陶芸アプリ「let's create! Pottery(作ってみよう!陶器)」レビュー

ゲームを始めると、ステラおばさんなる人物から「いい趣味だ!」と、メールが届く。
各国のコレクターから
「ギリシャ陶器のキクラデスとミノアの壺のようなものを作ってほしい」
など、依頼と写真が送られてくる。

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「let's create! Pottery(作ってみよう!陶器)」は陶芸ゲームだ。
アンドロイドで450円だったが、機能を制限された無料バージョンもある。
配信はこちらから

さあ、いい趣味に没頭しよう。
指先で、タッチペンで、土をこねよう。
力の加減でぐにゃっと台無しになるシビアさはない。ぞんぶんにのばし、くぼませ、ふくらみを作る。かすかに鳥のさえずりが聞こえる。

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いい感じになった。窯に入れよう。光の「照り」やざらっとした感触まで想像できるバーチャル壺が焼きあがる。
このまま回して見るだけでうっとりするようなグラフィックだが、色を塗って、模様を付けると、さらに美しい。
コレクション、SNSで披露、ゲーム内で売却して柄や素材の購入ができる。

依頼人に写真通りの壺を送ってあげると、次々とケルト柄を愛する人や、アフリカの息吹を感じたい人など、依頼が増える。
適当に形を作って、柄をつけてあげるだけで楽しい。これはアステカ文明。

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陶芸って妙に渋いイメージか、焼きあがるたびに「こんなもの失敗作だ!パリーン!」の偏ったイメージもあるけど、このゲームでは最初から
「陶芸はいい趣味だ!」
と強調される。
リクエスト通りに作ってあげると
「なんて素晴らしい作品だ!コインを振り込みます!」
と返事が来る。作ることは楽しいことに決まってるじゃん、と当たり前に肯定してくれる。

余計な要素を入れてないぶん、グラフィックはかなり上質。タブレットの画面1枚隔てた向こう側に「ある」壺のさわり心地を想像できる。
すべすべ、てかてか、ざらざら。

制作会社の「インフィニティードリームス」の作品群を見てみると、普通のタワーディフェンスでキャラだけクレイアニメ風だったり、リアルな水の表現にこだわっていたり、ゲーム内のものの質感をウリにしているメーカーらしい。
そこを極めて陶芸に行きついたわけか。
デジタルなゲーム作り以前に粘土とか模型とかを作る楽しみと、手触りの喜びを知っているスタッフがいるんだと思う。



実際に3Dプリンターで、作った壺を指先サイズで出力できるようだ。
案内ページに入ると英語になるので詳しいことはわからないが、未来を感じる。

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