インド映画「きっと、うまくいく」 インドネシア映画「ザ・レイド」感想

PS4,3DS共に新作配信なしでどうにかなりそうな休日。映画観るぜ!観たぜ!

「きっと、うまくいく」はインドで大ヒットした、はみ出し者大学生3人組が活躍するコメディー。インド映画といえば3時間を越える長さで、口ポカンとするようなストーリーで何かあったらみんなで踊りまくるというイメージがあるが、「きっと、うまくいく」の場合はそれよりちょっと欧米の映画に寄ってるイメージ。

昔観たインドの映画は、3時間といっても普通の映画を2倍に薄めたようなダラダラした長さでぐったりした(しかも、主人公はニコ動のMAD動画によく出てくる、いろんなBGMに合わせて踊っているおじさんだった)のに、単純にこの映画は普通の映画のテンポで3時間ある。

それに、基本的には頭の固い先生を学生がやりこめる気軽な内容でありながら、インドの教育に対する問いかけや、プレッシャーに耐えかねて自殺する学生が多いことにふれたりして、ただのバカ騒ぎでは終わらない。
終始、仲間や家族が一番大事で、別れが一番悲しいという考えで一貫しているのも気持ちいい。
主人公3人組もちゃんと魅力的だった。特に、成長してからのエリートの人は、人懐こい笑顔のお兄ちゃんといった感じで日本で人気が出ても全然おかしくない。
一部で、言葉の笑いが伝わりづらいところはあるんだけど、インド映画入門用としてはお勧めです。

驚異の低予算インドネシアバイオレンス・アクション「ザ・レイド」感想!

広大な場所が用意できないから一つの建物だけでアクション映画撮るぜ!
大量のエアガンを買いつけて銃撃戦撮るぜ!
役者の代わりに本物の格闘家使って、無口な人の役柄で出すぜ!
スーパースローカメラ持ってないけど、みんなでゆっくり動いている姿をスローカメラで撮影するぜ!
いつもの3倍ゆっくりな動きを3倍スローで撮れば、9倍のスロー映像が完成だー!
という、ピンチに追い込まれたときのウォーズマンみたいな計算で本当にけっこう迫力ある映画ができてしまった。

ビルの最上階にいる麻薬王を逮捕するため、警官隊ビルの1階から乗り込むという映画で、上の階に進むほど、武装した住人や刃物を持った集団など、強い敵が待っている。
スプラッタとまではいかないけど、ナイフで容赦なく斬りつけてくる敵集団との戦いは痛みと荒々しい魅力がある。マチェーテで壁をザリザリこすりながら見張りがゆっくり迫ってくるシーンとか、古典的だけどハラハラする。
トンファー持った敵が出てきたときは、
「え、お前ら銃撃戦の用意してるのに、弾切れしたらトンファーで戦うの?」ってちょっと笑ったけど、残念ながらトンファー使いはほとんど活躍せず。

味方チームのヒーローが不在なのもスリリング。敵には圧倒的に強そうな幹部があるのに、こっちにはシュワちゃんやジャッキーみたいな人物がいなくて、せいぜい「やや腕の立つ隊員」の集まりでしかないので、いつだれがやられるか予想がつかない。
女性と子供は死なないことがわかってるアクション映画がぬるくてつまらん、という人には、冒頭から目を覚まさせてくれるシーンあり。こっちはハリウッドとは違うんだよ!という勢いあるB級映画。
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