R1ぐらんぷりの影響で「考える障害者」再読、ダクソを諦めた男が「ブラッドボーン」

新しいこと、できてません。
ちょっと忙しかっただけで休日をゴロゴロ寝てすごしてしまって、ああ情けねえ、子供のころかっこ悪いと思っていた大人の姿だ…と。

R1で盲目の芸人、濱田祐太郎が優勝したことでホーキング青山「考える障害者」再読。
この本の「タブーって何枚あるのかね」という言葉が大好き。



24時間テレビは放送のたびに偽善だなんだと言われるが、毒舌漫談のホーキング青山はむしろ、対抗するようなEテレの障害バラエティ「バリバラ」に言及する。

「感動ポルノ」で話題になったバリバラ。
障害者と笑いや性、などのテーマで、24時間テレビの感動路線に物申すような内容もあり、
たびたび「タブーを破った」と評される。

障害者が笑いをとる「S-1グランプリ」まで開催して、出演依頼はあったが、結局断ってしまった。
障害者と性、笑いなんて、20年前からずーーーっとやっているネタだから、今更な感じがしてがっかりするようだ。

車椅子で舞台に出て場を凍り付かせ、えげつない下ネタを言って、「タブーを破った!」と言われた。
テレビに出て辛口のコメントをすると「タブーを破った!」
本の中でエロ話を披露すると「タブーを破った!」
差別について発言すると「タブーを破った!」
タブーって何枚あるのかね。

「バリバラ」のS1グランプリは、発声に障害のある人が漫談をやって、プロの芸人が「障害があるのに人を楽しませようとしている」ことを評価した。
そういうとこ!障害者に遠慮してるじゃん!
本当に芸で評価するなら、発声しづらい人は漫談以外をやるか、他の戦略が必要だとアドバイスするはずだ。
アイドルを目指すブス、格闘家に憧れた病人、みんなそうしている。もしくは諦める。

障害者と笑いを結び付けたくらいで、いまだに「タブーを破った」と言われる。
20年以上前からそんなことやっているのに、まだその段階なのか。
盲目のミュージシャンは音で評価されるのに、足のないアスリートは記録を目指しているのに、障害のある芸人は面白いかどうかを評価してくれもしない。
「苦労しているのに人を楽しませようとする姿に感動した」じゃネエ!ウケたいんだ。

「タブーって何枚あるのかね」
このセリフは、笑い、諦め、怒り、自分への至らなさ、全てが含まれている。
この後に盲目の芸人が盲学校トークで受けるとは、思いもしなかったろう。

YOUTUBEでいくつか見たけど、濱田祐太郎と他の芸人の楽屋トークやいじり方は愛があって距離感が絶妙で大好き。ちい散歩以来たくさんの人が出演している「散歩もの」番組に、彼こそ出演するべきだろう。


PS4鬼ムズ系アクションRPGの「ブラッドボーン」をプレイ。
最初のボスを倒しただけでもうクリアしてしまったような感覚。

前にも「ダークソウル」をやって、途中で
「凄いのはわかった! おそらく挑戦し続ければ達成感があって絶賛したくなる! でも今はいいや…」
と止めてしまった。



ブラッドボーンはアクションの切れ味が増していて、基本は避けて斬るだけなのに、互いにダメージが多いので緊張感があるし、新しい場所を探索するときの楽しさはもう、たまらんものがある。

探索も戦闘も
「あと一歩踏み込むか、退くか」

危険地帯で好奇心だけで突っ込めば手痛いロスをするし、バトルの最中にも
「もう一撃当たればいけるんじゃね?」
と軽くゴリ押ししようとすると、一発で形勢逆転される。本当に一撃がでかいのに、絶妙なバランス。

基本は回復アイテムを目いっぱい持ってヒット&アウェイ。
それだけでいいのに、ダメージを喰らった直後にやり返せば体力を取り返せるシステムのおかげで、つい深追いしてしまう。

小手先の器用なプレイよりも、判断力と、相手の動作を見極める観察力、経験がものをいう感じ。他のアクションの難しさとは何か違う。このシリーズに影響を受けたゲームが国内外にいくつもあったけど、本家の格の違い!

アイテムにシルクハットみたいな紳士的なものがあって、ハンターはそういったものを使うことで人間であろうとした…的な説明があるのも深い。
ストーリーは語らなくてもいいんだよね。なんかすごい、と思わせる雰囲気作りだけして、より深く理解したい人だけ調べればいい。

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