NETFLIXでアニメ版「悪魔城ドラキュラ」放送開始!

悪魔城ドラキュラ 予告編

ゲームではPS1のころまでプレイしていた「悪魔城ドラキュラ」海外では「キャッスルヴァニア」
ダークファンタジー系のアニメになって、シーズン1前半がネットフリックスで配信!

原作ではムチを使ったアクションに、サブウエポンでナイフや聖水を加えて、敵はホラー映画系のオールスター軍団。
そのまんま描くには無理のある内容をうまく映像にして、ネット配信の強みであるゴア描写、狂った宗教家たちの表現も過激で楽しい!


物語はドラキュラ側から始まる。
ドラキュラが魔術だけでなく、科学の知識があるところが原作との違いで、
(僕のやってないゲーム版にある設定かもしれない)
ドラキュラは無理解な民衆たちに、魔術だけでなく得体の知れない科学を使うとして恐れられ、唯一愛した人間の妻を火あぶりにされる。
血の涙を流したドラキュラは、妻の愛した人間たちをほろぼそうとするが、そこに代々続く魔物ハンター・ベルモンド家の末裔が現れる…という導入。ドラキュラ側の言い分から始まる。

ちなみに、ニンニクや十字架は迷信のため無効。
「迷信」「魔術」「科学」「伝説」がまざりあっている。
どれがどれで、どの力が本物なのかわからずに、全てを恐れて弾圧しようとする宗教家たちが話に加わり、
原作での「ドラキュラVS悪魔ハンター」の戦いにくわえて、世界観が厚くなっている。


ドラキュラが科学にも精通していたことから、民衆に恐れられるだけでなく、ゲーム版のお約束だった「回転する歯車の上を進むステージ」に説明がついているとか、上手く考えらえてる!

そして何といっても、ムチさばきが見ていて気持ちいい。人間も魔物も容赦なく散らせて、時にはくるっと巻き付けて、物を取ったり、転落した人を引き上げたり。原作ではいくらでも使えたナイフを
「一回投げて、ムチで巻き付けて再利用」するアクション、自然に登場する手斧、聖水。

冷静に考えたら万能すぎるムチなんだけど、子供のころからの教育の成果で
「マリオがキノコ食って巨大化することは当たり前」
と思うように、
「ベルモンド家のムチなら万能で当たり前」
と思ってしまう。

さすがに出てこなかった、壁に埋まった骨付き肉が出てきたら歓喜だ。

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ネトフリで2017年に観るスギちゃん「ワイルドだろ~」

(「お笑いコンテンツリーグ」という番組内に収録)

「発売当時は旬だった」わけでもない。
キャップを捨てたコーラよろしく、このDVDが発売された時点で、スギちゃんの旬はスギていた。

ライブDVDなんだけど、ファンの前で一連のギャグをやっては
「まあ、この流れ、みんな知ってるよね・・・」
と、苦笑いする。暖かい笑いが返ってくる。

この人たち、お笑い芸人のライブを観にいくぞ!ってテンションじゃなくて、
R-1ぐらんぷりで仲間の優勝に号泣し、ブログでは1人づつ生真面目に返事する男を応援するために集まったんだ。

「生暖かい目で見守る」
という言い回しが一時流行ったけど、まさにそれだ。

ギャグのレパートリーが少ないけどあえてやるしかない。それも全部織り込み済みのファンたち。

ブログで絶対行きます!って書いてたのに来なかった人をぼやいたり、キャラの合間に顔を出す「素」がなんとも憎めない。
厳しく言えばぬるい。プロ意識に欠ける。俺だって金払って観たら感想変わるかもしれない。
ただ、今になって無料で鑑賞するスギちゃんは、不思議な味がある。
「暖かい、よい作品でした」と言わせてほしい。

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Netflixで童貞文学と耐久勝負!「みうらじゅんDS」配信開始


30話構成の長期戦「みうらじゅんDS」配信開始。2009年作品。
思春期のころにみうらが書き溜めたマンガやポエムを、大御所声優が情感こめて読み上げる。
みうらじゅんの書籍は好きで、図書館でちょっと借りるのにいい分量だった。映像作品で触れるのは初めて。

ノートに書いた「十字忍者」に野沢雅子がナレーションを入れる忍者マンガとか、
イマジンに着想を得た「暇人」、中学の卒業式の偽善に怒る「メランコリーマンを撃つな!」
書いた本人に記憶がない「俺ら(おいら)のマドンナ」シリーズ、初めての入院生活で書いた日記…

男子校ではぐくんだ友情や大人たちへの怒り。男らしさへの憧れ。森田健作みたいな人への憧れ。
高校の違いでバラバラになってしまった仲良し「三人トリオ」の思い出。

最初こそ、あ、これダラダラ聞いてるのにちょうどいいや、と思ったけど、だんだんクラクラしてきた。
思春期の少年の持っている「何か」が果てしなく、終わりなく、延々と出てくる。

英語の授業がいやになった経験から、日本には日本の良さがあると主張する「ENGLISH NO!」とか、
わかったよ!お前の主張はわかったからもう勘弁してくれ!
と思うんだけど、途中でやめたら負けた気がするからこっちも大人の意地で観てやる。
まだ半分もいってない。疲れた。

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「最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション」感想

「水曜日のダウンタウン」で、TSUTAYAで開店以来借りられてないDVDとして紹介された作品。

「最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション」
をNETFLIXで鑑賞。ネトフリはモザイクがなく、万人には薦めづらいが大変おもしろかった。


