NETFLIX「伊集院光のでぃーぶいでぃー」レビュー 負け犬たちの善意に打ちのめされる、バラエティー版カイジ!もしくはダークナイト!

伊集院光が企画・制作したオリジナルDVD「伊集院光のでぃーぶいでぃー」シリーズがNETFLIXで配信中!
どれもDVDの容量ギリギリの分量で、低予算を感じさせない力作。

1「だるまさんが動いたらみんなバラバラの巻」

伊集院が、オーディションで選ばれた若手芸人に意地悪なゲームを仕掛ける。

部屋に案内された参加者たちは全員5個づつ「だるま」を持っている。
時間が来るごとに、他の出演者に匿名でだるまを送り付けることができる。
最終的に多く持っていたら、2作目に出演できない。

長年売れない芸人がやっとつかんだチャンス。
最初は「何もしないでみんな出演しよう」と、みんな静観するが、伊集院がインタビューして回り、不安をあおっていく。

印象的なのは終盤で動いた芸人「田代32」。

お人よしだが、40になっても売れる兆しがない彼。
チラシ配りのバイトをやったのに、給料未払いで逃げられたことを告白する。

田代が気になっているのは、ブレイク前の「バイきんぐ」小峠。
ともにバイト生活。ボウズ頭。キャラがかぶってる。
恨みはないけど、こういう所で人を蹴落とせない性格だから、つらい目を見てきた。

そして序盤から用意されていた「裏ルール」が参加者たちをパニックに。


2「酩酊ドミノハイパー」

カウンセリング必要なレベルの酒乱を集めて、ドミノをやってみよう!
おとなしい芸人が豹変して、年齢差のある先輩にバシバシ暴言を吐く。
「上下関係の厳しい世界でそれはダメ! 特に、長年くすぶってきた先輩相手にその発言、絶対ダメ!」
って展開が続き、ついに手が出る。
のりが「うわああっ…!」と腰を抜かさんばかりにビビるあの瞬間。怖いもの見たさで中断できない。


3「ラジオの魅力に迫りまSHOW!」

みんなで架空のラジオにネタ投稿をして、誰のハガキが読まれるかを競う企画。
現「メイプル超合金」の安藤なつが参加。
大喜利番組としても面白いけど、伊集院本人も参加することで、だんだん真剣な空気になっていく。

25年ラジオDJの伊集院は、大勢のハガキ職人のネタを審査する立場。
何千何万とボツにしている、「書く側」の苦労を目の当たりにする。
もし自分が面白いハガキを書けなかったら、ラジオDJとしての地位も自信も失うことになる。

伊集院が「本気で書いた悩み相談」は、作り話なのに、読み上げただけで涙する参加者も。

4「裸・裸・裸フィッシィングの巻」

昔ならOKだったテレビの悪ふざけを、あえて今やってみる!
チームに分かれて釣り船に乗り込み、魚を釣った数だけ相手チームの服を脱がせることができる。
2月の寒さの中でどこを観ても裸が暴れる、最強に頭の悪い企画。


5「ノンアルコールドミノ毒入りの巻」

ドミノと人狼を組み合わせたようなゲーム。
みんなでドミノを完成させる企画だが、中にいる3人の「裏切者」は、途中でドミノを倒した数だけ賞金がもらえる。

ミスなのか、わざとなのか。
途中で参加者を別室に送る追放選挙を行いつつドミノを進めるが、参加者が少なくなると時間内に完成できない。

完成に近くなるほど、「ここで一気に倒されたら終わり」の心理が働く。


6「体内時計でぴったんこの巻」

時計を使わず、それぞれのやり方で3分間を計測。
オーバーするとそれぞれの私物を台無しにされる、シンプルな企画。
優勝賞品は「吉野家牛丼100杯サービス券」
大喜びするみんなに、普段の苦労が感じられる。

バイきんぐ、安藤なつ、現「だーりんず」小田、オテンキ他、
伊集院のラジオを聞いているとよく出てくるメンバー総出演。

しかし、ルール決定後に、とある私物がシャレにならないほどの宝物だったことが判明。
プレッシャーでますますおかしくなる体内時計。3分ギリギリのミラクルを起こせるか。
全巻通してだけど、くせ者揃いの中で奮闘する「オテンキ」3人の好感度が上がる。

