「スタートレック」はこういう話だ!と言わんばかりの「移民の歌」エピソード


これは、NETFLIXで始まる新シリーズを楽しむために「新スタートレック」から観始めたら、
昔の特撮が思った以上にいい味で、より最近のシリーズに馴染めない気がしてきた人間の物語である。

1993年作品とあるけど、それはおそらく7シーズン終了時のことで、実際にこの話がアメリカで放送されたのは80年代だった。そりゃ時代感出るわ。



今日はシーズン3の2話「移民の歌」。
1万5千人の人類を抹殺しようとする宇宙人「シャリアック」を説得するエピソードだ。

人類をはるかに超えた科学力の「シャリアック星人」が開拓しようとした星に、なぜか1万5千人もの人間が住んでいる。
3日後に全員を「駆除」する気のようだが、その前になんとか対処しなければ。


惑星にいた人間たちは、90年前の宇宙船事故で漂着した人間の末裔だった。
砂漠に水を引き、かすかな希望をつないで作り上げた町。
「実はこの星は、100年以上前からシャリアックって連中の領土なので、すぐ逃げないと全員殺されます」
と説明しても相手にしてくれない。

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心がわからないのに説得役を任されるデータ少佐。ジョークを理解しようとするとき「ふむ…」と表情を変える。名演技。


「シャリアック星人」は、命を奪うことをなんとも思わない。だが「悪」とも違う。
宇宙連邦の法律にそって、領土に不法滞在している生き物は排除してもいい、と記述の通りに人間を殺そうとしている。
見た目は完全にモンスターだけど、
「宇宙連邦の法律の第何条にこういう記述がある」と話せば、相手がどんなに無力でも話を聞く。

理屈で行動する宇宙人と、理屈では動かない人間たち。
価値観が違う2国間の説得にまわらないといけない。

こう聞くと面倒くさそうだが、実際は未知の惑星探索で美女との出会いもある。

通信に応じてくれたシャリアック星人に、なんとか開拓を延期して人類を救ってくれないか、と情に訴えて説得した途端、
話にならんとばかりに強制シャットダウン!
対応を間違えるたびに破滅が近づく。

シャリアック星人に開拓を延期してもらうため、議論に使える条約がないか調べるシーンが新鮮!

異文化の衝突・法律の解釈・機械と人間の違い。
これだけの内容を含みつつ、エンターテイメント。
「スター・トレック」とはこういうドラマです!
と宣言したようなエピソードだった。

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スタートレックの合間にZガンダムも観てみたりする


ネトフリで「新スタートレック」シーズン2の終盤まで鑑賞。

この世界では、人間が使う武器は基本的に1種類。
体術以外は超強力な「フェイザーガン」を装備していて、撃てば敵はだいたい消滅。ちなみに、レジで「ピッ」てやるあの機械に似ている。
そういえば惑星を調査するときに「フェイザーをマヒにセット」って言ってたのは、超強力な武器を、あらかじめ「麻痺」レベルに弱めて探索しに行こうってことか!おお、今、新規ファンにしかわからない楽しみを味わっている!

僕がSFドラマで面白いと思う瞬間がわかってきた。会話の中から
「あの道具はああやって使うのか」
って、ぼんやり未来のシステムが理解できていくのがおもしろい。


何といっても、毎回出てくる異星人の文化レベルの差が新鮮。
こちらを一瞬で壊滅させられる科学力の持ち主がいきなり現れるとか。

一瞬で殺されるかもしれない相手と話し合うとき、一応武装するべきか、相手には攻撃してくる理由がないから丸腰で会いに行くほうが誠実なのか。

何世紀も宇宙を漂ってきた、20世紀末の漂流物を拾ってしまう話とかも、わくわくすると同時に、この時代は現代と繋がっていて、自分も家族もとうに死んでることに気付いてぞっとする。


観ている番組の傾向からSF好きと判断されたのか「Zガンダム」も候補に出てきてちょっと観た。
画質が良くなってるのかテレビが違うせいか、
「え、この年代のアニメって、こんなに絵のクオリティ高いの?」ってぐらい綺麗。冒頭で通る通路が無重力になっているのが新鮮!ゼロ・グラビティ!
新スタトレは無重力表現がなかったから、思わぬところでアニメの強みを観た!

