今週の「新スター・トレック」感想とティーパックマン

シーズン3 
16話「アンドロイドのめざめ」

いやー、ぶっ飛んだ。「新スタートレック」シーズン3。
これまでアンドロイドのデータ少佐の「人間になるため人間がやってることを体験するシリーズ」はあったけど、

人間らしく楽器をやってみよう、
人間の笑いを学んでジョークを言ってみよう、
人間の感情を知るためシェイクスピアを演じてみよう、と来て。いきなり

スクリーンショット (11)

部屋で勝手に作ったこの子を連れてくる。

「なぜ事前に相談してくれなかった」
「子供をつくるのに、事前に艦長の許可を取っている人間はいません」


ジョークも、絵を描くことも、子育ても。
「人間が人生を充実させるために行うこと」で同じように認識していた。
全ての生命は子孫を残そうとするから、自分もアンドロイドなりに「子供」を作りました。
過去の経験からいって、健康な子供ができた報告をすると祝福されると予想していたようだ。

また、子供の異形感がすごくて感情移入しづらい!
「お人形」だったらほほえましい話で終わるんだけど、人間とアンドロイドの違いをデザインで「ドン!」と突き付けてきた感じ。
ロボットと友達のようになろうって物語はたくさんあるけど、こいつ愛せますか。

外見と役割を作り直して「介護ロボット」なら共存もできそうだけど、このまま子供が子供を製造していったら、ぶっちゃけ厄介。
人間は醜くても働いてなくても、殺していい理由にはならない。でもアンドロイドのスイッチ止めることには、それほど罪悪感がわかなそう。普段考えないことを考えさせられる。
アンドロイド親子の愛情のようなものを見つつも、じわっと恐怖も感じる。

子供はこのあと、自分で自分の外見と性別を選ぶ。
ゲームの主人公設定みたいに、無難に人間目線から感情移入できそうな人間の女の子を選んで、学校やバーを体験していくけど、やっぱりお父さんと同じで、人間より有能だけど人間になれず、生後何週目か何か月か、そのぐらいでもう生きる意味や自分の限界にぶつかってしまう。

スクリーンショット (12)
左側にいるのは、初期シリーズで黒人女性が主要メンバーになったのを見て大喜びした(らしい)ウーピー・ゴールドバーグ。


他にもデータ少佐回は印象に残るものが多くて、宇宙の悪徳商人に「モノ」として奪われ、現存する唯一のベースボールカードといっしょにコレクションされかけたり、

テレパシーで全ての思考を読み取ってしまう男に、「気持ちが入ってこない。静かで落ち着く」という理由で気に入られて、とてつもなく危険な旅に同行することになったり。

今、スタートレックデビューしたばかりだけど、数カ月前の自分に「アンドロイドつっても、単に白塗りの人が演技してるだけやん!」って笑われたらちょっとムッとする。




今週のキン肉マン「スペイン茶会事変!!」の巻
タイトル(笑)

こちらから無料で読めます

人気が盛り上がってからの新シリーズで闘う一人目がこいつって、やっぱり勇気ある展開だなあ。

今回はスノボを思わせる動きを見せるんだけど、この超人が初登場したとき、作者もデザインした子供も、スノーボードの存在を知らなかったはずだ。
今の時代までねばった。
ティーパックマンが、というかゆでたまご先生が。

スノーボードのまま突っ込むんじゃなくて、ワンクッション置いて新技に移行し、出尽くした感じで来週はお休み。
まだ沸騰するのか。出涸らしなのか。
インドが紅茶の国でもあるので、カレクックと共に、頭上に食いもん乗せてる奴同士の友情が見れるものと思っている。

8月27日の雑記 NETFLIX版デス・ノートに隠れて配信されたマリファナコメディ「ハイ・ライフ」

漫画原作の映像作品ってさ、キャストが似てなくても別にいいですよね?
映画作ってる側は、原作ファン採点のそっくりさんコンテストをやりたいんじゃなくて、映画作ってるんだよ。

そのことを強く思ったのが実写版「アカギ」で、あの時代に銀髪の少年ってもう不思議な奴じゃん。
相当オシャレに気を配ってる奴じゃないか、周りは誰も髪形に触れないのか、とか余計なこと考えてしまう。
むしろ「アカギ」を忠実に再現するなら、ぼっさぼさor坊主にした方が、作品に忠実ということなのでは…とか思ったけど…まあいいや。


ネトフリ版デスノート感想です。
物足りなかった。

シアトル在住の高校生ライトは、死神リュークに、名前を書いた者を殺す「デス・ノート」を渡される。
強大な力を持ってしまった高校生は、テロリストや誘拐犯を次々殺して「神」とあがめられる。

秘密を打ち明けた彼女とネット掲示板を見るシーンが一番興味深かった。
「こいつはこんな罪を犯しました!殺してください!」
ライト信者たちによって、ずらっと犯罪者たちの情報が書かれている。
正義のために片っ端から殺しちゃおう、ぐらいの勢いの彼女に対して、ライトは、いやいや…本当にそんなことをしたのかわからないし、簡単に殺していくってのも…と悩む。

