最近のコミックビームは、いい。 横山旬「変身!」

横山旬「変身!」を買ってきました。絵が上手いです。
上手いんだけど、写真みたいな緻密すぎて疲れる感じじゃなくて、絵が楽しそう。

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数年前に月刊誌の方のコミックビームを買ったら、ドリアンみたいな匂いで思わず目をそむけたもんだけど、今のビームはいい感じの臭みを残しつつ読者に楽しんでもらえる雑誌になってます。

変身!の登場人物はどのコマでも躍動している。
何にでも変身できる少年と、その秘密を知った少女。少年は鳥になって低く滑空し、象になって重さは変わらないので簡単に吹っ飛んでいく。

絵のタッチは、舞台が現代日本であることを軽々と忘れさせて、ページをめくった瞬間に異世界へと連れて行ってくれる。野球のエピソードをサッカーにするだけで日本っぽさを薄めることはできるのに、そんなことをしないで、絵力だけで異世界。

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「最近流行の萌え絵に飽きた方が好きそうな大人向けの硬派な絵ですよー!」
「マンガの最先端を行く、とがった絵柄ですよー!」
と、過剰に主張してくるわけでもない。ちょうどいい。

ぶっちゃけ、ビームの主力だった「テルマエロマエ」や「目玉焼きの黄身~」に比べると、設定なんかは割と普通。だからこそ、実写やアニメでは難しい「絵だけで引っ張っていく」作品の力をぜひ体験してほしい。(1話のみ試し読みができるサンプルを置いている本屋があります)





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