ナノアサルト論2なの

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ナノアサルト61時間突破!
たいていの人が2,3時間でクリアして放り出すゲームなので、開発スタッフ以外でこれだけ遊んだのは自分くらいだろう。
日本一のナノアサルターをナノるにふさわしい男、それが私だ。

さて、こんなにやったこのゲームだが、あんまり面白くない。
球状のフィールドで、ちっちゃい弾をピチュピチュ撃って敵を全滅させれば終了。
ステージも敵も音楽も似たようなものばっかりで、評価できるのは映像の緻密さくらい。

残機9機まで増やして、適当にサブウエポンを連発していればあっけなくラスボスに到達。
3D視点の面も最初は戸惑うが、画面上の敵を自動追尾してくれる「シーカVR」連発でまあ大丈夫。
サブウエポンのゲージがなくなったら自滅すればまた満タンになる。
もうひとつのサブウエポン「レイディオン」は広範囲攻撃。
威力は高いけど、撃ってから爆発するまでやや時間があるし、通常ショットを適当に撃ちっ放しにするだけでクリアできるので使いどころはほとんどない。
なんだこりゃ。

ここでこのゲームを手放してしまう人も多いだろう。

しかしクリア後、オンラインスコアランキングに参加してから、このゲームの奥深さが見えてくる。

ステージ1の目標スコアは30000点、敵の出現パターンは固定で、ホコリみたいな奴を15匹ほど倒してから、虫みたいなのが5匹出てくる。アイテムはひとつ1000点のが3つ落ちている。
全部つぶしてもせいぜいスコアは10000点ちょっと。

どういうこと?と電子マニュアルを熟読すると「コンボシステム」があるのがわかる。
敵を連続で倒すとスコアが上がる、例のシステムだ。
ああなんだそういうことか、と一旦は思ったが、本作のコンボシステムは有効時間が恐ろしく短い。

敵を2体同時に倒すと、一方のスコアが9倍になる。
時間があけば8倍,7倍,6倍…と倍率が下がっていく。
そして1秒ほどで倍率は元に戻ってしまう。
本当に一瞬でコンボが途切れてしまうのだ。

敵は1匹10点から、1000点のものまでいる。つまり、
1000点の敵の体力をギリギリまで減らしておく

10点の敵を倒す

直後に1000点の敵を倒してスコア加算

というのがスコアアップのための基本パターンになるのだが、タイミングがシビアで0.1秒でも遅れたり高得点の敵を先に倒してしまえば大幅にスコアは変わってくる。
難しそうでしょ?
大丈夫。俺も出来てない。つうか誰も出来てない。

ある程度行き詰ったら、ストーリーモードで全く使わなかったサブウエポン「レイディオン」を使ってみよう。使いにくい広範囲攻撃だ。
広範囲に攻撃するので、敵が密集しているところに撃ちこめば、通常ショットではせいぜい5倍6倍だったスコアが、レイディオンなら全く同時に倒せるので9倍のスコアが獲得できる。

ストーリーモードでは無意味だった武器が、スコアアタックになると急に意味を持ってくる面白さ。
スタッフは最初から、ストーリーではなくスコアを競って遊ぶことを想定してゲームを設計していたのだ。
凡作だったはずのゲームが、やりこむことで突然秀作に化ける。
この瞬間がたまらない。


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