文字が集まり武器となり、血しぶきを上げる。PS4「BRUT@L」レビュー

PS4ダウンロードソフト「BRUT@L」1500円。やってみよう!

「ブルータル」はステージ自動生成型アクションゲーム。
主人公は剣やたいまつを振り、プレイごとに効果の変わるポーションを飲んで、最下層のドラゴンの巣を目指す。

なんといってもグラフィック。テキストでゲーム画面を表現していた「ローグ」をリスペクト。

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当時は@マークで主人公を表示していたので、今作でも主人公は@マークを背負っている。
ジャンルは全く違って今風のアクションで、適切にガードしたり、投げて攻撃できる盾の使い方が重要になる。

音作りに非常にこだわっている。
というか、この絵だからプレイヤーが音に集中してしまう。

今どきリアル志向のゲームで、
「ツボを割るとパリンと音がした」
ことなんか、意識すらしないと思う。

この絵だから、アルファベットを組み合わせて描いたツボを割ったらパリンということに驚きがある。

白黒のダンジョンに足音が響いて、炎や水音、モンスターや獣の唸り声が聞こえて、何かの仕掛けの動作音が微かに聞こえる。
カサカサと迫る巨大グモを重量感のあるアルファベットハンマーでつぶす。血しぶきがあがり、腹からはアルファベット小グモが這い出す。

フロア中に散らばるアルファベットを集めて、特定の字を集めると武器が作成できる。
FとTでこん棒を作成したり。文字が集まって形になる瞬間は何度やっても気持ちいい。
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字は組み合わせによっては武器になり、生きている言葉を殴ると血しぶきとともに砕け、意味をなさない字と化す。なに?哲学?

絵だけのインパクト一点突破ゲーかと思いきや、たぶんスタッフも想定してない不思議なゲームができた。
真っ黒の空間なのに、ここは壁、暗闇、穴、ってわかる面白さ。

まだ半分程度しか進めてないけど、これ以上深層に潜るには敵ごとの立ち回りやら武器選び、効果的なポーションの使い方、運、全てを総動員しないと厳しい。
またダメージ表示が小さいから油断してるとすぐ死ぬ。

残機は祭壇に金を捧げることで増える。このへんもあまり親切に説明してくれないけど、手探り感がまたいいんだ。
モンスター図鑑集めなどのコレクション要素もある。
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こいつが、唸り声や行動パターンだけでゾンビとわかるすごさ。

ドット絵や2Dアクションとは違う過去作オマージュをやってのけたこと、
その結果、今までにない感覚のゲームができちゃったのは賞賛されるべきでしょう。
いやあ、ヘンなゲームだ。

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