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PS4ダウンロードソフト「ザ・ビデオキッド」レビュー



海賊版ビデオを配達して金を稼ぎながら、公園で待つジェシカに会いに行こう!

左右移動とジャンプで、わんさか迫る80年代オマージュの敵を避けつつ、ビデオを投げまくって点を稼ぐ。
500円で1面限り。
画面構成は「ペーパーボーイ」のオマージュで、どこかで見た敵たちからは、作ってる人の楽しんでる感じが伝わってくる。

ぐちぐち欠点をあげようと思えばいくらでもある。
ジャンプで越える対向車と、よける車がわかりにくく、やたら難しい。
対処法がわかれば今度は簡単すぎて永遠に続く…。

ビデオ投げで物を壊せばスコアになるけど、数に制限がないので、最初からボタン連打してればいい。
投げまくれるので、ポストに投函したときの達成感も弱い。

クリアすると全く同じ内容で2周目がふつうに続く。
得点が上がっていくのなら、同じステージ構成でも緊張感が増していくけど、そういうのもない。


「レトロ風味で今風のアレンジをしたゲーム」はたくさんあるけど、これは本当に80年代の子供がノートに書いたゲームが、そのまま商品化されたみたい。

ただ、そこが憎めない。
軽い。
「見てみて!こんなの作ったぜ! 500円!」
って、童心のぶちかましを食らった気分。
システムもキャラもパクリなのに、なんか憎めない。

初見は
「ムズいな何だコレ…」

回を重ねると
「まー、でも、なんか悔しいからもう1回」。

そのうち、
「この理不尽さ、惜しさ、大らかさ。わざとアラを残して昔のゲームをやってる感覚を丸ごと再現する狙いなのでは…!?」
と、だんだん応援したくなってきた。


500円という値段設定も絶妙。
キッズにとってワンステージ500円だとちょっと高いけど、
80~90年代を通過してきた元・少年少女にとっての500円は絶妙。
100円や200円の、見るからにやる気のないゲームもあるけど、それよりは本気。
壮大で完成度の高いゲームじゃないけど、まあ大目に見れるかな、値段分は満足したかな、と思える。

適度なボリューム。軽さが適度。肉料理にそえられたサラダ!
サラダ続きは飽きるけど、大作の濃い味続きに弱った胃腸には、この軽さがうれしい。次はまた分厚い肉をガッツリいけそうな気がする。



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