かまいたちの夜がどうこう言っている間に、海外のアドベンチャーゲームに蝶が飛び始めた

「ライフイズストレンジ」を買ってみた。前にやったホラーアドベンチャー「アンティルドーン」
に似ているところがある。




まず、両方とも海外ドラマ仕立て。
一区切りするごとに前回までのあらすじを振り返る。
過剰に怖かったり、感情移入していても一旦現実に戻される。(ぶっちゃけ余計だと思う)

もうひとつが、選択肢でストーリーが分岐するだけじゃなくて、
ささいな行動が「後になって」効いてくるパターン。
選択肢がタテにもヨコにも繋がっている感覚。
そこでチョウチョを飛ばして
「今バタフライエフェクトですよ!発生しましたよ」
って演出はどうかと思うけど!どこでどうストーリーが分岐したかわかりづらい。現実に近くて、どうでもいい行動でも慎重になる。引き付けられる。

日本と海外でRPGが違う方向に進化したみたいに、
アドベンチャーも日本と海外で違う進化をしようとしている。

「ライフイズストレンジ」
主人公は、時間を巻き戻せる能力に目覚めたサブカル系女子高生。
能力を使って周囲のいじめグループ、家庭環境の悪い親友らの交流、信用できない先生、写真家への夢にどう向かうか。

一方で、季節外れの雪や、竜巻の予知夢など不可解な現象が起こる。
一旦選択肢を選んで、時間を巻き戻して行動をやり直せることで、
選択肢が現在、未来、ときには「過去」にも影響をおよぼす。
それでいて難しいところはなく、友達の反応や、膨大なオブジェとそれに対する反応を見ていればいい。ほんとに海外ドラマに介入しているみたい。

「アンティルドーン」が雪山に閉じ込められた別荘に殺人鬼の影…という、B級感全開だったのに比べて
セリフ回しもストーリーも全体的に上質。
ストーリーの分岐も細かく複雑で、少しなら時を巻き戻して選びなおせるのもいいアクセント。今3章だけど、彼女らに残酷な未来が待っているかもしれないからストーリー進めづらい!もだえる。

今思えばアンティルドーンの、「巨額をかけたB級ホラー」感も懐かしい。

友人たちにイタズラされて撮影され、ショックで行方不明になった女性がいた。
その首謀者たちが再び雪山の別荘に集められ…という話。

このゲームは、ゲーム配信者の顔を撮影できるPSカメラ対応で、ゲーム内でショッキングなことが起こった瞬間に、プレイヤーの顔を勝手に撮影して記録する。
プレイヤーの顔を撮る機能はたくさんあって、任天堂のMiiだって顔を撮影して作るわけだけど、
「アンティルドーン」ではゲーム内の被害者がやられた「驚いたときの顔を撮影される」イタズラを、
実際にプレイヤーに対してやる。


ほら、顔を無断で撮られるとイヤだろ?とカメラの暴力性を直接向けてくるのが斬新だった。

PSVRを使うためにカメラが必須なので、今、急速にPSカメラは売れている。
アンティルドーン再評価のときではないかと思っている。
ライフイズストレンジと比べて、
「あ、ちょっと雑!」
って感じの面白さも味わってほしい。
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