僕と哭牙との死闘 ~第一章~

哭牙というゲームを予約した。
ニンテンドー3DSでは数少ないシューティングで、これまでにないシステムが多数用意されており非常に気になるタイトルだった。
実は、ゲームを予約購入するのは人生で初めてだ。
これまでのゲームの買い方は、事前情報無しで店頭で気になったタイトルを適当に手に取り、帰ってから歓喜したり悶絶したりするというあまりにもギャンブル性の高いやり方だったが、珍しく計画的にアマゾンで予約した。これで発売日に届けてくれるらしい。

なぜこのゲームにここまで期待しているか。
「ナノアサルト」「爆烈軍団レネゲード」という全方位シューティングにとことんハマった後だからだ。純粋な縦スクロールシューティングでは普通にクリアすることもままならない自分が、慣れればこのジャンルでは世界ランキング上位に立てた。
これまでのゲーム体験では味わったことのない種類の快感に目覚めた。

次は「哭牙 KOKUGA」だ。このゲームをなるべく早く遊びたおして、一刻も早くレビューを書かなければならない。ニンテンドーダイレクトですら一言も触れられなかったこのゲームの良い点も悪い点もできるだけ正確に記して、一人でも気になった人には買ってもらいたい。
それくらいはしないと、今後ゲーム専用機でパッケージのシューティングが出るということ自体がなくなってしまう。

それに、このゲームには元「トレジャー」というゲーム開発集団にいたスタッフが関わっている。
トレジャーといえば一般的には「斑鳩」などが有名だが、実はスーファミの「悪魔城ドラキュラ」を開発していたチームでもある。
スーファミ初期のころ、ドラキュラは最高のアクションゲームだった。
コロコロコミックの記事でスーファミソフトの記事を何度も読んで、お年玉を握りしめてゲーム屋さんに行った。大人っぽいパッケージだったので母親に「本当にこれでいいの?」と訊かれたような記憶がある。

今は、自分で稼いだお金で発売日に買える。
あんまりゲームばかり続けている途中に届いても、やる前から疲れたような感じになってしまうので、ここ数日はゲームをやる時間を減らしていた。本を読んだり、3DSにラジオ音源を入れて聴きながらジョギングしたりしていた。

そして運命の9月27日――発売日当日。
ここまで期待して、自分に合わなかったらどうしよう。どちらかといえば不安を大きく胸に秘め、哭牙が配達されるのを待った。






…結局届かなかった。


四国在住の奴はKONOZAMA



こうして、哭牙との死闘第一章は、僕がもどかしい気持ちになるだけで終わるという、屈辱にまみれる形でのスタートとなったのである。

~第一章 完~
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