クレイジージャーニー元日SP感想・後半「ベースジャンプ久保安宏のビールが旨そうだった。」

2017年元日の「クレイジージャーニー」後半感想。

日本のスカイダイビング第一人者であり、ベースジャンパー久保安宏の挑戦。


Bビル、
Aアンテナ、
Sスパン(橋げた)
Eアース。

はじめてその言葉を聞いたときは、「ベース=基地」だから、
まさに基地の外にジャンプするのかと思ったが違った。

あらゆる場所から飛び降りるベースジャンプ。
スカイダイビングより高度が低いため、跳び方やパラシュートを開くタイミングが即、死につながる。

スカイダイビングがCGのアクション映画だとすると、ベースジャンプは生身のケンカのようなフレッシュさ。

久保のパートナーは、ジャンパー仲間のマイルス。
これから生死をかけたジャンプをするのに、ハチマキをして「ウルトラマンエース!」とか言ってはしゃいでいる映像。
類は友を呼ぶのか、また素敵な馬鹿が増えた!もう一人の仲間クリフも加わって、さっそくビール!

観ていて気持ちよくなってくる、快楽にまっしぐらのライフスタイル。
人生の落下死1秒前まで全力で遊ぶ。
年齢なりの生き方がある、人種が違えば壁ができる、なんて誰が考えた?
54歳久保が、人種も言葉も関係なく、ニッコニコで飲み明かす。
常識と思っていたものが壊されて、だんだん彼らの方が正しく見えてくる。


今回挑戦するのは、実は事前紹介のVTRで予想はついていたんだけど、
「渓谷にクモの巣のようなワイヤーを張って、そこからダイブ」

ただ、実物を下から見た映像がもう、普通の人間には思いつかないレベル。
谷に何本もワイヤーを打ち付けて、空中でワイヤーを編んでいるのか、ごちゃごちゃ絡ませているのか、とにかく頼りない足場を作っている。

足場に立つとフワフワしてるから「スペースネット」
高いから、足場が狭いから怖いんじゃなくて、こんないかれた物を作る人に命を預けられるか?という怖さ。

久保はパラシュートを付けなければ高所は苦手。
「おしっこしといて良かった」

ところで、中央の足場をワイヤーが支えているけど、肝心の足場まではワイヤーが数本。どうやって中央まで行くんだ?
「これが答えです」
とばかりにカメラが移動して「その男」を映す。
ワイヤーの上を綱渡りで歩いている男がいる。

えええーっ!そういう方法?
松ちゃん「イカレ野郎やな…」

この人がスペースネット作成者で綱渡りの名手アンディ。
登場のタイミングと、ワイヤーの柔らかさでちょっと揺れている感じが絶妙。
実際はフックを装着して、ワイヤーに繋がってネット中央部まで行けるんだけど、肝心の足場も隙間が大きい!
これ「もし死んでも自分の責任です」って事前にサインが必要なやつだ!

そこからは、「新しい顔よ!」とばかりにパラシュートを装着して元気になった久保がダイブ。
岩だらけの落下地点からアドリブで安全な場所に生還。

日本のベースジャンプ?「鳥人間コンテスト」の悲壮感はない。
死に近づいたからこそ輝く、普通の人生に乾杯。
あとは仲間とビール!ビール!
スペースネットも強烈だったけど、同じくらい印象に残ったのが
「旨そうにビール飲む連中だなあ」ということ。


前半のゴンザレスの映像は地下。
「こんな生き方になるかもしれない」と思わせてからの、
「こんな生き方も選べるかもしれない」
と思わせるジャンプ。
地と天、ドラッグとビール。見事に対照的なスペシャルでした。

次回は裸のフォトグラファー、ヨシダナギさん。

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