テヨン三日合わざれば括目して見よ!「ハネカエリーノ」

テヨンジャパンという会社がある。
3DSにしょっちゅうダウンロードソフトを提供してくれるはいいんだけど、その多くが安いがイマイチな出来で、かといって配信をやめることはないという、ずっと不思議な存在だったテヨンジャパン。

それが去年の終わりごろからソフトの質が変わり始めた。
元々テヨンが作ってるゲームじゃなくて、海外で配信されたゲームを販売しているだけなんだけど、明らかに、選んでくるゲームの質が変わってきた。
今年はスロバキア産パズル「カラフリラックス 色彩合わせ」に続いて、ポーランドのeyecancerというメーカーが作った「ハネカエリーノ」(原題:HAZUMI)を500円で配信。



これがいい具合の面白さ!
期待してなければ充分面白いけど、傑作と呼ぶほどではない!

音楽もグラフィックも、ファミコン末期ぐらいのクオリティ。
「自称」レトロゲーム風の味付けのゲームはいくつもあるけど、実際に手に取るとそんなことなかったりすることが多い。
その点ハネカエリーノは絵と音楽の本物っぽさといい、ときどき理不尽な面があるところといい、本当に

「30年前の隠れた名作を立体視対応にして復刻したものです」

と言われたら信じてしまいそう。特にBGMのチープさが何ともいえない。


ルールは、ボールを操作して、同じ色のブロックにぶつかると壊せる。
全部壊したらクリア。
ボールの色を変えるブロックと、ぶつかっても押すだけで破壊不能なブロックを使って全部のブロックを壊していく。

ボールの動きにいくつか決まりがある。ボールは、絶対に止まれない。まっすぐ上下には動けるけどまっすぐ左右には動けない。左右のボタンを押すと斜めに動く。そこに気付くとステージの構造の面白さもわかってくる。

「回転ノコギリ」に当たるとやり直しなので(やり直すと、前にぶつかったボールの色が血のりみたいに付着しているのはいい演出)
あらかじめ破壊不能なブロックを押しだして、そこに跳ね返るようにして奥に進まないといけないパズル要素強めなステージから、敷き詰められたノコギリの隙間をスイスイ通らないといけないテクニック重視のステージまで全100面以上。

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躊躇すれば刃の餌食に。さらに一旦色を変えて、ブロックをこわさないようにして進むとか、まっすぐ左右には動けないゆえの工夫が求められる。

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前回の犠牲者がシミになって残っている…


ノコギリに当たる判定が厳しくてイライラすることもあるけど、そのへんのちょっとダメな部分も愛嬌といえば愛嬌。
このペースと価格で世界の知らないゲームをどんどん配信してくれるんなら、2015年のテヨンジャパンには、以前よりも注目度を高めにして迎え撃たないといけない。



こんなのとかぶっちゃうと厳しいですわ…

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コメント

児斗玉文章 #-

No title

多分、小さい会社で目利きが入社したのでしょうね。
パブリッシャーはいきなり化けるから面白いですね。

2015年01月18日(日) 17時26分 | URL | 編集

南里(みなみざと) #-

No title

国産ゲームが減って残念という声もあるけど、知らない国のゲームが安く遊べる今の環境もなかなか楽しいですよね。

2015年01月18日(日) 19時54分 | URL | 編集


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