「パティスクアッド」クリアレビュー。 非常にかわいげのあるアレ。

PS4ダウンロードソフト「パティスクアッド」1500円。クリア!
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一度は発売中止になった噂の作品だとか、海外で高評価とか実は低評価とかやっぱ高評価とかいろんな情報と共に配信されたゲームですが、肝心なのは他人ではなく自分が面白いかどうか。それを確かめるにはやってみればいいじゃん。

ってことでクリアした直後の感想は
「スタッフこのやろー」です。

スライム状の主人公が、アイテムや相手の能力を利用しながらゴールを目指す2Dアクション。
□ボタンと上下左右で体を伸ばしながら移動したり、△で膨らんで空中に浮かんで下キーで降りたりとユニークなアクションが可能です。

利用できる敵がいるのも面白いところで、たとえばお腹の出たデブネコは、上から踏んで倒したら、そのぼよんぼよんしたお腹がジャンプ台になります。
アイテムの「ネコ缶」を使えばいつだってこのデブネコをおびき寄せることができるので、高く跳びたいときは、ネコ缶からの召喚からの踏みつけで大ジャンプが使えるのです!

△ボタン押すだけで無制限に飛べるのに。

なんなら踏みつけの判定が厳しいのでずっと飛んだ方が便利なのに。

ゲーム序盤の方は悪くないと思っていた面の構成も、後半に行くほどひどい。
背景と思ったら壁。足場かと思ったら谷底。

雪の斜面をツルツル滑って気持ちいい~!
からのそのまま谷底。


「どう?ビックリして面白いでしょ?」と言わんばかりの仕掛け。任天堂のマリオメーカー監修してるハトの人呼んで来い!
まあ、全体的に難易度が低いので、なんとかトロフィー目的もあってクリアまで頑張れた。

「パティスクアッドのボスと戦っていると、何度も修行僧が漂う二十七次元の時空に飛ばされる。」


というツイートを事前に見てしまって、

「なんだか凄いセンスの比喩表現を使う人がいるなあ。実際はどんなボスなんだろう」
と思っていたら、なんのことはない。

ボスの攻撃方法が
「二十七次元にワープさせる」
という攻撃方法で、そこにはインドの修行僧みたいなのがフワフワ浮いているので、彼らを避けながら進まないと元の世界に戻れないのだった。

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つまり先ほどのツイートは、ぶっ飛んだ比喩でもなんでもなく、ゲーム内で起こったことをそのまま書いただけだった。
「二次元と三次元、どちらが愛せる?」
みたいな疑問にもまだ答えたことがないのに、まさか二十七次元の修行僧のことを考えないといけないとは思わなかった。

そもそも、なんで修行僧に当たったらダメージを受けるのか?
というのはこのゲームがずっと持つ気持ち悪さで、要は、キャラクターの見た目の凶悪さと実際の凶悪さが一致してない!

ロボット兵士みたいなのは当たっても無害なのに修行僧はダメージ!?
ダメージを受けそうな仕掛けは無害だけど、背景に見えるこれに当たるとダメージ!?
みたいなチグハグなのが多い。

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ハンバーガー取ったら回復。わかる。
チーズ取るとワープする。なんでですのん。

そういう所も、最近のよくできすぎた2Dアクションとは違う、「かわいげがある」ところだ。
と言い聞かせないと先へ進めない。

終盤にちょっとこれはさすがに…、もう1回こういう面があったらやめよう!と決心するような面があったけど、幸いにも1回きりだから助かった。
かわいいものである。かわいいものである。(洗脳)

「日本のゲームが、特に2Dアクションに関しては世界でもトップを走ってるよね!」
というのが明確だったあのころを思い出させてくれるゲーム。
謳い文句の「懐かしさがある」というのは本当だった。良くも悪くも。

特に、画面全体がギラギラと常に流星群状態でまぶしいのに、敵の誘導弾はおぼろげに光る三等星ぐらい、金平糖ぐらいにしか見えないのはつらい。
こういうイライラするゲーム、昔はよくあったよなあ…。

今思うとひど…ひど……かわいげがあった。
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