PS4「ザ・ウィットネス」古き良き謎解きゲームの達成感を持つ「オープンワールドパズル」を断然支持する!

PS4で先日配信された「The Witness」

プレイヤーは何の情報もないまま島に放り出され、主観視点で歩きまわる。
目の前には閉ざされたドアとパネルがある。
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パネルに描かれた丸い部分をスタート地点として、ゴールまでなぞる。
ドアが開いた。広い場所にひらける。次のパネルを探す。

音楽もキャラクターもテキストも最小限まで削ってある。
突き放された世界で、自分と島の正体に迫っていく「オープンワールドパズル」だ。

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何のヒントもないようなパズルがあるが…
一歩引くと、同じ形の木があって、ひとつに果実が実っている。
作った人が「理不尽なものはひとつもないと言う通り」そのまま答えが書いてあるようなもんだ!

「島にパズルがある」んじゃない。パネルから問題がはみ出していて、猿の惑星のラストみたいに
「この島自体がパズルだったんだああ!!」
と絶叫しながら、驚きと発見を繰り返す。

パネルに描かれた記号の意味を考えて、数学的というか、理論で解くタイプの問題もあるけど、
周囲を観察してヒラメキで解くタイプの方が圧倒的に面白い!

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森の奥に入っていくと、今度こそ何の情報もないパズルがある。
木々のざわめきと自分の足音と、「カッコウ」と鳥の声が響くだけ。
今度こそわからない。自分より頭のいい人に作ってあるのかな。と違うルートを探す。

なにかの研究所跡や、上空の何かを目撃した瞬間のような格好で石化した人たち。
しばらくして森に戻ってきた。近くの滝の水音と「カッコウ」と鳥の声がする。

待てよ…!待て待て待て!
かすかに引っかかっていたけどスルーしてたんだ。
この島に生物は存在しないようだけど、鳥の声ってなんだ?
「鳥の声」だけこのゲームの世界観から浮いてる。そもそも、特定の場所だけで聞こえる鳥の声って明らかに不自然だよな。
パネルの形と鳥の声が…対応して…こうなって…。

あ、わかっちゃった。せーの、
「この島自体がパズルだったんだあ!!」

BGMがないゲームで音がヒント!
ヘッドホンを装着して、ひさしぶりに紙とペンを用意してゲームを進めた。

単なるオブジェ、手の届かない難易度に見えたパズルに見えたものが、まさに「視点を変えること」でぱらっとほどけるように解けて道が開ける。
主観視点の「オープンワールドパズル」なる新ジャンルなのに、古き良き謎解きゲームの快感がしっかり継承されているんだよ!
脳をギリギリまで締め付けられて、詰んだ、もうダメだ。と思ったところから一気に解放される。

「MYST」の影響を受けているそうだが、
メタルギアソリッド以前の小島秀夫作品のような、製作者の世界観を理解していく面白さもある。
あれにも音がゲーム内の仕掛けであったね…。

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完全クリアに何百時間もかかる質と量らしいので、自分はおそらく、ゲームの2割ぐらいしか理解できてないが、現時点でも「THE WITNESS」を断然支持したい!
この島がパズルだったんだあ!!



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