GUILD02「虫けら戦車」ファーストレビュー!

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とりあえずイージーモードでスタッフロールまで見たので、現時点での感想です。
プレイ時間は3時間半ほど。まだかなりのミッションや隠し戦車や敵、オンラインミッションも残しています。

はっきり言ってプレイ当初の印象はギルドシリーズ全作でぶっちぎりのワーストワンだった。主人公はなぜか小さくなってしまったドイツ軍の兵士となり、戦車でアリやハチと戦う。
作戦開始時にはPS1をほうふつとさせるグラフィックで、
「こんなに小さくなってしまうとは、連合国の新兵器かー!」
とか、ちょいコミカルなやりとりがあってゲーム開始。

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戦車をスライドパッドで移動して、砲台はボタンで回転させる。
砲撃は自動的にしてくれるし、機敏な動きもできないので、アリ相手に
一歩近づいてドーン!
一歩下がって隠れて…
近づいてまたドーン!
を地味に繰り替えすだけ。

敵はアリ、ハチ、カ。ボス的な存在はクモ、ハチなど多数。
バイオハザードのゾンビよりもグロテスクだとは思わないけど、虫と聞くだけで鳥肌が立っちゃう人は避けた方が無難かも。本気で気持ちの悪い虫は出てこないけど、敵が接近したときのカサカサ…という音とか、気持ちのいいものではないし。マップがずっと同じような感じで迷いやすいのもマイナスだ。

(追記)SEとBGMの音量を別に設定できるので、カサカサ、ブーン、という音を小さくすれば不快感減ります。立体音響に対応していれば仲間のいる方向も推測できるし、虫に囲まれるゾワゾワ感が凄くなって面白そう。


落ちている各国の戦車に触れると、次の作戦から使用できる。車体と砲台、カラーを別々に選べるので、自分だけのオリジナル戦車で戦える。

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序盤最悪だったこのゲームの印象が変わってきたのは、中盤に差し掛かってきてから。そこそこ速い戦車で「カ」や「ハチ」をまとめて一撃で倒すのは気持ちいいし、クモの巣や細い木の上など立体感あるフィールドも面白い。
一連のドイツ軍コントやしょぼい音声もちょっと笑える。

3DSで似た印象のゲームは、スティールダイバーや哭牙だけど、あれが噛んでも噛んでも薄味で物足りなかったのに対して、虫けら戦車は「美味しいわけじゃないんだけどなんか変な味は付いてる!」って感じ。
稲船さんは絶対に失敗できない「ソウル・サクリファイス」を作ってる合間にこっちでやりたい放題やったのかな。(邪推)ギルドシリーズのコンセプトにはぴったり。

ギルド01を持っている人が使える特典、金の戦車は本当にただ金色の戦車で、強くもありがたくもなんともない。
もしかしたら01持ってなくても、徹底的にやりこんだら使えるようになるのかもしれないけど、ここまでしょぼい特典だったら「金の戦車のためにやりこまないと」って思う人がいなくなるから良かった。
「怪獣が出る金曜日」だと、完全クリアすれば特典が見られたせいで、本来やってもやらなくてもいいオマケ要素を無理してやりこんで最終的に疲れちゃう人がいたみたいだから。
「虫けら」のやりこみ要素は超難しい上に特典は超しょぼいので、これだったら皆
「ゲームって好きなように遊んで、好きなところでやめていいんだ」って思うだろう。


ここからは個人的に思ったことだけど、「怪獣が出る金曜日」と「虫けら戦車」に共通するのは、どちらも「男子小学生時代」を思い起こさせるところ。

「怪獣」ではちょっとノスタルジックに思い出補正されたきれいな少年時代を思い出したけど、「虫けら戦車」で思い出したのは、女子が顔をしかめそうなリアルな俺の少年時代。
具体的には、駄菓子屋で買った水あめに飽きたので、アリに水あめを垂らして動けなくして遊んだり、釣りをしていたはずがいつまにかフナムシを踏み潰して遊んでいたことを思い出した。

良くも悪くも、男子小学生に「好きなだけ予算あげるからゲーム1本作っていいよ」と言って任せたらできたようなゲーム「虫けら戦車」。
これが作れる稲船プロデューサーは、小学生スピリットを残したまま大きくなった、やんちゃな大人なんだろうな。


何か買ってもらったり拍手もらうことでしか喜べない、汚い大人になってしまいました。
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