ボート・トゥ・プレイ最後の一枠はちょっと人を選ぶボードゲーム「アルメロ」


PS4ダウンロードゲーム「アルメロ」を購入しました。本来2000円ぐらいするのを今なら1400円。

動物が戦っている画面写真だけ見ても、ボードゲームなのか、今またブームのシミュレーションRPGなのか全くわからなかったけど、箱を開けてみれば(パッケージはないけど)かなりガチガチに作りこまれたボードゲームだった。

WIN_20150918_115020.jpg

ボードゲームなのにプレステのボタンほぼ全部使うのにはたまげた。

マップは基本ひとつ。ルールもひとつ。
1回コンピュータか対人で遊ぶだけのシンプルな構成なのに、チュートリアルは4章仕立て。こんなの初めてだ。

プレイヤーはオオカミ、ウサギ、クマ、ネズミを選んで、ライオンの王に統治された「アルメロ」の世界を歩き回る。
ダンジョンでアイテムカードを見つけたり、第三勢力と戦うことになったりしながら一歩づつマップを歩いていく。

ライオン王は「穢れ」にかかって時とともに体力がなくなっていくので、王を討ち取るか、王の生命力が自然にゼロになったときに一番「名誉ポイント」を持っていた者が勝者になる。

いろんな細かいルールが山ほどあるけど、面白いと感じたのは「名誉」の扱いで、これは他のプレイヤーを倒すと増えるが、王の部下である近衛兵を倒すと減ってしまう。

だけど、どうしても行くべき場所に近衛兵がいたり、手持ちの策略カードで戦いを仕向けられたりする。

WIN_20150918_114955.jpg

カードの絵柄が超美麗な上に、普通に使うのか、装備するのか、罠を解除するために捧げるのか、といろんな使い方があってこれも最初は難しかったけどよく考えられてる。

昼、夜の概念があって、夜に森にいればステルス効果で他から見えなかったり、オオカミなどは夜に戦闘すると強くなったり、とにかく小さなマップにぎゅうう~っといろんなルールが詰め込まれていて、ダイスを振るだけでテンションの上がる僕にはたまらんゲーム。

だけど、ほとんどの人は
「こんなややこしいゲームだとは聞いてない」
と思うだろうし、テキストがものすごく小さいところとか、どうでもいいところで損しているような気がする不遇なゲームだ。

そういう僕もまだ慣れてなくて、1回勝利したときは軽めのガッツポーズまでしたけど、まだルールを完全に把握してないので、いまだに
「誰に何をされたのかわからないけど体力減ってる」
みたいな状況がある。

WIN_20150918_115043.jpg

カードのアニメーションとか、影の向きが変わって夜になるときの演出とか、限られた時間でカードを消費してダイスを振って、運と戦略で罠を解除していく楽しみとか、好きなところがいっぱいあるんだけど、人にお勧めはできない。人を選ぶね。

まさにゾンビゲーにふさわしいバグ発生!PS4「ゾンビバイキング」の蘇生を待つ

WIN_20150914_011233.jpg

地獄のような展開からいったん離脱だ。戦略的撤退じゃー!
どんなバグかというと、まずゾンビバイキングというゲームの内容から説明しないといけない。
このゲームはゾンビによる乱闘アクションである。

WIN_20150914_011416.jpg

ゲームとしては「くにおくん」シリーズに近い。
最大4人のオンラインマルチプレイで集まって、攻撃、特殊技、ガードなどを駆使して暴れまわる。
中でも「投げ」がポイントで、1回○ボタンを押すと目の前にあるものを仲間でもなんでもひょいとつかんで、もう一度押すと投げることができる。

投げたものによって爆発したり、周囲に大ダメージを与えたり、いろんなハプニングに発展して楽しいのだ。サアッカーという、憎たらしい妖精をゴールにぶちこむちょっとしたミニゲームもある。
課金すれば前作?「スティックイットトゥザマン!」の主人公もゾンビ化して登場だ。

WIN_20150914_011207.jpg


とにかく絵面の圧倒的な汚さと、下品できわどいギャグが延々と続いて、最初はぐえっと思うんだけど、徹底して下品な展開を見ているうちに、だんだん製作者たちの
「ダメな奴らへの愛情」
みたいなものが感じられるような気がしないでもない、不思議なゲーム。

今作ではゾンビでバイキングな奴らが大暴れする。
ゾンビとバイキングは、ともに映画では悪役の代名詞。そいつらが、墓場から蘇らせてくれた恩人のためにある大切なものを取り返しに冒険して、途中で各々、生前はどんなことをしていたかが明らかになっていくという内容だ。
といってもドラマティックなものは期待しないように!
徹頭徹尾、気持ちいいくらいナンセンスでくだらないジョークが延々と続くぞ。

WIN_20150914_011308.jpg
武器は剣や魚のフライだぞ!

