探索型強制スクロールSHT謎解き2DアクションSFアメコミ風+パズル全乗せ!「ベロシティ2X」クリアレビュー!


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PS4/VITAのダウンロードソフト「Velocity2X」全50面クリア!
万人向けじゃないけど、アクの強さが魅力のシューティングだ! ローカライズされてないので、×が決定だしストーリーや設定の細かいところまではわからないままなので、システムを中心に紹介。



このゲームを楽しむにはいくつものハードルがある。
操作は複雑だし難易度は高いし、そもそも
「強制スクロールのシューティングで探索型」
ってどういうことなんだ!そんなジャンル聞いたこともねえ!となるのが普通だろう。

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解説しよう!このゲームは、一見普通のシューティングゲームだが、途中で気になるポイントがあったら△を押せばそこが「一時帰還地点」としてマーキングされるのだ。
戻りたくなったらいつでもL2でその地点に戻れるので、そこからまた強制スクロールで前に進んでいく…という方法になる。
マップに散らばった1,2,3…というポイントを順番に破壊していくと道が開いていく。マップを知り尽くすほど効率の良いプレイになる。
1ステージは短いし、注意すべき分岐ポイントは音で教えてくれるので、意外とストレスの溜まらないシステムになっている。

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そこに、みんなの好きな2Dアクションゲームも足してみたよ!というサービス精神。

みんなの好きな探索型ゲームに、シューティングの爽快感に、歯ごたえある2Dアクションもあったらもっと楽しめるに違いない! ということで、ゲーム中の施設に入るといきなり横からの視点になって生身のアクションに切り替わる。
これがまた出来がいい。ロックマンXとかメトロイドとかを思い出す高クオリティ、高難易度。
ダッシュと短いワープ移動を使ってハイスピードでアイテムを集める快感!疾走しながら障害物のガラスを壊していく気持ちよさは最高だ!

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攻撃のきかない大型の敵は、向かってきたところをワープで後ろに回り込めば、その瞬間だけダメージを与えられる。
初めて成功したときにははっきり言って自分に酔った。
タイミングを間違ったら即死だけど30回ぐらい死んだらコツがわかってくる。終盤のレーザー地帯は50回ぐらい死んだところで諦めかけたけど、リトライが速いおかげでなんとか突破できた。

2つ違うジャンルのゲームをまぜるんなら、どちらかは簡単にしたほうがいいんじゃないか…なんて考えはこのゲームに通用しない。
最後の方はパズル要素も出てくる!
「ひとつのポイントを破壊して、ワープを使ってすぐに次のポイントを破壊しに行く」
程度のものだけど、これも決して易しくなかった!


それに、ステージをクリアしたら、ご褒美要素が解禁されるのが最近のゲームのお約束だ。

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「よし、凝りまくった設定が見られるようにしよう!これだけの分量があればSFファンもきっと喜ぶぞ!」
スタッフはきっとこんなことを言っていたんでしょう。暖かいサービス精神です。

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「ついでに、宇宙に放り出された宇宙飛行士を動かしてゴールをめざす、固定画面のパズルゲームも足してみよう!きっと息抜きになるし、楽しいぞ~!」
止まらないスタッフのサービス精神です。少しでもゲームにかける経費を削減しないといけないのに、この暖かい気遣い。

「そうだ、遊んでばかりじゃいけないから、実用性のあるツールとして、宇宙が背景の電卓もつけてみよう!便利だぞ~!」
「あと、スタッフロールが退屈だといけないから、スタッフの名前を破壊して遊ぶシューティングにしてみよう!」
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電卓。

ふつうはパズルとシューティングを足したら、それを2で割るものなのに、割らないでどんどん後から継ぎ足していったようなシステム。
しかも、それぞれのジャンルを好きな人が作ったせいか、全部難しい。
足して足して足して…なんにも割らなかったゲーム。それがベロシティX2。

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ボス戦はこんな感じだ。
弾幕シューティングをしながら大昔の「けいさんゲーム」みたいに順番通りにまわりの数字を破壊していくというもので、難しいくせにどこかマヌケな香りが漂う。
1,2,3は壊したのに4番がないぞ!
「4」は一体、どこにあるんだ!
探した結果、「ボスの体内に飛び込む」ことで、ボスの内部にある「4」を生身で破壊して戻ってくるという、熱いんだかなんだかわからない展開が待っていた。だいたい「4」ってなんだよ!緊張感ねえ!

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さらに、全スキップ可能なアメコミ調のキャラによる会話も、細かいんだか大味なんだかわからない世界観に色取りをそえる。
この後、最後の数ステージにきて「えっ!?また別のゲームみたくなってるぞ!」という展開が待っているので、そのへんも期待してほしい。

間違いなく出来はいいんだけど、なんかおかしな味付け。濃い世界観。あっという間に終わる面もあれば、本当に突破できるのか疑ってしまうほど難しい局面もある。

スマブラ、ベヨネッタ2、ディスティニー、まもって騎士、ゲームショーという話題まであって、今こんなゲームをやってるのは自分ぐらいじゃないかという孤独でヒソカな楽しみ。
スーファミ全盛期にメガドライブをやっていた人が感じていたのはこういう気持ちなのかもしれないと思ったよ。

なんだこのゲームは…といいつつ、つい応援してしまうこの粗削りな魅力!これはオススメです。
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