映画「くもりときどきミートボール」感想


ついに観れたぞ!
ライムスター宇多丸が最大級の掘り出し物として絶賛していた映画!
日本では無名な児童向け本が原作。
あんまり面白そうじゃないタイトルとビジュアル。
これでこの内容をいきなりぶつけられたら、そりゃテンションも上がるわ!



主人公のオタク博士が、
「変人のまま、自分のままに生きよ、その個性を伸ばせ」
みたいな母親の教えを信じて、ついに水を食べ物に変える機械を発明!

資源が乏しい島で、好きな食べ物を降らせることができるようになって大成功!
バカにしてた周囲の奴らを見返し、ヒーローになった彼は、越えてはならない一線を越えてしまい、過剰オーダーで機械は暴走!!

「空から食べ物が降ってくる」
という子供が考え付いたようなアイデアをもとに、観たことがない映像が広がる。

最初はお菓子がキラキラ降り注いで、子供たちがわーっと大喜びしたり、アイスで雪合戦したり、屋根のないレストランで皿の上に料理がポンポン落ちてきたリ、夢のような空間。

それが、落ち方とメニューが変わることで悪夢に変わる。
マスタードとミートソースがびちゃびちゃと街中にぶちまかれて、排せつをイメージさせる巨大ミートソースが降り注ぐ。
世界遺産が次々と巨大化した食べ物を浴びてグチャグチャにされる。

責任を取るために主人公が、機械を元に戻すためのメモリースティックを差し込みにいくというクライマックス。
スパゲティ竜巻の中、サイケデリックな色彩の中で意思をもったくまちゃんグミが無言で迫り、首のないチキンに包囲される。

これを見に来たガキに一生忘れられないトラウマ植え付けてやるぜ!という監督の叫びが聞こえる。

快活な美人お天気キャスターが、「ありのままの姿」である本来のダサいメガネオタクになる展開も(シュレックが先に似たことをやったこととはいえ)捻りがきいてて面白い。

不愉快にならないギリギリで止めた映像と、ストーリーの基本がしっかりしてるから、やりたい放題の部分も楽しめる。

この映画のヒットで、監督はもう一つの傑作「レゴムービー」に抜擢されるけど、あれは後半の展開は完璧だったものの、少々詰め込みすぎの気がした。個人的にはこっちの方が好き。
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