PS4ダウンロードゲーム「フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと」は廃墟好き必見


アートとゲームの中間を進むジャイアントスパロウの新作「フィンチ家」
購入時には原題「WHAT REMAINS OF EDITH FINCH」だったが、ダウンロードしたら日本語になった。

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家族が次々と怪死したフィンチ家に、生き残りの娘が帰省する。
グロテスクに増築された実家を、主観視点でうろうろ。
放置されたままの本やおもちゃから、祖先たちの最期を追体験する。

子供が死ぬ瞬間を「本人の視点」で体験する。主観視点が生きるのは戦争ゲームだけじゃないのだ。
おだやかな最期に見えても、客観的に見れば痛々しい事故。
悲劇でも本人にとっては、幸福感で満たされていたかもしれない。
一族の死は、呪いか、事件か。視点が限られていることで想像力を生む。

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せいくらべをした記録が、ひとり途中で止まっている。

無人の屋敷を探索するだけのゲームで、一通り終えるまで2,3時間。
退屈になりがちだけど、ところどころで気持ちいい瞬間も残しているのがいい。
隠し扉への入り口は「バイオハザード」の仕掛けみたいだし、
メッセージの表示のされ方、消えかたひとつまで凝ってて楽しい。

そして場面がジャンプするたびに
「次はこの人の視点か!」って驚かせてくれる。

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日本の伝奇小説にインスパイアされていたと聞いていたので、この表現は驚いた

最後に犯人が明かされるミステリーでもなく、
怖さはあるけどホラーでもない。
生前の住人が生活していたのを想像する、いうなれば
「ジャンル:廃墟探索」の楽しみだ。

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