「キングダムズ オブ アマラー:レコニング」レビュー!傑作じゃあ!

「キングダムズオブアマラーレコニング」

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この、いまひとつ売れてなくて覚えにくいタイトル。
僕が人生で初めて、どうかしてるぐらいはまったオープンワールドのゲームになりました。こいつのせいでここ数日ろくに休んでません。

広大で緻密な世界を丸ごと作って、その中で生活や戦闘をする「オープンワールド」というジャンルとは、何年も敵対関係にありました。
何億かけて製作されたかわからない、世界的に絶賛されているオープンワールドというのをいくつか遊んだものの、500円のダウンロードタイトルより長続きしない。

それは僕がマイナー好みで、人の見向きもしないようなものを一人でやるのが好きな、そう、通好み…というかゲテモノ好みというか…誰がゲテモノ好きやねん。


とにかく自分にとって好きなゲームの基準は明快で、
1、敵や物を攻撃したときに気持ちがいいか
2、音楽はいいか
3、酷いオチでも何でもいいから、驚きはあるか
という、要するにその場の刺激快感重視なんです。
壮大な風景や生活感のある市民を眺めたければゲームじゃなくて現実世界でいいかなあ、と身も蓋もないことを言ってしまう。


それに対して一般的にオープンワールドってのは、その場の快楽よりも世界観重視で、広くて美しい世界と引き換えにロード時間が長い。
リアリティ追及のために移動が面倒。戦闘がリアルだけど動きが重くて暴力描写が激しい。
敵をぶった斬ってリアルな死体に変えるのが快感なのはまあ理解できるとして、殺した動物をわざわざ解体するシーンを入れてアイテムにする意味がわからない。あれをサバイバル感覚があって面白いと思うんなら、これはもう他の人と感性が合わないとしか言いようがない。

ということで2年ほどこの手のジャンルは購入も控えてたんだけど、何となく買ったキングダムオブアマラーは本当に素晴らしい。凄さよりも楽しさ優先の自分の趣味に合ってる。

ファンタジー世界を舞台にしたアクションRPGで、記憶の無い主人公がいろんな人の依頼を受けながら自分の正体と運命を決めていくという内容は普通なんだけど、
誰の感想を見ても「サクサク」という言葉が使われてるぐらいテンポがいい。

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戦闘シーンだけ見たら、ゼルダとか、武器のチョイスによっては無双シリーズみたいにシャキシャキ動いてザクザク経験値が貯まる。
移動は基本的に乗り物無しで走るだけだけど、マップから行きたい場所を指定するだけでワープ可能。
無駄に血の量を増やしたりするんじゃなくて、豪快なエフェクトと多彩な武器の組み合わせで爽快感を感じられる。
これまで遊んだ18歳以上対象のゲームの中で暴力描写は一番少ないかも。
これは楽しいゲームだ。楽しくて深い。

難易度も、最近のアクションゲームはどれもゲーム好きがゲーム好きのために作ってるので妙に難しいのが多いけど、これは、ハードモードで他のゲームのノーマルと同等。
海外で発売された追加シナリオを全部収録してあってボリュームも充分。
膨大なセリフ量で民族や宗教の考え方の違いを知ったりする楽しみ方から、一般市民を攻撃したり民家の本棚をあさって日記を読んだりといったイリーガルな楽しみ方もできる。

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説得能力を上げていれば会話の選択肢が増える。フルボイスで贅沢なつくり。

このゲームが売れてない理由を探すとしたら、あまりに優等生すぎて印象に残らないのと、ファンタジー系でよりディープな「スカイリム」を選んだ人の方が多かったぐらいしか思いつかない。

少なくとも僕は「アマラー」で現代のゲームがどのくらい凄いことになっているのかを思い知った。ファンタジー世界は好きだけどアクションと血しぶきで敬遠していた人に、ぜひやってもらいたい。



よく比較される三者。


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