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特に好きなのはだるまさんとドミノシリーズかなー。

「勇者ああああ」2回目! 「にわか」以上に「老害」は嫌われる

今推してるのは、勇者ああああ、バカリズムの30分ワンカット紀行なのかな。
「ネットもテレ東」もしくはニコ動で無料視聴。
視聴はこちらから


2回目にして番組の印象ずいぶん違ったなー。

「にわかゲーマーをあぶりだす」企画が前回好評だったけど、
観てるみんな、「にわか」は嫌いだけど、
「老害」はもっと嫌いなのがハッキリわかった。

しかも面接形式なのがよりアルピー2人の印象を悪くしてたなー。(コントだけど)
2人の苦労人時代を知ってるかどうかで印象違ったと思う。

やっぱり初回の子が、レースクイーン&ぶりっ子キャラで「斬られ役」としていい仕事してた。

今回は声優の仕事してる子で、(しかもダンガンロンパ出演トークはカット)
ゲーム好きなんだろうけど、レトロゲーム知識だけで追い詰められてるように見えてしまった。ていうか本当にそうだ。
「ぷよぷよ」「ドラクエ」を、みんなが知ってる時代ってもう何年前だろう。

猟師VSクレー射撃のガンシュー対決も時間がかかった割に、
結局テレビを調達するとこ、スタッフ自前のゲームを用意してたところが一番盛り上がったという。


そして前回「次回の予告」として放送したシーンがない。(ゆるすぎ!)
初回の結果で上がったハードルに、思いっきり足が引っかかったような2回目だったが大丈夫なのか!
2度にわたり次回予告で流れた、お侍ちゃんの運命やいかに!

キッズ層を切り捨てて身軽になったゲーム番組「勇者ああああ」1回目感想

ゲームに興味がなくても楽しめるゲームバラエティ「勇者ああああ」第1回が始まった。

ニコニコ動画から公式配信されているので、こちらから。
勇者ああああ


友達とゲームやるときと、テレビ番組でゲームを扱うときの違いは、
「これ飽きたから他のゲームやろうぜ」
って言えそうかどうか。

テレビ番組でゲームを扱うとき、本当はしんどいのにゲームと付き合ってる感じがして、痛々しくなることが多かった。
ゲームセンターCXは成功例だけど、
もっと好きなようにゲームで遊んで、知ってる範囲でゲームの話をしてて、より観ていて楽な番組が始まった。


ロード時間がゼルダのパロディ。
ゲームに詳しいスタッフが作っていることを演出しつつ、波動拳を連続で出すチャレンジ企画。

単純なんだけど、
「そういえばスーファミの格闘ゲームって必殺技出にくかった!」
とか思い出す。

そして、ラジオでは結果を残しているけどテレビでは使いづらかった、アルコ&ピースの「らしさ」が出てる!
平子(メガネの方)が尊大になって、酒井(小柄な方)がチンピラっぽくなる、
大したことはやってないんだけど「ボコっから」と連呼する酒井。

川崎には荒くれ者が大勢いて、酒井もその一人だった…設定があるらしくて、ラジオだとずっと「ごっこ遊び」みたいに続くんだけど、これでも適度にマニアックな空気出てて面白い。


「ゲーム好き」とプロフィールに乗せている女の子が本物かどうか確かめる企画。
個人的には、他番組の「にわかカープ女子摘発」を見たときもなんだけど、
好きって言うぐらい自由じゃん、みんな履歴書の趣味欄に本当のこと書けるか!?
と思ってしまって乗れないんだけど。

ピエール瀧の名がさらっと出てきたこと、BGMに電気グルーブが出てきたのが面白かった。
手加減しない酒井が、
「なんだかんだで女子とゲームやるっていいな…」
って結論になって、認めない派の平子とぶつかる流れを期待してしまった。


後半のゲーム好き芸人のネタは完全に「あらびき団」の空気!
ときメモ音声認識ネタは、目のつけどころからして
「あっ、この人たち昔からゲームやってたんだ」とわかる。

面白くないところがネタになる小石田純一が完全に「ふとっちょカウボーイ」のポジションだ。
売れる前のハリウッドザコシショウが「ハットリ君がやられるところ」とかやりに来そう。


まだ番組自体が手探りで、反応しだいでゲーム番組寄りになるか、バラエティ寄りになるか決まっていくようだ。

レトロゲーム(って呼び方もそろそろなくしていいと思うけど)がいいのか。
スマホや新作ゲームにもふれていくのか。収録だから難しいのかな。

テレ東だけどニコニコに公式配信で、
オンエアで初めて、F1レースのBGMを間違えていたことに気付いた平子がツイッターで嘆いていたり、ネットとの相性もいい。

キャラが入ったときの酒井や、今後おそらく出てくる、滑る芸人やゲームやらない人を攻撃するコメントが発生しなければいいけど。

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実は両方ともNETFLIXの「お笑いコンテンツリーグ」で配信されたばかりだったりする。

