「たかがゲーム」に本気になる日々アゲイン。 PS4DLソフト「チャリオット」クリアレビュー!

PS4/WiiU ダウンロードソフト「チャリオット」クリアレビュー!

このゲームをプレイしている間、僕はずっといら立ったり、喜んだり、悔しがったり、感心したり…。
さんざん気持ちを揺さぶられ、もてあそばれ続けた。
でも、最終的には

「いろいろあったけど、ありがとう!面白かった!」

ケンカしあったライバルと肩に手をポンとやって言いたくなるぐらいの気持ちになった。

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基本は柩(チャリオット)を墓に連れて行くゲームで、R2ボタンを押してヒモをひっかけている間は柩をひっぱったり、ぶらさがったり、右スティック上下で巻き取ったりできる。
柩の動きは物理演算によってリアルに動くので、たまに強く引っ張りすぎて足場から主人公を押しだしちゃったり、坂道から勝手に転がっていったりする。

探索要素とか可愛い世界観とかいろんな魅力はあるけど、
基本的に最後まで、「柩と行動する楽しさと厄介さ」だけが軸になった、ビシッと一本芯の通った印象のゲームだ。

最後のほうの数面になると、敵もほとんど出ない移動だけのゲームなのに1面に1時間以上かかる。
初見では「こ、こんな所を進めと?マジで!?」
と思うんだけど、だんだんクリアルートが見えてきて、あと一歩のところではじかれて、ムキになってリトライを繰り返してしまう。
このゲームが配信される直前のタイミングでPS4本体の更新があって、ゲーム中にスリープモードにして即再開できるようになったのも運が良かった。

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細かいところでは、柩の前後にヒモをかけるところがあるのも面白い。どちらにヒモをかけたかで微妙に柩の動きが変わるし、前後にヒモをかけて、一本を固定しておくテクニックを覚えれば、行けそうで行けなかった場所になんとか手が届く!かもしれない。
王様の棺なのに垂らしておいて足場にして、向こう側から引っ張り上げるのは基本テク。
まあ、このゲームのお金やアイテムは柩が近くにいかないと回収できないので、主人公の手が届いてもムダなんだけど。

欠点は、地図はタッチパッドで見れるようにしてくれとか、宝石を取った音で魔物が目覚めるから嬉しさ半減だとか、そもそも全体的に要求されることが無茶だとかいろいろあるけど、まあ細かいことなのでほっとこう。

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ただ、「一番難しい氷のエリアが中盤にある」
ので、ここで振り落とされる人が多そうなのだけはもったいない。

あそこさえ乗り越えれば、その後のエリアは
「今までのゲームではありがちな仕掛けが、このゲームではこうなるのか!」
の繰り返しですごく楽しい。最初に面白いと思った人は、ぜひ氷の面だけ意地で突破してほしい。下を押してふんばれば滑らずにすむので、ふんばったまま棺を巻き上げれば何か所かは楽になるかも。
僕はもうあの荷物運搬だけは二度とやりたくありません。


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よくある「溶岩が上がってくるので逃げる」シチュエーションも良かった。
ただ逃げるだけなら簡単なんだけど、棺は溶岩に浮かぶので平気。

ならずっと棺に乗って、溶岩が上昇していくのにまかせればいいじゃん、と思いきや、緑色の「生者の道」は主人公にとっては道であり、壁であるので、二手に分かれる場面がどうしてもある。
ちなみに5秒離れ離れになるとミス。
ゲームスピード自体はゆっくりめなので、この様々な要素を処理しながらなんとか切り抜けていくのがもう、たまらなく楽し…かった記憶がある。

もう一度やりたいかと言われれば一度で充分です!としか言えないけど。


こうしてまとめると、いいゲームなのかわからなくなってきた。
少なくとも、個人的には「多くの人に遊んでほしいゲーム」ではない。

だけど、僕にとっては子どものころに難しいゲームをクリアしたときの気持ちを思い出させてくれた印象深いゲームです。

「たかがゲーム」に、もう一度、コントローラ投げつけたくなるほど怒ったり、ガッツポーズするほど喜んだり、したくないですか?ぜひ、腕に覚えのある皆さん、ワイヤーアクション好きな皆さん、挑戦してみて下さい。

・・・あ、まだ隠しステージもあるのか…。
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