作中ゲームをあえて出さないことで原作再現したバラエティー版「カイジ」

俺も気づいてた!
「限定ジャンケンって実際にやるとつまんないのでは…」
って気付いてた!

PSVRの「鉄骨渡り」を見て、
「これ、本当は安全って意識をぶっとばすぐらい迫力がないとダメなんだ」
って気付いてた!

「カイジ」を再現するのに、作中ゲームをそのままやってもダメなんじゃ…って気付いてた!



借金を抱えた参加者を募って、原作の「世界観を」再現したバラエティー版「カイジ」。
全く期待してなかったのに面白かった。

原作の醍醐味って、ゲーム自体は単純なんだけど、極限状態に追い込まれることで、いろいろ考察が始まって、何気ないヒントから解放をひらめくカタルシス!
ゲーム自体は単純だけど実は深いルールに潜っていく感じ。
だけど実際に一回勝負で作中のゲームをやっても、あんな盛り上がる展開にはならないよね。


そこでバラエティ版カイジ。
いきなり命綱無しで「鉄骨渡り」再現。
下にクッション的な用意はしているんだけど、夜だから見えない。安全な奈落。
初見ならエグい場面も「これ原作再現だから!」と理由付けをして、一般人にやらせることができた。

また、テレビだから絶対安全にしてくれてるはず、とスタートダッシュで行く奴、
それはわかっても踏み出せない方にわかれる。
バンジージャンプで最初に考えちゃうと行けなくなるのと同じだ。

敗北しても損のない「芸人枠」があることに、観る前はどうかと思ったんだけど、
芸人さんたちは「これはテレビで絶対無理」と知っていたから、
「マジで!?えっ、マジでか!!」
って、作り手の正気を疑うように叫んでいて、みんな背中を押せそうで押せなくて。

それら全てが原作っぽくて、この時点でもう、成功!
叫びと参加者の表情は、ある意味実写やアニメも越えて、初めて完全に原作を再現してる気がした。
鉄骨の長さ。幅。何度も何度も黒服がテストして、ひどい目にあった末に決めたんでしょう。ご苦労様です。実際にやるとカニ歩きになるんだな。





地下生活再現パートで、
「あ、これやるんだ」
と軽く笑いも入れて、最後のペリカすごろく。

途中に「誰か一人を指定して戻す」コマがあって、
「100万出すから」「じゃあ200万」と、自然に交渉が始まった瞬間、まさにざわっ…とした。

イベントマスは「水を飲んだ量に応じて金がもらえる」
普通のバラエティならチープすぎるゲームだけど、これもエグい絵になってた。
外野から茶化してもルール違反じゃないけど、そこでカイジモノマネ芸人、躊躇!
集団生活を共にしての仲間意識か、反感を買うことで今後の仕事やゲーム進行に影響がでることを恐れたか、躊躇!


その後の生活が、どうなっていくかはわからない。
そもそも億単位の借金の人はどうすんだ問題もあったけど、これで知名度を上げたことが何かにつながるかもしれない。

序盤で脱落した借金芸人の岡野さんは、正月番組「レッドカーペット」で活躍して本業の笑いで成功をおさめた。
はずが、アキラ100%の失敗に全部話題をさらわれた。
「あらびき団」でもパチンコで負けたおじさんの一人コント。
年末年始3つも番組に出て全部チャンスをつかみそこねて、全部つながってる。


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