「Stick It To The Man」クリア! 異文化に触れるってステキ…なの…か?

全国のPS4ユーザーが心待ちにしていた、今月のPSプラス無料配信ゲーム3本はこれだ!

PS3経験者以外にはオススメ!花びらになってずーっと飛んでいく、芸術作品としては美しいが1度体験すれば十分な「フラアリー」
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こだわりのドット絵とSE!オフラインで集まってワイワイ遊ぶ「あのころの感覚」にこだわった、逆に言えば一人だとちょっとつらい「タワーフォールアセンション」
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炸裂するブラックユーモア!翻訳の際に面白さがこぼれていった気がするが、異文化に触れることを面白いと感じる人なら、体験しておいて間違いなし!「スティックイットトゥザマン」
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この、それぞれ違う方向にこだわりが見える3本です!


特にスティックイット~は凄かった!
「海外のゲームは美しくて豪華なものばかりだなあ、日本は遅れをとったなあ」
と錯覚していた自分が、
「こ…こういうのもあるのか」
とリセットされるぐらいには強烈だった。
味で例えるなら、これまで繊細で薄い味付けのおつゆしか飲んだことがない僕が、突然静脈にドクターペッパーを注射されたぐらいの味がした。

これはこれで、何も体験しないよりはいい思い出になったじゃないか!と自分に言い聞かせないとつらくなってくる。
無料で配信されているのに気付かず1000円出して買ってしまったので、これから無料配信のページを見るたびにイラッとしなくてはいけない。大変だ。

ゲーム内容は、脳に宇宙人的ななにかが移住してきた主人公が、他人の心を読む能力を駆使して、精神病院から脱走したり、巨悪(?)と戦うというもの。
あっちこっち移動して心を読み取ったり、人が想像したものを実体化させて渡したりしながら、登場人物の会話のやり取りを楽しむ。ちょっとしたアクション要素のあるアドベンチャーゲーム。

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妙に知能の高い動物がいたり、患者に適当なことを言うだけの精神科医がいたり、どうかしてる趣味嗜好の人たちを見てニヤリとできる人なら、ある程度は楽しめると思う。ストーリー展開や謎解きも、作ってる側がおそらく適当なので遊ぶ側も全く先が読めないので、そういう意味では楽しめる。

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この仕事は相槌をうつだけでいいんだと悟った精神科医。実は名医?

最後の方は宇宙へ飛び出して、悪い奴の乗っている宇宙船から脱出する展開になるんだけど、これはけっこう忍耐力が必要だった。ブラックジョークもなくなって敵から逃げ回るだけのアクションシーンが続き、面白いのはコンピュータに脳を移殖されたラスボスのお母さんが勝手に話してくれる
「悪の総裁の子供のころの恥ずかしい思い出話」
ぐらいしかない。ほら、なんか、興味持つの難しそうでしょ?
たとえば、怖い悪の親玉も、子供のころこういう番組を観ていたとかこういうゲームを友達と遊んでいたとか。
おそらく、特定の地域の特定の世代に向けての「あるある話」みたいになっているのかな?
「あんな怖い人だけど、昔はテーブルトークRPGにはまっていてこういう物を持っていた」みたいな。どうでもいい…。

ただ僕は、日本のアドベンチャーゲームでも、特に内容のない日常会話が続くと耐えられない性質だから、これが楽しめるかどうかは個人差があるかも。
なんせ学園が舞台の作品で
「昼休みは購買の焼きそばパンが売りきれちゃうから早くしないといけない」
ってやり取りが出てくるだけで
「またか!」って疲れてしまう人だから。
ちなみに、悪の親玉の子供時代の話だけど会話後にバグでゲームが強制終了して、同じ話を2回聞くことになったから2倍辛かった。

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一番面白かったのはやっぱり精神病院内かな。
今の時代にこの患者の描写ってあんた、日本でも海外でもありえないだろ、っていう。みんな人形に話しかけたり、看護師は患者に注射したり電撃を浴びせたりすることに夢中だし。R15なのは暴力描写よりもこっちが原因では?

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だけど今の時代に絶対できないムチャをあえてやってやろう、というゲームの方が、何の印象も持てないようなゲームよりはいいんじゃないかと思う。
2日ほどで終わるので、異文化に触れたい人は遊んでみよう。平均的な日本人なら、きっと驚く。
もしくは怒る。
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