キンドル読み放題サービスで「賭博黙示録カイジ」全巻開放!


品ぞろえが偏っていて、得なのか損なのか…のキンドルアンリミテッドですが、これは大きいのでは。

アオシマ書店:賭博黙示録カイジ

久しぶりに読む初期「カイジ」。
散々ネット上でネタにされたし、内容もわかったような気でいたんだけど、改めて読むと「こんなんだっけ!?」ってところが結構多かった。限定ジャンケン、3巻でもうこんな大勝負に突入してた!?

たぶん、昔は、絵や設定の物珍しさで手にとって、終盤は怖くてちゃんと読んでなかったのかな。今の方が楽しめた。
終盤になるほど過酷になるイメージだったけど、冷静に読むと鉄骨渡りだけがぶっちぎりで不条理だ。
「建築の手伝いをします、万が一事故が起きても私の責任です」と契約書を書かせるとか、何かあれば納得できたのかも・・・
って、突っ込み所の多さが作品の寿命を延ばしてるんだろうな。

「押せっ・・・!」
の声が、最初は周囲から聞こえてきたのに、だんだんカイジ自身の声になってるとか、再読ならではの発見も。

あと、Eカードで耳につける器具が出てきたときの
「面白かろう・・・?」
って言葉。
その後のイカサマサイコロを紹介するときも、班長が同じこと言ってた(笑)
面白くないわ!

そして最終決着。兵頭が悪のように見えたけど、勝負前、兵頭はむしろカイジに忠告している。
お前は絶対勝てないし、わしに歯向かうと大変なことになるから、引き下がったほうがいいぞ、と散々忠告して、あくまでも約束通りに利息を取り、刑を執行する。

とっさに思いついたトリックでわしは討ち取れる存在ではない、と言葉ではなくギャンブルを通じて示す。

最終戦だけ見れば、カイジ側が悪ともとれる。

今さらな感じもしますが、「上手い作品」より「他に似てない作品」の方が価値がある。
そんなことを考えさせてくれる一作です。

見てから語れ!ろくでなし子「デコまん」レビューを書きました


一時期発禁になったらしく、通常版と電子版の価格差がすごいことになっている「デコまん」紹介文を書きました。

アオシマ書店「デコまん」レビュー

僕がろくでなし子という人を知ったのは(多くの人が同じだと思うけど)逮捕されたとき。
あまりに名前のインパクトが強かったし。
そのときは、よくわからない人がよくわからない事件で捕まったとしか思ってなかったけど、実際に作品を見ると、コレ、面白いよ!

特に「ジオラまん」シリーズがいい。
普通にジオラマとして、思ったより出来がいいことに笑う。

作者が
「この作品を通じて感じてほしいのは性意識の違いであって、男性はいくら武器を振りかざしていても女性から生まれ出ることしかできない存在で…」
とか語らないのもいい。
とにかくバカなもの作って面白がってみた、っていう。

ものがものなので、古本で6000円出して読んでみろとは言えないけど、50円なら珍しいもの見たさで買ってみるのアリだと思う。

キンドルで10円とか50円で普段読まない本が1冊買えちゃうの、確かに面白いな…。
今は大丈夫だけど、これで普通の本が高いと感じるようになったり、分厚くて重い小説に浸る楽しみを「面倒」と感じるようになったら危ない。そんな気がしている。



この記事で、僕のお薦め電子書籍情報は弾切れ。リロードしないと。
今はゲームも熱中してるのがないので、ブログジャンル「ゲーム」から「サブカル」に変更しました。

8月3日はPSプラス更新日で、また新作が追加されるので、すぐゲームに戻ってきます。僕の手は自動的にコントローラを握りに戻るようになっているのです。

蛭子能収セールと目玉焼きの黄身いつつぶす?のこと書きました!

