作るところを見て、旨い肉を食いたい!「世界屠畜紀行」が届いた!


「世界屠畜紀行」が届いた!
思ったより分厚く、緻密なイラストでびっくりしてます。まだ序盤。

取材対象だけじゃなくて作者のサッパリした性格も面白い。
普段着ているものと食ってるものがどうできているのか、わからないことが気持ち悪いから見に行きたい!という明快な理由で世界の屠畜場へ行く。

韓国の屠畜場を案内してくれた青年は、外見も印象も良くて収入も多く、日本の感覚ならすぐにでも嫁にもらってほしいような好青年だったが、彼は
「自分たちの職業に嫁に来てくれる人はいない」と言い切る。
その場に行ってみても、差別のような無知のような微妙な感じしか得られなかった。

納得行かず、「世界には、もっとあっけらかんと屠畜をしている国があるはずだ」
と海外を旅するんだけど、あっけらかんとした屠畜ってどういうことだろう。お母さんが娘に魚のさばき方やうろこの取り方を教えているような感じだろうか。

この本では「屠殺」という言葉は使わない。殺すという言葉がネガティブだし、生き物を食肉にするのは、ただ殺すだけじゃないからだ。
たしかに、刺身をつくる職人は「魚を殺す人」とは呼ばれない。
こういう言葉の使い方ひとつでも、作者は単にガサツな人でもないし、怖い物見たさでやってるわけじゃないのがわかる。

思ったより力作だぞ。
関連記事

コメント


トラックバック

↑