ライトに対して、天才黒人探偵「L」と謎の東洋人WATARIが迫る。
この2人組のビジュアルが強烈。全身タトゥーと変な髪形のワタリが死神よりインパクトあって、「シャーロック」みたいにこのコンビの活躍ならもっと見てみたい。

「L」がライトに会うときの推理は頭脳的というか、笑ってしまうような推理で、
「こいつ、それだけのヒントでよく真犯人まで迫ったな!?」と。
一方的に強いライトを見るだけで面白くないからとリュークがヒントをくれるとかなら納得いくけど、
犠牲者は中継の死角で何かされたとか、検出されない新種の薬物を摂取したとか、常識的な可能性は全て飛び越えてデスノートの力を嗅ぎ付けてくるっていう。

単純に殺すだけから、応用編として行動を書き足したりノートを破ったりするまでも1本の映画の尺に収めないといけないので、ちょっと無理した印象。




実はデスノートと同日、まだ序盤しか見てないけどNETFLIXで強烈な作品が配信されたんです。
「ハイ・ライフ」というコメディ。
ネット配信でしかできない、医療用大麻販売を営む一家のホームコメディ!
おなじみの「HAHAHAHAHA」って笑い声の演出が入ってる。
英語と現地の空気を知らないので、面白さの何割も理解できてないのが悔しい。

題材的なアレなのか、日本版がなかった。
海外版トレイラー


スタッフをまとめるのは、日本人でいえば樹木希林みたいな強烈なかあちゃん。
かつて反抗の象徴として大麻を吸っていた世代。医師の許可さえあればマリファナを買える時代に寂しさも感じている。
(このへん、詳しい制度のことはわからない)

他、イラク戦争に参加した、明らかにアメリカ側じゃなさそうな元軍人、
「いわゆるアジア人枠よ」とメタネタをぶちこむ中国娘、
さらに、有名企業への就職を蹴ったエリートの息子が帰ってくる。

マリファナは合法になったから、ライバル店でひしめきあうはず、
うちみたいに昔から細々と営業している店は潰される、大規模なチェーン展開をしようと息子が提案して、家族で対立する。

「大麻を通じて権力と戦ってきた、自分が権力を持つ側にはなりたくない」
と主張するかあちゃんは、さっそく夫婦間のストレスがたまっている客を大麻で解決。

たまに奇抜な演出はあるけど、テーマの突飛さだけで始まった企画って感じじゃない。フルハウス観てるみたい。
海外でのドラッグと人の距離感みたいなのを学べそうな気もする。これは注目作。



アマゾンって、取り扱い商品なんでもいいのかよ。謎。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

「新スタートレック」シーズン3から一気に面白くなってくる説は本当なのか


25日のハリウッド版デスノート配信の前に、海に行く予定もキャンセルしてNETFLIXで新スタートレック鑑賞だ!

シーズン3に入って、2017年の世界情勢と重なるような「ロミュラン帝国」との一触即発の事態が続く。
制作環境が変わったのか、映像がリッチになって、1話ごとの深刻さが増した。


「守護神伝説」では、文明の進んでない惑星を調査中に、ワープする姿を見られたクルーが神と勘違いされる。
異星の文化に干渉しない方針なのに、このままではやがて宗教として確立されてしまう
神って、ほんとは見間違えひとつが起源かもよ?って宗教に対する皮肉も入ってて面白かった。


緊張状態にある「ロミュラン帝国」関連のエピソードは、よく1話にいろんなテーマ詰め込むなあって感心する。

敵対していた「ロミュラン」から亡命してきた兵士が、
「我々はお前らに大規模攻撃を仕掛ける予定があるから、今のうちにロミュランを先制攻撃しろ」
と情報をくれる。
だけど、もし嘘ならこちらが条約を破ることになる。相手に反撃させる口実を与えることになる。

さあどうする?この亡命してきた奴は信用できるのか?って話なんだけど、ロミュラン星人がシーズン1からずっと感じが悪いのが、ここにきて「効いてくる」。
傷の手当をしても悪口を言うし、出された酒を口にして、食べ物を自動的に作るマシンの性能が劣ってるとか、ひとつひとつ悪口を忘れない。

うわー!こいつめんどくせー!
とは口に出さず、他民族ともわかり合える日が来ることを信じる。

しかし、亡命してきた男の経歴を調べると、単なる一兵士ではなくて、過去にけっこうな数の命を奪ったことがわかるし、追求しても
「初めて子供の笑顔を見て、平和を願うようになった」
とか、正しいようなことは言うけど証拠はないし、やっぱり感じ悪いし(笑)こいつの処遇をどうしたもんか、最終的には艦長のピカードに全て委ねられてるんだけど、
芸術を学ぶアンドロイドとか、元々好戦的だけど冷静に振る舞ってきた民族とか、テレパシーを使える種族とか、
各クルーがそれぞれの立場から意見してくる。

