NETFLIX「あいのり」メンバー激怒事件。正論だからこそつらいときがある


真実の愛を見つけるどころか、MCが(というかオードリー若林が)もう恋とかいいわ…と言い出す始末のネトフリ版あいのり。

恋愛要素よりも、最新回のメンバーブチ切れ事件に感動してしまった。
すごいな。あいのり。迫力で言ったら極道映画並み。こんな番組だったのか。
恋する十代より、大人のほうが感情移入できると思う。

説明すると、
「合コン旅行をしていた男女が、遅刻してスタッフに叱らて逆ギレ」
と、割とどうしようもない感じになるんだけど。



慣れないアジア旅行とスタッフの近さに、女性陣は何度か体調を崩したり、ストレスがたまってる状況だった。
カメラに常に撮られることを承諾して応募したけど、その重圧は思った以上だった。

そんな中、酒に酔ったあげくバスを待たせてしまう。
地元の運転手さんは、日本ほど時間厳守の感覚がないから、謝ったらすぐに「いいよいいよ」とにこやかな様子。


だけどそのあとに、番組のディレクターが説教したことに、女性メンバーの一人の「でっぱりん」、ちょっと出っ歯の九州の子が抗議する。
たしかにこちらが悪かったけど、そんな言われ方はない、常に撮影されて辛い、恋愛しろと言われても無理です、と涙をこらえてスタッフに言う。

言い分としてはスタッフが正しいんだけど、自分で応募したけどできなかったことは、誰にだってある。
学校を退学した。病気で休職した。離婚した。
それを大丈夫だった人に、
「弱い」「逃げてる」「甘えだ」と言われるのが一番つらい。

だけど、スタッフに抗議するでっぱりんに対して、ストレスを感じてなさそうな男性メンバーは
「撮られるのわかって応募したわけだから、甘えだと思う」
って言っちゃう。
「甘え」ってフレーズが出た瞬間、あっ、それはダメ、って思ったけど、それで火がついてしまう。

その後の「でっぱりん」のキレ方たるや、九州以外の人が勝手に想像する「気の強い九州女」の180パーセント増しぐらい。
その必死さを、じっと観ていた。
上に従ってヘコヘコしたり、陰口で終わらせるんじゃなくて、芯がある人だから怒っているんだ!
と謎の感動があったんだけど、視聴者目線だから、この流れはいくらキレてもどうしようもないのがわかってしまう。


「撮影されるのがつらい」
と女子同士で言ってたはずなのに、味方だったはずの女の子も引っ込んじゃって、気が付けば、でっぱりん一人でブチ切れてる状況。
男性側からは後ろにひっこんじゃった子のほうが可愛く見えてしまう。
何にも得がない、勝ち目もない、八方ふさがり。方言丸出しの怒声が響いて、なんか、「正しさだけじゃねえだろ!」って同調したくなる。


男性メンバーも悪いわけじゃないんだけどねー。
というか、いい子すぎ。
「異国でも時間厳守かよ。この番組スタッフはサラリーマン根性抜けてねーな!」
ぐらいに一緒に怒ってくれる人がいれば惨状は防げたかもしれない。
(と、年齢的にはスタッフ側に近いかもしれない俺は思った。)


男性メンバーはみんな快活。
だけど一人だけ、友達ゼロ人、ネットラジオをやっているシャイボーイさんって人がいる。
イロモノ枠のシャイさん、常に挙動不審だけどなんか独自の視点で発言してくれたりしないか。
一発逆転で誰かのハートを射止めることができたら、それは世界に夢と希望をもたらすことになるのだが。


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