だけどガンダムに「人型だ…コストかかったろうなあ」と余計なことを考えてしまう。

ガンダムが人型であることが気になってたら話に集中できそうにない。
いったんスタトレが一段落ついてから本格的にガンダムも観てみようかなあ。いつの日になることやら。

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「スター・トレック」デビューして1週間。

90年代のTVドラマ「新スタートレック」シーズン2の「ホログラム・デッキの反逆者」まで鑑賞。

本当は特撮が苦手で、すぐ「〇〇ごっこやん」と我に返ってしまうんだけど、限られたセットで広大な宇宙を表現する面白さにはまり始めている。
NASAにはスタートレックをきっかけに入った人が大勢いるらしいけど、わかる。登場人物みんな高みを目指す感じ。
「20世紀の人類は失敗を重ねたけど、我々は学習したんだ」
と、困難な状況でも最善を尽くす。


「ホログラム・デッキの反逆者」は現在のVRやAI技術を思わせるエピソードで唸った。
どういう話かというと、24世紀の宇宙船で旅するメンバーが、息抜きにVRルームでたのしく遊ぼうという(笑)。

劇中ではVRルームとは言ってないけど、宇宙船の一室に、何でも出現させられる部屋がある。
部屋を一瞬でジャズバーに変えて、バーチャル美女と演奏を楽しむこともできる。


ここで、素晴らしい頭脳を持つアンドロイドの「データ少佐」たちは、人間のようにひらめきで事件を解決できるかやってみよう、と「シャーロック・ホームズごっこ」をする。

24世紀のみんながシャーロックホームズたちのコスプレをして、VRロンドンの中で、コンピュータが考えたミステリーを解決しようという。
それまで宇宙航海だったのに、何だその展開!って最初笑ったんだけど、事態は思わぬ展開になる。


難易度を上げて、とびきり知能が高く、こっちを困らせるようなライバルを出そう、と設定にしたことで、
ゲーム内の登場人物の頭が良くなりすぎて、
「ここはロンドンではなく、自分たちは24世紀の技術で作られた存在だ」
と気付いてしまう。

さらに、コンピュータを呼び出してコントロール方法を学習して、宇宙船を操作する権限を乗っ取る。
そして(アンドロイドの)データ少佐同様、
自分にも命はないけど、生き続けたい意志があると言い出す。
どう説得すれば、元通り宇宙船の権限を譲ってくれるのか。


僕が今遊んでいるPS4で言えば、ゲーム内のキャラクターが学習した結果、
「電源を切ろうとしたら、無線接続されたスマホで勝手に買い物して、友人を罵倒するメールを送るぞ」
と脅迫されるような。

AIが人間の想像を越える進化をして、神である僕らの「弱み」がなんであるかを学んで反逆する。
今アメリカで人気のドラマ「ウエストワールド」も、同じようなテーマの話らしい。



ちなみに、スタートレックを観始めたきっかけは、映画評論家の高橋ヨシキさんです。
新参者を馬鹿にするような熱狂的ファンも一部いたけど、本当にスタートレックに込めたメッセージを理解していたら、新規ファンを攻撃することはない、と背中を押してくれました。感謝。

皆がドラクエ始めたころに、スタトレ始めました。

NETFLIXで「スタートレック」オリジナルシリーズが始まると聞いて。

皆がドラクエ始めたころに、スタトレを初めて観ました。
事前の知識は
・歴史あるSFシリーズで、熱心なファンがいるらしい
・戦闘よりも会話中心らしい
・耳が尖った人が出てくる
これぐらい。

観たことがあるのは、リブートされた映画版の「スタートレック イン・トゥ・ダークネス」だけ。
ただ、最近いろんなところで情報を聞くようになって、そんなに面白いんなら俺も仲間に入れてくれと思ったのです。入れて!


