「スター・トレック」デビューして1週間。

90年代のTVドラマ「新スタートレック」シーズン2の「ホログラム・デッキの反逆者」まで鑑賞。

本当は特撮が苦手で、すぐ「〇〇ごっこやん」と我に返ってしまうんだけど、限られたセットで広大な宇宙を表現する面白さにはまり始めている。
NASAにはスタートレックをきっかけに入った人が大勢いるらしいけど、わかる。登場人物みんな高みを目指す感じ。
「20世紀の人類は失敗を重ねたけど、我々は学習したんだ」
と、困難な状況でも最善を尽くす。


「ホログラム・デッキの反逆者」は現在のVRやAI技術を思わせるエピソードで唸った。
どういう話かというと、24世紀の宇宙船で旅するメンバーが、息抜きにVRルームでたのしく遊ぼうという(笑)。

劇中ではVRルームとは言ってないけど、宇宙船の一室に、何でも出現させられる部屋がある。
部屋を一瞬でジャズバーに変えて、バーチャル美女と演奏を楽しむこともできる。


ここで、素晴らしい頭脳を持つアンドロイドの「データ少佐」たちは、人間のようにひらめきで事件を解決できるかやってみよう、と「シャーロック・ホームズごっこ」をする。

24世紀のみんながシャーロックホームズたちのコスプレをして、VRロンドンの中で、コンピュータが考えたミステリーを解決しようという。
それまで宇宙航海だったのに、何だその展開!って最初笑ったんだけど、事態は思わぬ展開になる。


難易度を上げて、とびきり知能が高く、こっちを困らせるようなライバルを出そう、と設定にしたことで、
ゲーム内の登場人物の頭が良くなりすぎて、
「ここはロンドンではなく、自分たちは24世紀の技術で作られた存在だ」
と気付いてしまう。

さらに、コンピュータを呼び出してコントロール方法を学習して、宇宙船を操作する権限を乗っ取る。
そして(アンドロイドの)データ少佐同様、
自分にも命はないけど、生き続けたい意志があると言い出す。
どう説得すれば、元通り宇宙船の権限を譲ってくれるのか。


僕が今遊んでいるPS4で言えば、ゲーム内のキャラクターが学習した結果、
「電源を切ろうとしたら、無線接続されたスマホで勝手に買い物して、友人を罵倒するメールを送るぞ」
と脅迫されるような。

AIが人間の想像を越える進化をして、神である僕らの「弱み」がなんであるかを学んで反逆する。
今アメリカで人気のドラマ「ウエストワールド」も、同じようなテーマの話らしい。



ちなみに、スタートレックを観始めたきっかけは、映画評論家の高橋ヨシキさんです。
新参者を馬鹿にするような熱狂的ファンも一部いたけど、本当にスタートレックに込めたメッセージを理解していたら、新規ファンを攻撃することはない、と背中を押してくれました。感謝。
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