今さらブレイキング・バッドにドハマリして抜け出せず。

海外ドラマの中でも「宿命の大統領」と並ぶお気に入りになった。他のにいろいろ手を出しても結局戻ってきちゃう。
今シーズン2終盤。

余命わずかになって、ドラッグ精製で家族に資産を残そうとする教師と、巻き込まれた生徒。
さらに人気キャラらしい、うさんくさい弁護士も登場。
(こいつのスピンオフ作品もあるそうだ)

ヤク中の悲惨な奴ばかりが登場して、アメリカで生活することの大変さも描いているのに、
悩んでる時間が少ない。
泣きながら「どうしてこんなことに・・・」って逆境に追い詰められては
「この状況なら、こうするしかねえ!」
と、すぐに行動。盗み、殺人。どんどん戻れないことになっていく二人だけど、根底には良心がある。


ボロボロのヤク中夫婦から金を取り立てないといけないエピソードは悲惨、悲惨。そりゃもう悲惨、のち爆笑。
ゴミ屋敷で廃人のようになったダンナが
「もう金は用意できた~」
って、出してきたのが、丸ごと強奪してきたATM!

これを破壊すればすぐにでも金を返せるでしょ、
と、ヤク中でボロボロのオヤジがATMをぽこぽこ殴るんだけど、一行に壊れない。
「ちょっとヤクさえあれば力が出てくるんだけどな~」とか、ボロボロの肌で言っている。
この悲惨な絵面! 正常な思考回路を失った人ばかり集まる。「悲惨」の何乗だ!

だけど、そこにいた子供だけは抜け出せるようなシーンもある。
えげつない暴力もあるけど、スタッフにちゃんと良心があるから観ていられる。

現実が悲惨なのは当たり前。
くさってる暇があるなら、もがいてサバイヴするのが当たり前。
もがき続ければ、たま~に助けてくれる人もいる。ジョークで笑える時間もある。
いきなり能天気な歌にのせて「これまでのあらすじ」を振り返ったり、大胆に視聴者をおちょくってくれる笑いも実に自分好み。

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島本和彦×ジャニーズWESTで「炎の転校生」復活!

NETFLIXで「炎の転校生REBORN」実写化配信決定。

島本和彦の「炎の転校生」の後の時代を舞台に、「ジャニーズWEST」の7人が主役。

2017年内には明石家さんまプロデュースドラマ「JIMMY」も配信されるし、ジャニーズと吉本が本格的にネトフリに参加することになる。



それにしても島本ファンとしてメチャ驚いたぜ。
ジャニーズWESTがどんな人たちか全く知らない。
ジャニーズファンもこの古い漫画、なんなのかサッパリだろう。
互いにサッパリだ。だけど、嬉しい。
実写化かよ、ジャニーズかよ、なんて島本ファンなら言わないはずだ。

名作漫画でも、パチスロやらスマホゲームにゲスト出演して、懐古ファンの客寄せになってる姿を見る。
それより若いグループで、新作ドラマ化なんて最高だろ!
俺が他の配信サービスじゃなくネトフリを選んだのも運命だったんだ!!

そして「地上波じゃないからお金ないし見れない」とツイートした子供たちがいた。希望を捨てるな!!捨てたら終わりだ!
ネットのドラマ配信は、最後まで全話一気に配信されたりする。そうでないのもあるけど。
そしてネトフリは加入後1カ月は無料。

だから親に頼んで加入してもらって、無料部分だけでキャンセルしてもいい。
懐かし系のラインナップも、知られざる名作映画も多いのでパパママも、
「CMだらけの地上波よりネトフリずっと契約したままでいいよー」
ってなるかもしれない。


そしてひとつ言えるのは、「いい原作に当たったな!」

ヤマト、あしたのジョー、ジョジョあたりはどんな名演技でも叩かれる。
だけど「炎の転校生」ファンは
「連載終了後に生まれた、思い入れのない奴らの実写化なんか認めん!」
とは言わないはずだ。たぶん。

悪の教育委員会の手先になった学校に、転校生として入り込み、次々悪の教師や生徒と戦う。
(超要約してこのストーリー)

次々と違う部活の選手が出てきて、予想外の方向で決着が付く。
下ネタ、エロ、グロに頼らない。
あだち充と高橋留美子他、強豪揃いのサンデーで、なんとかこの作品で名を上げてやろうとする、まだ若手だった島本和彦のイキの良さ。

それを、ジャニーズにもっと凄い先輩たちがいるけど、これから名を上げていく(のだと思う)グループが演じる。いい。漫画版主人公の滝沢は校長になっているそうなので、滝沢だけ誰が演じるのか気になる。あの後、結婚はしたのか。クラスメイトたちの出演はあるのか。
とにかく今は「炎の転校生」が話題になっているだけで幸せだ。
その中から、何人になるか知らないが、原作を好きになってくれる人がいればより幸せ。
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