そしたら、世界最長のSFシリーズを甘く見ていた。
ネトフリで観れるぶんだけで、軽く700話は越える。レンタルDVDだけの時代ならもう挫折だよ。

どれがどの時代の作品で、どこから観ればいいのか…。
とりあえず「新・スタートレック」なるシリーズをチョイス!
あとで調べたら、シリーズの人気を決定づけたシリーズで、入門としては悪くないらしい。


自分の観たのが最近の映画版なので、なんだかんだでビーム撃ち合ったりするんだろうと思ってたら、本当に会話劇だ!
まだ見ぬ宇宙を航海して、異星人とかロボットとか、なんだかよくわからない物体とか、いろんな生命体と出会っての旅。
友好的、攻撃的、独特の習慣や価値観。判断ひとつで乗組員全員消されるほどの科学力があったり・・・いろんな民族と出会っては話をしていく。

変な言い方だけど「殺しても罪悪感がわかなそうな異星人」にも、どうするべきかその度に話し合う。
こちらのクルーたちも様々な文化圏の集まりで、それぞれの立場からの会話を聞いてるだけでいっしょに生活しているようで、キャラクターに愛着がわいてくる。ジョークを解さないロボット隊員がチャーミング。


1話ごとに違う異星人が出てくる面白さは、映画よりもTVシリーズならでは。

そして、シリーズがたくさんあってハードル高いけど、ネット配信で全話見まくれる。
これは新規参入組にとって本当に大きい。
今の国際情勢だからあえて観るべきって感じもする。
または、スターウォーズでSFに興味がわいた人が「ちょっと違う味付けのものを」って観始めるパターンもあるかも。

実は事前に、地味だとかマニアがうるさいとか、ネガティブな情報も耳にしてたんだけど、
後のほうのシーズンになると、印象深い異星人の再登場で、どんどん異文化交流の面白さが増してくるとも聞いている。ていうか、シンプルに面白いなあ。

新作のトレーラー

NETFLIXでアニメ版「悪魔城ドラキュラ」放送開始!

悪魔城ドラキュラ 予告編

ゲームではPS1のころまでプレイしていた「悪魔城ドラキュラ」海外では「キャッスルヴァニア」
ダークファンタジー系のアニメになって、シーズン1前半がネットフリックスで配信!

原作ではムチを使ったアクションに、サブウエポンでナイフや聖水を加えて、敵はホラー映画系のオールスター軍団。
そのまんま描くには無理のある内容をうまく映像にして、ネット配信の強みであるゴア描写、狂った宗教家たちの表現も過激で楽しい!


物語はドラキュラ側から始まる。
ドラキュラが魔術だけでなく、科学の知識があるところが原作との違いで、
(僕のやってないゲーム版にある設定かもしれない)
ドラキュラは無理解な民衆たちに、魔術だけでなく得体の知れない科学を使うとして恐れられ、唯一愛した人間の妻を火あぶりにされる。
血の涙を流したドラキュラは、妻の愛した人間たちをほろぼそうとするが、そこに代々続く魔物ハンター・ベルモンド家の末裔が現れる…という導入。ドラキュラ側の言い分から始まる。

ちなみに、ニンニクや十字架は迷信のため無効。
「迷信」「魔術」「科学」「伝説」がまざりあっている。
どれがどれで、どの力が本物なのかわからずに、全てを恐れて弾圧しようとする宗教家たちが話に加わり、
原作での「ドラキュラVS悪魔ハンター」の戦いにくわえて、世界観が厚くなっている。


ドラキュラが科学にも精通していたことから、民衆に恐れられるだけでなく、ゲーム版のお約束だった「回転する歯車の上を進むステージ」に説明がついているとか、上手く考えらえてる!

そして何といっても、ムチさばきが見ていて気持ちいい。人間も魔物も容赦なく散らせて、時にはくるっと巻き付けて、物を取ったり、転落した人を引き上げたり。原作ではいくらでも使えたナイフを
「一回投げて、ムチで巻き付けて再利用」するアクション、自然に登場する手斧、聖水。

冷静に考えたら万能すぎるムチなんだけど、子供のころからの教育の成果で
「マリオがキノコ食って巨大化することは当たり前」
と思うように、
「ベルモンド家のムチなら万能で当たり前」
と思ってしまう。

さすがに出てこなかった、壁に埋まった骨付き肉が出てきたら歓喜だ。

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