気になる新作小説の話。



さみしくなったら名前を呼んで 山内マリコ

偶然本屋で手に取ってハマった山内マリコ嬢の新作がちょうど出るところだった。また素敵な装丁で決めやがってコノー!
第一購入希望は地元の本屋。なければアマゾン使っちゃうかな。


この本をチェックしている人はこちらも…ということでこんな物が出てきた。

「未婚30」
作者は白岩玄…白岩玄ってあの!?
って、作家名でピンとくる人は少ないだろうけど。

10年前に若くして「野ブタ。をプロデュース」でデビューして、それが大幅に改編されてジャニーズ主演でドラマ化したから大ヒットしたものの、そこからは全く名前を耳にしなくなった白岩玄?
あのドラマ、原作を先に読んでたからビックリしたぞ。主人公増えてる!性別変わってる!
「信太」という太った子を「のぶた」って読み間違えるところがタイトルにつながってるのに、そこ変えるの?って思った野ブタをプロデュースから10年。

新作の主人公は、過去にヒット作を出したきりうまくいかない作家。

10年前は若くして純文学作家がデビューするのがブームみたいになってて、特に綿矢りさ、金原ひとみという正反対な作風のふたりがダブルで芥川賞を獲ったのは大きな話題になった。
「話題性だけだ」と悪口を言われそうだけど、個人的には綿矢りさ作品は面白いと思った。受賞後もかたくなにメディア露出を拒んで、ずっと小説を書いては消し、書いては消しの苦労時代を過ごしたらしい。そのかいあってか今は、綿矢、金原共にメガヒットはしないものの安定したペースで新作を発表している。

それに比べると白岩玄は正直…デビュー作からして微妙な感じはした。
この人は小説がないと生きていけないような偏ったタイプじゃなくて、ふつうの人だったのにたまたま手を出した小説が受賞してしまって、たまたまドラマが成功して、とんでもない所に祭り上げられてしまったんじゃないかな? みたいな。

だけど、本人はずっと執筆をやめてなかった。
これも本屋で偶然見かければ、手に取るぐらいはしてみよう。買うかどうかはその時決める。
関連記事

コメント


トラックバック

↑