ゆうきまさみ、カサハラテツロー「アトムザビギニング」3巻のレビュー補足!

アオシマ書店:アトムザビギニング3巻紹介

本文中では相手ロボットから全く応答がないみたいな書き方をしてしまったけど、厳密には全く反応がないわけではないです。


絵はゆうきまさみが直接描いているわけじゃないけど、ゆうきまさみの関わった「ロボットと青春」話というだけで「よっ!待ってました!」てな感じ。
究極超人あ~る、じゃじゃ馬グルーミンUPが好きでした。勝つだけじゃない馬主の世界。
上下関係のあまりない、いて気持ちいい組織も特徴かな。

アトムを作るまえのお茶の水博士と天馬博士の話で、お茶の水博士の妹のランちゃんも出てくる。
「最初がアトムだったから次はウラン」って名づけたんじゃなくて、実際の妹のランがいたからウランなのかな。

アトムのプロトタイプらしきロボットも、今作では「A106」という名前で出てくる。
アトムの独特な髪形は手塚治虫の寝起きの髪から、らしいけど、A106は
「フクロウの耳が左右非対称についているように、あの位置にセンサーがある方が多くの情報を集められる」
と、あとから理屈を足している。
A10シリーズの6代目だから、形は違うけど何台も兄弟機がいたり。

未来の描き方がやさしくて、絵のタッチも古すぎず新しすぎず絶妙。
ロボットが破壊されて動けなくなって、整備中に彼の、固定されたカメラの視点でずっと進んでいくところがあって、映画的で。痺れた…。
女の子の水着姿とか、お約束なところまでしっかり押さえている。

今気づいたけど、この話は明るく楽しいのにずっと寂しさを帯びてるのは、「鉄腕アトム」で彼らの将来を知っているからだ。
「楽しい青春時代には終わりが来る」
そのことを読者は知っている。
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