PS4DLソフト「ネバーアローン」で極寒体験!

PS4のダウンロードソフトは挑戦的なのが多くてたまらんな!
昨日は1500円で配信されたばかりの「ネバーアローン」というゲームを起動して、よし、このゲームでクリスマスまですごそう!と思ったんだけど、そんなに長持ちするタイプのゲームじゃなかった。

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ボリュームが少ないというよりも、無駄に水増ししないで作られてるのでさらっと終わるのがむしろ長所といえる。
7000円のパッケージソフトでこれなら不満だけど、1500円のダウンロードゲームだから、こんなふうに量よりオリジナリティにこだわったゲームもいい。

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イヌイットの少女とキツネを操作して進む2Dアクションゲーム。
少女なら荷物を押せたり、キツネなら壁を蹴って高所に移動したり精霊の姿を探知できる、などそれぞれの能力を使って進んでいく。
そして話が進むごとに彼らの文化に関する話や、動物や氷山の映像が鑑賞できる。ゲーム史上はじめてイヌイットたちの全面協力を受けて作られた作品だそうだ。全ての物に魂が宿っているとか、欧米よりも日本っぽさを感じる話が多い。

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このゲーム本編と映像が完全に別個というのが珍しい。
ゲームに出てくる不思議なデザインの精霊とか、見慣れない道具が出てきたところで一言
「これはこういうものだよ」と言ってくれる人がいない!というかゲーム中にほとんど人が出てこない!

たとえば、北極圏ツアーに参加した南国出身の子供が家族とはぐれちゃって、そこで先住民の一族に助けてもらうというストーリーなら、出てくる動物やそこでの生活様式について教えてもらう展開にできそうなのに、そういうのはない!

ゲーム中によくわからない所がありましたら、どうぞ中断して番組をご覧くださいってことだ。

全部イヌイットの伝承を元にした、おとぎばなし的なストーリーなので、ドラマティックなストーリーでもない、(日本のむかしばなしを連想させるような予想できない展開はある)
ずっと氷上だし、
音関係は基本的に環境音(突然豪風が吹いたときの「ゴオオオオオ…」しか記憶にない)
景色や動物のグラフィックは豪華で臨場感ある。けど、アクション慣れしてる人だったら1日で終わるボリューム。

パズルっぽい部分も悪くはないけど、正直すごく出来が良いとは思えない。少女とキツネで二人プレイならもっと楽しめたかな?
×で伏せて吹雪をしのぎ、○でジャンプ。△でキツネと交代。
絵の臨場感はあるけど、唐突に難しくなったり、最初は水中に落ちる恐怖がいいアクセントになっていうのに後半はジャンジャン落ちてリトライしてなんぼの死にゲーになってたり。

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ホッキョクギツネ

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ゲーム中で一番ドキドキしたのがホッキョクグマに追われているときで、
二番目は「実際に足元の氷が割れて漂流しかけた人の体験談」でした。

たまにいるフクロウを見つけると貴重なお話が聞けるという一応のおまけ要素はあるものの、トロフィーコンプまで2時間ちょっとという、今時の低価格でサービス満点なゲームと比較したらあっという間な内容。

こういう意欲作を要するに「雰囲気ゲー」ね、と一言で片づけちゃうんじゃなくて、
「昔と違って、ダウンロード方式で海外製の珍しいゲームが遊べるようになったなあ」と喜びたい。
絵本を一冊読むように、あるいは映画一本観るような気もちで、ぜいたくに暖かい部屋で氷の世界を体験してみるのもいいんじゃないでしょうか。

映像部分で聞ける、資料でなく実感としての地球温暖化の話が怖かったので、1500円のうち少しでも環境保全のためにどっかの団体に寄付するとか、希少動物の保護に役立てるとかしてくれればもっと良かった!
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コメント

児斗玉文章 #-

No title

ゲームは体験か娯楽か、議論の分かれるところではありますが、思い切って体験重視もいいものですよね。

2014年12月13日(土) 13時11分 | URL | 編集


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