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「メタルギアソリッド5 ファントムペイン」は鏡のようなゲームだ。

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「メタルギア5」は、傭兵になって広大なアフガンを駆け回り、誘拐、略奪を繰り返してしまうゲームだ。
いや、そういうゲームではないんだが、俺がやるとそうなってしまう!

「敵に見つからないよう潜入し、誰も殺さないようにミッションを遂行しましょう」
と命令されたにも関わらず!
命令に従うつもりでコソコソ侵入していた…にも関わらず!
気がつきゃ敵の密集地帯に爆弾投げるわミサイル撃つわ、あまつさえ背後から締め上げ情報を聞き出し誘拐のドンチャン騒ぎ。

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ちなみに誘拐手段は、なんにでも気球みたいな装置をくくりつけて、
「パシュ~ン」
と秘密基地まで飛ばしてしまう。恐ろしいゲームだ。
敵の監視をかいくぐるヒントがくどいほど表示されるのに、いざ自分が強者になって、罪悪感のわかない相手がいれば、背後からパシューン。「そういうこと」をしてしまう。
心の奥底の悪が「今だ!」とささやくのだ。

メタルギア5は、遊び方で人柄を映し出す鏡のようなゲームだ。

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しだいに明らかになってくる「核以上の兵器」。そのアイデア自体はぶっとんでるんだけど、
その周辺の、たとえば兵器の運搬方法や周辺の国の経済状況とか、細かい部分のリアリティをガチガチに固めて納得させられてしまう。

この破壊兵器を止めないといけない。戦争で腕や片目を失った傭兵たちが、なおも銃をとる…!
と思いきや、アイテムがふってきて頭を打って気絶!

ファミコン時代なら許される演出を、ほとんど実写のクオリティで再現するギャグ。
リアルとデフォルメのごった煮。
ガッツリ硬派な世界観を構築しておいて、あえて現実に戻したり、脱力する会話をぶち込む。

プレステ1の「ソリッド」から、ゲームのパッケージを見させたりする独特の演出があったけど、
そこまで唐突ではなく、長い会話も小分けにされていつでも聞けるようになっている。
小島監督の味は残しつつ、飲み込みやすくなった。
これ1作に、10月の空き時間は全部飲み込まれた。


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