今回は早さはもちろん、休日をじっくり使って丹念に書いたり消したりして仕上げた。

蛭子さんの本100円セール中

自分で言うのもなんだけど
「目玉焼きの黄身いつつぶす?7巻」
レビューは割と手ごたえがあって。
読み返しても、量といい、中身の紹介といい、これくらいが正解かも!って気がする。
だからぶっちゃけ今回は普段より伸びてほしい。リンク先から、気に入ったら買ったり拡散していただければ嬉しいです。
(前もって言うけど、そのことで僕に見返りはありません。むしろこのブログ経由のほうがわずかに有る)

ハンバーガーの食い方しらない海原雄山と目玉焼き7巻レビュー


昔読んだ美味しんぼのハンバーガー回といっしょに紹介してるんだけど、美味しんぼも久しぶりに読むと新鮮で面白かった。

初期美味しんぼと目玉焼き~の併せ読み、いいです。
主人公とヒロインの雰囲気がちょっと似てて、でも扱ってる食品は、真顔で焼き鳥のタレか塩かを論議している。
美味しんぼの高度なパロディみたい。

「ダンジョン飯」と同じ掲載誌(だよね?)で、両方ともニッチな料理漫画なんだけど、かたや架空料理、こっちは最も試しやすい料理、ってことで差別化されてることに、今さら気付いた。

おそらく実在する「塩で食べるザルソバ」は試してみたい。
高級で香りのしっかりあるソバじゃないとだめかな。
天つゆなしで、塩だけで天ぷらを食べることはあるけど。


それにしても、電子書籍との付き合い方にだいぶ慣れてきた!
本によって紙と同時配信なのと、遅れるところがあるんだけど、地方だと紙の本が1日遅れになるので助かる。

紙と同時配信で、ややマイナーだけど今後もおさえておきたいのは、コミックビームと
ヤンマガサード。掲載作品一品ごとのクオリティでは決してメジャー誌にひけをとらない。
あとはコロコロアニキが配信に対応してくれまいか。オマケのミニ四駆とかいらないからさ…

真造圭伍「森山中教習所」とかカラスヤサトシとかについて語ったよ

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本日公開の映画「森山中教習所」にあわせて、原作マンガについて紹介文を書きました!

森山中教習所

同時発売に最新作「トーキョーエイリアンブラザーズ」2巻を持ってくるあたり、真造圭伍という作家を本格的にブレイクさせるぞ!って売る側も考えてるんでしょう。
で!トーキョーエイリアン2、もっのすごく良かった!

1巻が正直あまり読者に好かれようとしてない、嫌な感じの宇宙人2人の話で、2巻も突き放してくると思ったのに、めっちゃ面白くていい話になってた。
いいって連呼してもいいのに、盲目的なファンと思われそうでツイートを控えたよ。
東京の描き方が未来的じゃなくて、かといって古き良き暖かい世界ですよ~って感じでもない。
ちょっと突き放した感じ。この作家の空気感が出てきた。

リンク:カラスヤ、youtuberになる

カラスヤサトシがユーチューバーになる新連載については、本来の連載にあたるカラスヤ先生の動画自体が再生数なんとか3ケタぐらいで、
「あれ、もしかして、カラスヤサトシって僕が思ってるほどメジャーじゃない…?」

いや、全国の本屋に置いてあるし、この人、何年も面白い話を実生活からひねり出すから、とぼけたふりして本当にすごい人だ!
そもそもヤンマガサードって雑誌自体が認知されてないのか。(実は自分も知ったばかり)再生数が少なければ、
「げっ、全く見られてない・・・」
って、得意の自虐ギャグに持ち込む展開にできる人だから、連載が終わらないことだけ願ってます。

生活(完全版)(分冊版)(キンドル版)無料(期間限定)(1巻のみ)

僕の好きな福満しげゆきの「生活」1巻が無料配信中です。
こちらに内容紹介を書きました。

リンク:アオシマ書店「生活(分冊版)」

作者本人を思わせる暗い主人公と、作者の精神状態を心配してしまう序盤の超小さいコマ割。ヤンキーに暴力振るうのとか、単に自分がやってみたいこと描いてますよね!?

このころは、ヤンマガやファミ通に連載持つとは思わなかった。
(みずしな孝之がつい最近までファミ通に描いてるとも思わなかった。)

カラスヤサトシと福満しげゆきの初期の連載読むと、この人が妻子持って幸せに暮らすことなんてありえない、と思う。
編集者の指示通り描いたら人気が落ちて、泣きながら電話口で罵ったとか。
どう受け止めればいいんだよそのエピソード!

「生活」は、完全版としてコミックになって出たやつの分けて出た分冊版という、
ややこしい形態なんだけどとにかく1巻無料。

特別に完成度が高いわけでもないのに、なんかこれは手放せなかった。ふしぎな存在です。
1巻だけでも「なんか変な感じ」は伝わると思う。
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