「ヒーローカンパニー」1巻が届いた!

島本和彦の新作「ヒーローカンパニー」が届いたぞ!
月刊ヒーローズ連載の新作で、ヒーローのありかたを問う作品…というには軽いタッチかな。

近年、ダークナイトを始めとしたアメコミヒーロー映画が、妙にシリアスになってきたのを感じる。
これまでのアメコミもシリアスだろうけど、特に最近は世界情勢を反映してか、全身タイツの人が自分の無力さに悩む様子を何度も見た気がする。
日本だとタイバニとか、まどマギもそうなのかな。特殊な能力を持った主人公が、単に悪者を倒して終わりじゃないという展開…。

あ、あれ? なんか、そんなもん昔から山ほどあった気がしてきた。
自分の印象では、最近になって急にヒーローのあり方を問われる作品が増えてきた気がするんだけど。


まあいいや。そこに、仮面ライダーとウルトラマンとガンダムを描いた男、島本和彦の新作が登場だ。
この人は昔から変わったヒーローをいろいろと描いていた。記憶にあるのはコックローチマンという短編。

主人公はゴキブリ人間として凄い能力を手に入れた男で、今にも殺し合いを始めそうな2人組の様子を覗き見しながら、「もし危険な状況になったらすかさず割って入ろう」と構えていたのだが、最終的に2人組は話し合いで仲直りしてしまって、結局主人公は能力も何一つ使わないまま
「私の出る幕がないのなら、それはそれでいい」と飛び去ってしまうのだ。

ヒーローカンパニーは、正義感に溢れた青年たちがヒーロー派遣会社に勤める話。面接に行くまでの先輩社員たちの妨害を潜り抜けて5人のメンバーが集結するところまでで、次巻から実践で新人研修ということなのでこれからどう転がるかわからないんだけど、思ったより明るいタッチで嬉しい限り。

主人公はヒーローという立場の前に会社員なので、派遣先は会社が決めるし、自分の正義感よりも上司の命令が優先になっている。
これから会社命令と自分の意思の狭間で悩むシリアス路線に進むのか、ヒーロー者のパロディやお約束がたくさん出てくるドタバタ&アクション路線になるのか。


個人的には表紙を絶賛したい。
島本作品の男性のスタイルが好きなんだ。特にこの立ち姿が。
手足は長く、頭髪は多め、肩幅広め。そして、細身でやや裾の広がったズボン!
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