部屋中にペニスがホルマリン漬けにされ、猟師が鹿の首を飾るように壁に飾ってある。
強烈なインパクトを放つアイスランドの隠れ名所、ペニス博物館。

異様な建物の主は元教師。人にものを教えること、驚かせることが大好き。
タブー視されていたことをつきつけ、生物の凄さを教えたい気持ちからコレクション開始。
家族に「捨てろ!」ではなく「博物館にするべき」と言われてこの奇界は誕生した。

虫メガネが必要なものから家具並みのものまで、展示物は揃ったが、博物館の完成には最後の1本、
人間のペニスが無い。
生前に約束が必要な上に、閉鎖的な町で後年まで噂になるのは嫌だと、誰もが断る。

そこにアイスランドの90代の冒険家と、60代のアメリカ人、
「提供してもいい」と申し出る男が同時に現れた。
記念すべき展示にふさわしいのはどっちだ。


冒険家の男性は、若いころから破天荒な人生を歩み、各国の女性を抱いてきた。
死後もこのように保管してもらえるのがふさわしいと喜んでいる。

アメリカ人のほうは若く、エルモと名付けた自分のペニスが大好き。
エルモを世界一有名にしてあげたくて、展示のほかに「メディアミックス」を考えている。


DSCN0387.jpg


僕のエルモを主人公にした漫画を、ユーモアのある漫画家に描いてもらいたいんだ…
本体から分離して、ヒーローになって活躍するんだ。

コスチュームはこんな感じで、飛び回るから靴はないんだ…。
自分が死ぬのを待たなくても、性転換の要領で手術して、エルモを寄贈してもいい。
その際は星条旗を飾ってほしいんだ…。







DSCN0391.jpg

「付き合いきれません」

毎日毎日届く「エルモ」の展示案にあきれ気味の館長。だが、すぐ提供してもいいというのは好条件だ。

冒険家のほうの候補者は90を越え、さすがにサイズが小さくなっている。
アイスランドの民話では、旦那のペニスが12.8センチないことで夫婦仲が悪くなる話がある。
もし、それ未満の大きさなら展示物としてふさわしくないのではないか。


3人はどのような結論を出すのか。
驚愕のコレクションはもちろん、映画全体を通して変わり者たちへの愛情が溢れて気持ちいい。
価値観のぶっ飛んだ人を見ると、日常の悩みがどうでもいいことに感じられる。
誰もレンタルしてないまま終わるのは惜しい1本だ。


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ドキュメンタリー映画「くすぐり」 「くすぐり我慢大会」の真実を知ろうとする者に社会的な死が迫る。

NETFLIXで配信中のドキュメンタリー映画「くすぐり」

すごい奇妙なもの観た。
奇妙なものを観た…!


「くすぐり我慢」なる競技が存在する。
参加できるのは男性のみ。手足を固定されてこちょこちょされ、どれだけ我慢できたかネットにUPされる。
高額な賞金の出る「くすぐり我慢大会」まで行われている。

いかにも海外のバカなユーチューバーのノリだ。

この映画の監督であるニュージーランド在住の記者は、軽い気持ちで
「くすぐり我慢大会」に取材を申し込んだ。

ところが、主催者の女から強烈な罵倒メールが返ってくる。
他の参加者に話を聞こうとしても、みんな口を閉ざす。
なんだこれは?
競技のゆるさに比べて何かヘンだ。


やっとのことで取材に応じてくれる男性を見つけ出し、「くすぐり我慢大会」の裏が語られる。

家族の闘病で貧しかった彼は、学生時代に「くすぐり我慢するだけで1000ドル!」の話を聞いてすぐ飛びついた。
撮影になって、始めて手足を拘束されると聞いて、「おかしい」とは思ったが、カメラの前で男たちにまたがられ、全身をくすぐられる様子がネットに上げられた。

軽い気持ちで参加して、後で動画削除を願うと、
脅迫、家族への暴露、職場への大量のメールや動画送信、裁判…徹底的に報復される。

若者向けのバカなイベントのふりをした「くすぐり我慢大会」は「屈強な男がくすぐられる様子フェチ」たちと繋がっていた。
大会の黒幕は莫大な資金を持ち、法律やコンピュータにも詳しい人物のようだ。

そして「くすぐりビジネス」は、正体を隠したまま貧しい地域の若者たちに向かっている。

くすぐり大会の真実を口にしたものは、社会的に死ぬ。
取材していた記者にも海外から弁護士軍団が訪れ、職場も圧力を受ける。
圧力に屈するか、黒幕の正体に迫ってカメラの前に引きずり出すか。


体のどのパーツにもフェチはいて、どのしぐさが好きって人も否定しないけど、
たとえば遊びのつもりで「踊ってみた」動画を、何年も性的なものとしてコレクションされていたとか、今後いくらでも増えそう。
ちょっとしたおふざけから、どんどん連なって出てくる奇妙な世界。

大人の感覚からすれば、バカなことやってるからだ、自業自得だろ、と思ってしまう。
だけど、よく自分の子供時代とかを思い出せば、公開されて嫌なものは絶対ある。残さなくて良かった奇行は絶対ある。
自分の世代なら、布団のなかで「何やってたんだ俺は~!」ってジタバタして終わりだけど、今はそれだけじゃ済まない。

自分含めネットに何か上げている人はもちろん、カメラを向けられた現代人みんな被害者になりうる。
ずっと見えない手でくすぐられているようだった。

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