「響 小説家になる方法」で思い出す「綿矢りさ応募要項よく見ずに応募した伝説」

マンガ大賞の「響」を読み始めた。

天才女子高生作家が、処女作を直筆で応募して、
出版社側は応募要項を読んですらいない、と捨てるところを偶然拾われて…。
って導入部。
綿矢りさ、金原ひとみ、羽田圭介が一気にデビューした2000年代前半を思い出して懐かしくなった。


そのころはパソコンが若者の手にわたって、小説とかショートショートを書くのが一気に楽になった時代。
羽田さんの現状は想像もできなかったけど、彼は綿矢りさのデビューしたのを知って
「先を越された」と思い、黒冷水を書いた。

白岩玄も「野ブタ。をプロデュース」ドラマ化。ほぼ別物だったけど。
ほかにも何人か天才少年少女作家が生まれて姿を消した。



十代がおっさん、おばはんの価値観を蹴飛ばす感じ、カッコよかったなあ。宇多田ヒカルもいた。

今思えば、ロックスターに憧れてギターを買う感じで、若者たちは小説を書き始めた。
(そのうちの1人が自分だったんだけど、その記憶には厳重にカギかけて穴掘って埋めた)


・自分は天才だけど、審査員が才能を理解してくれるかがわからない。
・応募ってどこにすればいいの? どんな紙に、字数は、ジャンルは?
・実はワイロを送らないとデビューできないって噂ほんとう?
しょうもない悩みが作家志望者の間に広まった。
書く前にそんなこと気にしてる時点で失格って感じがするけど。

その中で、
「綿矢りさはすぐダメになるような感熱紙で応募したけど受賞した」
都市伝説みたいなことが、作家志望の集まるサイトで囁かれていた。
かっこいいなーと思った。

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