「バリアントハート」プレイ日記 戦争をゲームにするということ

PS3/4用ダウンロードソフト「バリアントハート」プレイ2日目にして面白くなってきた。

正直に言うと、初日は「ちょっと重いかな」と思ってた。

パズルを解いたり、敵が後ろを向いてる間にこっそり通ったりするのはありがちだけど面白い。
けど、たとえば序盤で、敵が配置した毒ガス装置の地帯を抜けて、さて次に行こうかと思ったら、コレクションアイテム
「小便の浸みたマスク」
が手に入る。
このゲームでは、クリアには関わりのないコレクション目的のアイテムが落ちていて、取るごとに当時の状況を少しだけ知ることができるのだ。
そこで、当時のガスマスクを持たない兵士は毒ガスに対して無力で、小便の浸みたマスクをつけるので精一杯だった(毒と尿が化学反応を起こして効き目が弱くなるらしい)と教えられる。

単に楽しいゲームを作るんだったら、毒ガス地帯を抜けてヤッター!で終わらせてもいいところを、
「事実はこんな楽しいもんじゃないんだよ」
と、チクリとやられた気分だった。
悪いゲームじゃなさそうだけど、遊んで気持ちのいいものじゃないな、毎日やらなくていいから、気が向いたときにだけやろうかな、とそのときは思ったんだけど、2日目はしっかり面白かった。しっかり悲しかった。

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絶妙にデフォルメされた戦場をこっそり進む主人公たち。
ラッパの音と共に走ってくる敵兵とか、コミカルなところはあるのに、爆撃を受けた街はちゃんと悲しい。
パズル的要素も、複雑すぎなくていい感じ。敵に警戒されずに、アイテムを一個だけくわえて運ぶ犬をどう使うかがカギになる。

ちゃんと面白くて、ちゃんと「戦争はゲームの中だけで充分だ」という気持ちになる絶妙なバランス感覚。チャイルドオブライトの次がこれというのは凄いことだ。
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