「みんスペ」とどう違う?「スペランカーコレクション」レビュー!

PS3ダウンロードソフト・スペランカーコレクションのレビューといきましょう。
以前に「みんなでスペランカー」も買っているので、参考にしていただければ幸い。

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元祖スペランカーのイメージイラスト。
数年後、日本に送られて虚弱体質にされるとは夢にも思ってなかっただろう。



スペランカーはちょっとした高低差で死んでしまう主人公を操作して地下深くに眠る財宝を探しに行くゲーム。日本ではファミコン版をリアルタイムで遊んだ世代だけでなく、それをネタにした動画などで知った若年層への知名度も意外と高い。

問題作だったファミコン版を四半世紀ぶりにリメイクした「みんなでスペランカー」は、オンラインでの多人数プレイが前提になっている。
主人公が死んでもどことなく間抜けな音楽で笑える、難しいが大量に残機がある、救助することでポイントになるので足手まといになっている感覚が薄い、などストレスになりそうな要素を巧みに面白さへと転化した傑作。
似たようなレトロゲームのオンライン化という点では「いっきおんらいん」というのもあるけど、ぶっちゃけ「みんなでスペランカー」の方が面白さ、アイデア、ボリューム、参加者の多さと全ての点で優れている。


そんな「みんスペ」より面白さは感じにくいかもしれないが、スペランカーファンなら胸が熱くなること間違いなしなのが先日配信されたばかりの「スペランカーコレクション」。
これまで移殖されることがなかったアーケード版をふくむスペランカーシリーズの完全移殖プラスアルファ。

収録タイトルは

・元祖「スペランカー」
BGMすらない。この時代のゲームとしては高いクオリティなのだが、さすがに今やると少々きつい。

・アーケード版「スペランカー」
基本システムはそのままに、大幅に遊びやすくアレンジされたスペランカー。
マリオっぽい主人公が弾を連打する姿は、ファミコン版しか知らないプレイヤーには新鮮に映るだろう。

・ファミコン版「スペランカー」
日本で一躍有名になったファミコン版。主人公は元祖バージョンより大幅に弱くなった。
今やると斬新で良いバランスのゲームなのがわかるが、小学生のころにこれを手にとっていたと想像すると…どう感じていたんだろう?

・アーケード版「スペランカー23の鍵」
多くの隠し通路や水中面など、地下探検のワクワク感はそのままに、大幅パワーアップした続編。もしファミコンに移殖されていたら人気者になれたかもしれない。

この4作プラス、ファミコン版スペランカーを最速で1周クリアしてタイムを競ったり、1機だけでスコアを競う「サドンデスペランカー」というモードもある。
ただ、全てのランキングで上位ランカーのリプレイが見れるのは、誰のためなのかよくわからない。
初心者は超絶プレイを見てもポカーンとするだけだろうし、隠しルートやアイテムの場所も一発で全部「正解」がわかってしまう。あとはそのルートをたどるだけだ。
当時の貴重な資料が見れる「古代史料展示室」では、原作者のメッセージやキャラのドット絵、そして、よくこんなもの保存しておいたな、と呆れ顔になりそうな秘蔵の設定資料などが見れる。ファンをがっかりさせることはないだろう。
個人的には「23の鍵」が新鮮かつ、アーケードっぽいほどよい緊張感で楽しめている。

初心者には、ランキングには登録できないけど途中中断などができるフリープレイモードがあるし、
オールドファンには、「当時のブラウン管TV再現」などもある。
が、なんせスペランカー。
マリオやロックマンと違って、当時のファミコン少年の間でも賛否両論だったゲームです。誰にでもお薦めはできるわけじゃありません。
思い入れのある人なら即買いして大丈夫でしょう。

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アーケード筐体のモニターも再現。


Q「みんスペ」と「スペコレ」、結局どっちが面白いんですか?

A「普通の人が遊んで楽しいのは、みんスペ。友達と遊んでいる感覚です。
スペコレは、ゲーセンの、人がたくさんいるのに孤独な感じが味わえます。
また、元祖スペランカーを遊んでから、みんなでスペランカーを遊ぶと、マニアックなゲーム性を残しつつ、一般ウケする楽しいゲームにアレンジしていることがわかって驚けます。」


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