積み重ねてきたエピソードが効いてきた。



プレミアがついていた「ハード・コア」実写映画化により再販。原作者はオールドボーイの人ですよ。
クレイジージャーニー高野秀行回は、人生で初めて仕事として文章を書いた回なので思い入れ有り。買いましょう。買いましょう。

「スタートレック」はこういう話だ!と言わんばかりの「移民の歌」エピソード


これは、NETFLIXで始まる新シリーズを楽しむために「新スタートレック」から観始めたら、
昔の特撮が思った以上にいい味で、より最近のシリーズに馴染めない気がしてきた人間の物語である。

1993年作品とあるけど、それはおそらく7シーズン終了時のことで、実際にこの話がアメリカで放送されたのは80年代だった。そりゃ時代感出るわ。



今日はシーズン3の2話「移民の歌」。
1万5千人の人類を抹殺しようとする宇宙人「シャリアック」を説得するエピソードだ。

人類をはるかに超えた科学力の「シャリアック星人」が開拓しようとした星に、なぜか1万5千人もの人間が住んでいる。
3日後に全員を「駆除」する気のようだが、その前になんとか対処しなければ。


惑星にいた人間たちは、90年前の宇宙船事故で漂着した人間の末裔だった。
砂漠に水を引き、かすかな希望をつないで作り上げた町。
「実はこの星は、100年以上前からシャリアックって連中の領土なので、すぐ逃げないと全員殺されます」
と説明しても相手にしてくれない。

34cec42b438d03ea33b75581cd5a3781_400x400.png
心がわからないのに説得役を任されるデータ少佐。ジョークを理解しようとするとき「ふむ…」と表情を変える。名演技。


「シャリアック星人」は、命を奪うことをなんとも思わない。だが「悪」とも違う。
宇宙連邦の法律にそって、領土に不法滞在している生き物は排除してもいい、と記述の通りに人間を殺そうとしている。
見た目は完全にモンスターだけど、
「宇宙連邦の法律の第何条にこういう記述がある」と話せば、相手がどんなに無力でも話を聞く。

理屈で行動する宇宙人と、理屈では動かない人間たち。
価値観が違う2国間の説得にまわらないといけない。

こう聞くと面倒くさそうだが、実際は未知の惑星探索で美女との出会いもある。

通信に応じてくれたシャリアック星人に、なんとか開拓を延期して人類を救ってくれないか、と情に訴えて説得した途端、
話にならんとばかりに強制シャットダウン!
対応を間違えるたびに破滅が近づく。

シャリアック星人に開拓を延期してもらうため、議論に使える条約がないか調べるシーンが新鮮!

異文化の衝突・法律の解釈・機械と人間の違い。
これだけの内容を含みつつ、エンターテイメント。
「スター・トレック」とはこういうドラマです!
と宣言したようなエピソードだった。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

スタートレックの合間にZガンダムも観てみたりする


ネトフリで「新スタートレック」シーズン2の終盤まで鑑賞。

この世界では、人間が使う武器は基本的に1種類。
体術以外は超強力な「フェイザーガン」を装備していて、撃てば敵はだいたい消滅。ちなみに、レジで「ピッ」てやるあの機械に似ている。
そういえば惑星を調査するときに「フェイザーをマヒにセット」って言ってたのは、超強力な武器を、あらかじめ「麻痺」レベルに弱めて探索しに行こうってことか!おお、今、新規ファンにしかわからない楽しみを味わっている!

僕がSFドラマで面白いと思う瞬間がわかってきた。会話の中から
「あの道具はああやって使うのか」
って、ぼんやり未来のシステムが理解できていくのがおもしろい。


何といっても、毎回出てくる異星人の文化レベルの差が新鮮。
こちらを一瞬で壊滅させられる科学力の持ち主がいきなり現れるとか。

一瞬で殺されるかもしれない相手と話し合うとき、一応武装するべきか、相手には攻撃してくる理由がないから丸腰で会いに行くほうが誠実なのか。

何世紀も宇宙を漂ってきた、20世紀末の漂流物を拾ってしまう話とかも、わくわくすると同時に、この時代は現代と繋がっていて、自分も家族もとうに死んでることに気付いてぞっとする。


観ている番組の傾向からSF好きと判断されたのか「Zガンダム」も候補に出てきてちょっと観た。
画質が良くなってるのかテレビが違うせいか、
「え、この年代のアニメって、こんなに絵のクオリティ高いの?」ってぐらい綺麗。冒頭で通る通路が無重力になっているのが新鮮!ゼロ・グラビティ!
新スタトレは無重力表現がなかったから、思わぬところでアニメの強みを観た!

だけどガンダムに「人型だ…コストかかったろうなあ」と余計なことを考えてしまう。

ガンダムが人型であることが気になってたら話に集中できそうにない。
いったんスタトレが一段落ついてから本格的にガンダムも観てみようかなあ。いつの日になることやら。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
↑