用意していた伏線を明かしつつ、話ごとの関連性を恐るべき細かさで処理しつつ、表面的にはなんでもないようなエピソードたち。
規格外というか、ファンにとってはこれでも全然「見合った」評価と認知度が与えられてない気がする。
永遠のような一瞬のような物語、とりあえずの一区切り。



チャンピオンに連載している「木曜日のフルット」、最新話はグルメ漫画ネタ「さなのギャンブルめし」だった。
両作品とも似た雰囲気だけど、フルットは週刊連載なので、賞味期限が短い。
「それ町」は5年後に読んでも同じように面白いけど、
今回のフルットは、グルメ漫画界がすごいことになっている「今」の感覚でないと、ちゃんと理解できない。




他にもいろいろ見たものはあるんだけど、春はなんだかんだ忙しくて。
YOUTUBEでいくつか観たVR対応の映像を観た。コリアン・アイドル系のPVがいくつもあって、ちゃんと見るのは初めてだったんだけど、「あー、こりゃアジア系好きの欧米人メロメロだわ」って納得。


「ブレイキング・バッド」シーズン2の、敵を暗殺しようとたくらむシーン良かった。

「バン、バン、バンで終わりだよ!」
「バンバンバン、ってことは3発撃つのか?」
「知らねえよ、2発か3発だ!」
「頭か、胸か?そもそも銃に弾は何発入る?」

慎重派と大胆派のふたりの会話が、笑いを生みつつ、だんだん実行の様子を細かく想像させられて怖くなってくる。

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