マイナーRPGの雄がその意地を見せた。メタルマックス4

子供のころ好きだったバンドが再結成!とか、好きだった作家さんが十数年ぶりの新作!とかいうニュースを聞くと、おお、とか思って一応チェックはするものの、生み出された作品の評価は
「年齢を重ねても、若いころのパワーをホウフツとさせるなかなかのデキだった」
ぐらいで、なかなか過去の衝撃を越えるものって出てこないじゃないですか。

オリジナルスタッフが再結成して、これまでにないほど苦労して作って、文句なしの最高傑作って凄いよ。
文句なしというのはウソだけど、完璧に磨き抜かれた作品より、多少の荒も魅力になってる作品のほうが好きなんだ。
メタルマックス4は戦車の改造とか賞金首の魅力ばかり語られがちだけど、登場する建築物のデザインの良さと、世界が廃墟と化した跡のドキッとする感じも素晴らしいと思う。
「零」って和風ホラーゲームをやったときに、オバケは出てこなくていいからもっと潰れた日本家屋をゆっくり観察させてくれよと思っていたくらいだから、廃墟には惹かれる。ぐにゃりと曲がった東京タワーみたいなやつとか、魅力的だなあ。動物園の跡地も。

主人公のレベルと、出てくる武器の「凄み」から、だんだんこのゲームが終盤に差し掛かっていることがわかってしまう。
ラスボスを倒したときが、つまりこの主人公たちとの別れのときだ。せつない。


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