「カラスヤサトシの37歳の遠足ガイド」の題字が汚すぎる

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表紙をチラ見しただけで
「えっ、何で?」って思って、ついそのまま買ってしまったぐらい汚い。
最初読むときは、この字が何かの伏線かと思った。作者の幼い子供さんが一生懸命書いた字でした、とか。
そしたら単にマンガの中でもこういう字の人だった。

内容はルポタージュものなのかな。アニメとか好きだけどオタクというほどでもない作者と、三十路ゴスロリファッションの女性編集者「T.K」さんのふたりが、アイドルカフェやアニメ博物館などの、ちょっとマニアックなスポット巡りをするんだけど、直筆の地図は大ざっぱだし(目印がでっかいカカシだったりする)、それぞれの場所もあんまりきれいに描かれているわけじゃないし、驚くような視点もなくて、正直これを読んでもあんまり行きたくならない。

その代わりに、作者の興味は珍スポットよりも、口が悪くて常に目が死んでるゴスロリ編集者T.Kさんに移ってきたらしく、わりと早めの段階で
「この子をいろんな場所に連れて行って反応を見よう」という内容になってくる。

実は極度の怖がりなことが判明したT.Kさんをわざとお化け屋敷に連れて行ったり、料理対決を挑んだり、オマケの「T.K着せ替え人形」とか、若干セクハラまがいのコーナーまでやって編集者いじりをするんだけど、内輪ネタというよりはいい感じのゆるさで面白い。

普段は態度が悪くても、興味あるものを見ると急に目が輝いたり、実は怖がりな一面のあるT.Kさんのギャップを描いてある本のように見えるけど、実は本当にツンデレなのは作者で、
「女子と同じグループで作業することになったのが嬉しいんだけど、それを上手く口に出せずに冷たくしちゃう男子小学生」みたいな精神を感じ取った。ルポ漫画として読まないなら地味におすすめです。


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