若きスタッフがいじめとの戦いを描く『ニンジャピザガール』クリアレビュー!

DSCN0226.jpg

ビルが、傷んだハブラシのようにグロテスクに乱立する近未来。
こんな地形でピザを20分以内に配達できるのは、ティーンエイジ・ニンジャだけだ!
「ニンジャピザガール」
世間はペルソナだゲームショーだと騒がしいが、現時点でのPS4最新作はこれです!

絵を本当にティーンエイジャーが描いて、スタッフは「深いストーリー」を売りにしている。


映像はPS2ぐらいで、操作はシンプルなラン&ジャンプアクション。
操作感覚は見た目から想像していたよりずっといい。
ビルからビルへ跳び移り、妨害する敵ニンジャの突き飛ばし攻撃や、「物陰から突然足をひっかける」攻撃をかわして進んでいく。

ゲームとして意外と(失礼)良くできてるのはいいんだけど、これを何で
「深いストーリー」と宣伝したんだ?
と思ったら、だんだん主人公の女ニンジャが、敵の妨害に悩み始める。

そしてこのメッセージ
DSCN0227.jpg

これ、いじめに悩んでいた海外のオタクが、作品内ではいじめに負けずに生きるんだ、と表明したゲームなのか!?

そういえば、敵の攻撃も
「突き飛ばす」「足をひっかける」「卵かゴミか何かを投げる」
そして倒れたのを見て集団で笑う。
ニンジャの攻撃方法じゃなくて、いじめっ子の攻撃方法だ。

いやがらせで落ち込んだ主人公が、ピザを受け取ったみんなの声援で立ち上がるというストーリー。
DSCN0229.jpg

落ち込むたびに画面が白黒になる演出もくどいし、全体的に「なんか変」だ。
同じ1000円で、もっとクオリティの高い作品はいくらでも転がってる。

だけどこれにはインディーズ作品の粗い魅力がある。

別に奥深いストーリーではない。ありきたりだ。
けど、これを「奥深いストーリーだから見てほしい」と胸を張って言ってる感じが、なんだか愛おしい。

どうしても許しがたいのは、ゲームを進めると聞けるスタッフインタビューが翻訳されていないところ。
興味深い作品なだけに、だいたいでいいから内容が知りたかった。
インタビュー内容によっては、今回のレビューは全く的外れなことを書いているかもしれませんが。
関連記事

コメント


トラックバック

↑