初代DOA発売当時の記事を読んでみよう(デッドオアアライブ5便乗企画)

DEAD OR ALIVEという格闘ゲームがあります。
Vシネマの方ではありません。格闘ゲームが流行っていた時期にテクモが発売して、バーチャ、鉄拳に続く人気作となったデドアラです。
見た目ばかりが話題にされますがゲームとしてしっかりした芯があります。特徴は、ガードをあまり使わず、ホールドという動作で相手のパンチやキックを返せるところです。これによって相手との心理的な駆け引きが生まれ、またガードで戦いが止まらないためテンポが崩れないという利点もあります。

ただこのシリーズ、キャラクターの衣装がたくさん用意されているんですが、一作ごとに衣装が増えてきて、最近ではオマケ要素であったはずの隠し衣装が見たくて買うような人も増えてきました。
強敵を倒せばセクシー衣装が使えると聞いて
「デドアラで真面目に格闘やらなきゃいけないのかよ」とかコメントする人がいる始末。

まあ、そういう要素をウリの一つにしているのも事実ですが、このゲームは凄くかっこいいゲームだし、男性キャラも非常にいい味を持っているので、うちはあえてセクシー路線無しで、かといってガチ格闘ゲーマーでもない視点でデドアラを紹介したい! 

今でこそ色物的なポジションにいるデドアラも、シリーズ1作目が出た当初は純粋に格闘ゲームとして盛り上がっていた…ような記憶があるんです。
ガックガクのポリゴンしか表示できなかったセガサターンで、明らかに頭一つ抜けていたクオリティだった初代デッドオアアライブ。
発売前の紹介記事を読んでみましょう。

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97年のテックサターン。表紙がラストブロンクスと井上涼子だったり、全体的な色使いがおかしかったりと触れていきたいポイントはいろいろあるんですが、これに初代デドアラやソウルハッカーズの紹介記事が掲載されています。
んじゃ開いてみましょう。白より黒っ!


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こちらが当時のセガ好きを驚愕させたクオリティの初代デッドオアアライブです。ジャーマンスープッレックスを決めたときの形についてコメントされてたりして、ライターはプロレス好きと推測される。


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ちなみにサターンのポリゴン格闘って、メーカーによってはこんなんですからね。

この画像では分かりにくいですが、このシリーズの顔になる「かすみ」よりも「ハヤブサ」というもう一人の男性キャラにスペースを割いているんです。今でこそニンジャガイデンの主人公として知名度の上がったハヤブサ兄さんですが、当時はファミコンの「忍者龍剣伝」で人気があったのに消えたキャラという位置づけでした。

龍剣伝も有野課長が苦戦したことで少し知名度が上がりましたけど、当時は、まさか忘れかけていたキャラがこんな形で復活してくれるとは!と非常に話題になったのです。
女性キャラも人気ありましたけど、それに負けないくらいハヤブサと、ブルース・リーまんまのジャン・リーというキャラの人気は高かったんです。


他の号では、テクモを一流メーカーにのし上げた板垣プロデューサーという方のインタビューも掲載されています。一部抜粋します。

当時はバーチャファイター2がすごい人気だったから、作るからには越えてやろうという意気込みが当然あって、それがホールドボタンやデンジャーゾーンという形なんです。

――格闘ゲームをプレイしたことのない人にはアプローチは?

キャラクターやバストの揺れといった視覚的要素ですね。ビジュアルって重要なんですよ。



あ、あれ?硬派な部分をアピールしたかったのに、製作者自身が、派手なゲームが並ぶゲーセンで人の目を惹くために、胸揺れを売りのひとつとしていたと語ってますね。
じゃあ何だ。当時は硬派なゲームだと思っていたのは僕の勘違いですか。そんなはずはないんだが…

しかし今でもニコニコ動画で「デッドオアアライブ」と検索すると、胸のアップや水着のサムネがずらりと出てくる。
それだけが話題になるのは間違っているけど、まず見てもらわないことには話にもならない。

「ビジュアルって重要なんですよ」
15年経っても正解。





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