テヨンらしからぬ手堅い面白さ! 3DS「ガバナーオブポーカー」レビュー

ギャンブルを扱った作品は好きですが、実際にギャンブルはやったことありません。
ギャンブルマンガなどに出てくる、勝負中の緊張感や登場人物のセリフだけ楽しんでいたんだけど、架空のお金でも掛けてみるとまた違う感覚が味わるものですね。
積み上げたお金が気付いたら消えていたという感覚もバーチャルで味わえたし、勉強になりました。

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3DSDLソフト「ガバナーオブポーカー」500円は、地味ながら渋い演出と、西部劇の世界でテキサス式ポーカーという題材の新鮮さで、少なくとも値段分は楽しめる佳作です。
このゲームを配信しているテヨンという会社は、
「ここのゲームを買うこと自体が勝ち目のないギャンブル」
と思えるようなゲームを連発していたけど、今回は今までと違う。
というか、開発した会社が絶対違う。

ゲームが始まると、参加者のうち2人が少しチップを掛けた状態で、2枚の手札が配られます。
そこから時計回りに一人づつ

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FOLDで勝負から降りる。(現時点で掛けているチップは取られる)
FOLD&SKIPだと勝負を降りて結果だけを見る。
CALLで、現時点で掛けられた一番大きい額と同額のチップを掛けて勝負を続行。
RAISEで、今掛けられた額の倍以上の額を上乗せして勝負を続行。
(一番下にあるチップを動かして、どれだけ上乗せするか決めることができる)

降りなかった者同士が、手元のカード2枚と、共通で使える場のカード5枚で、
好きな役を作って勝負!

手元のチップがなくなるまで勝負を繰り返して、勝てば物件を購入し、馬を購入して違う町に行き、最終的にはなんと、誰もが夢にまで見た、あの、
テキサスの知事になれるのです!!

いやー、僕も一度はテキサスの知事になってみたかった。
小学生のころなんて、みんなが口を揃えて言ってましたよね。
「テキサスの知事になりてえなあ…」って。

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さて、画面は見下ろし型で進むわけですが、帽子で西部劇っぽさを出すというにくい演出になっています。3D効果も、ちょっと見下ろした感じを出すだけの使い方で、音楽も控えめで環境音が主体。全体的に上品な演出です。

しかしポーカーをゲームにするときには問題点があります。
「表情」の表現が難しいんです。
ポーカーフェイスというくらいで、ポーカーとは相手の表情を見て戦うゲーム。
勝てそうだったら引くとか、ハッタリだと判断したらあえて手札が悪くてもより強気に出て相手が引き下がるのを待つとか、カードの強さよりもどこで勝負に出るかという判断力が問われるのが面白いんだけど、ゲームでは人の表情を出すのは難しい。

キャラクターが「眉をしかめたらウソをついている可能性大」
とか、そういうゲームならできそうだけど、どうも安っぽい。
そこで上からの視点です。
上からの視点にすることで、お互いの表情がないものとして進行するんだけど、上手なごまかし方だというしかないでしょう。

テキサスポーカー自体もわりと面白い。
場のカード5枚のうち4枚がスペードで、こちらもスペードを持っていると、たとえフラッシュという大きい役ができても、他の参加者がより大きい数字のフラッシュを持っている可能性がある。
だけど、場のカード3枚と手持ちのカード2枚でフラッシュが作れたら、他のプレイヤーも同じ役を用意している可能性は少ない。
あとは相手がいかにチップを積んでくれるかを期待してレイズしていくようになる。

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メダル(実績)をコレクションする要素もあり。

あとは住人の会話がもっと面白くて、旅をしている感じがあればもっと良かった。
西部劇っぽい言い回しとか、テキサスならではの会話とか、(それがどんな会話かわからないけど)
そういうものがあれば、低価格ゲームでも大作に負けない「味」が出てくるはず。

難易度は高めに感じますが、実は
「今までのRPGのミニゲームで遊んでいたカジノが簡単すぎた」
のだと思います。
実際のギャンブルは、これよりもっと難しいと思われる。
そしてコンティニューはきかないのです。
そのことが500円で学べたわけで、とても教育上良いゲームと言えるのではないでしょうか。
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コメント

#9yMhI49k

これ、正直ゲーム云々ってより
「テキサスホールデムが面白い」ってだけなんじゃ……

2014年05月19日(月) 18時25分 | URL | 編集


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