アクション部分は見た目に反してきっちり作られていて、もうちょっと攻撃がヒットした時の手ごたえの良さがほしいかな?とは思うけど、十分な出来。
とくにグラフィックと音楽は力が入っている。
タイトル画面からズンズン鳴り響くノリのいいBGMは今年のゲーム音楽の中でも上位に入る。

悲惨な身の上の連中なんだけど、音楽やセリフの能天気さで、悲壮感がない。
どんなにゲスでも、これが私たちの生き方さ!
と平然とうたっているような痛快さがある。


ただし、アップデートされてもバグが多い。
普通に進行すれば問題ないんだけど、9月16日現在ではとにかくリトライ関係のバグが山盛りだ。

道中でやられて、中断したポイントから再開するんだけど、中断ポイントの下の谷底から復活してまた死んだり、ひどいのは終盤のボスで、死ぬ直前の状態に戻されて延々死に続けるという、本当にゾンビ状態にされるバグに遭遇して少し時間を置くことにした。

このゲームでは体力がなくなると、
首と胴体が別々になって、ボタン連打で首の部分から強酸を吐いて周囲にダメージを与えて迷惑をかけながら死んだり、
多人数プレイでは死んだチームメイトの胴体と首を別々に拾って敵に投げたりできるんだけど、(この文章だけで買う人減りそうで心配だ)

場所によっては、
敵にやられると普通は体力満タンになった状態で復活するのに、
なぜか首と胴体が「さやうなら」した状態で復活して、2秒でまた死ぬ
というのを無限に繰り返してステージの最初からやり直さないといけない、というバグに遭遇した。


本当にゾンビじゃないか。


と思って、さすがにちょっと休憩することにした。
とはいえ本当に、オススメするかしないかでいえばします。

見た目はこんなだけど、ミスさえしなければバグはなかったし、全体的に想像したクオリティよりずっと高かったし、やっぱりスタッフの根の真面目さとか、実は常識的な人たちだからこそこういうゲームを作れたんじゃないかなあと思わせる、他にない「何か」は持っているゲーム。
多く売ることを念頭に作られた作品とは違う、これぞインディーズ精神!の一品。

死ななければ問題ない!ゾンビだけど。

後戻り不能のホラーADV「アンティルドーン 惨劇の山荘」が凄まじく怖面白い!

<この記事ではパッケージに書いてある程度の序盤の内容だけ書いて、重度のネタバレはありませんというか、むしろネタバレしないようにお願いします>

WIN_20150831_214756.jpg

買ってきました。アンティルドーンという、PS4の新作ホラータイトルです。
今までホラーゲームで怖いと思ったことないので、やるものもないし、適度にスリルを味わうにはいいかな?なんて。
いざ買ったら怖くて夜ひとりで遊べないレベルだし、明日にはフリープレイ更新とかでタダでゲームがもらえるから退屈に悩む必要は無いそうです。どういうことだ!

WIN_20150901_212138.jpg


ハリウッドのスタッフを起用して制作した、海外ドラマ的なゲームである「アンティルドーン」
なぜ他のホラーより怖くて面白いのか、それはハッキリ説明できます。

・後戻り不能の完全封鎖システム、
・どこで分岐するかわかりづらい、バタフライエフェクトシステム。
・昔よりも大画面のTVにしたのでビックリ系の演出が生きる(それはこっちがやったことだが)
・「幸福な消失」を事前にプレイしたことで探索の面白さが増す(それはこっちがやったことだが)



見た目は典型的な「この手のホラー」で、
学校ナンバーワンの美女やお調子者や、アジア系や黒人枠や典型的なキャラクターたちのカップルたちがいて、閉ざされた山荘に遊びに行ってわいわい雪玉投げたり、時には口ゲンカして別行動したりしてたら、いつの間にか吹雪で帰り道は閉ざされ、そこに怪しげな影が迫って…。という話。

WIN_20150901_211514.jpg

実写みたいな映像を眺めながら、たまに選択肢が出てきてストーリーが分岐していく。
眺めるだけのところは極力少なくしてあって、場面によって切り替わる登場人物を動かして屋敷や雪道を移動し、気になる物があれば手にとっていろんな向きで見たり、動きのある場面では指定されたボタンを押すことを求められたりします。

WIN_20150901_211530.jpg


そして、プレイヤーの選択によって人間関係や犠牲者の数が変わります。
「あー、こいつが死ぬとは意外な展開だったなー」
という冷めた見方じゃなくて、
「今の悲劇は注意深くやれば回避できたんじゃないか?」
という責任を負わされる怖さがある。

そして斬新で怖い、トーテム人形の収集。
戦闘のない初代バイオハザードみたいに屋敷を探索していると、たまに先住民の残したトーテムが落ちている。
ポールになってればユーモラスなんだけど、そのトーテム人形は不思議な力が込められていて、手に取ると未来の映像が一瞬だけ見えるのだ。

「この先注意しないとこのような目にあうぞ」
と、ショッキングなシーンをあえて先に見せるという警告。

あるいは「このトーテムを全部集めるまでこのゲームを中古屋に売ることは許さぬ」という開発者からのメッセージかもしれない。


たとえば序盤のトーテムを手に取ると、暖炉の火が燃え移って悲鳴を上げる男の映像が一瞬流れる。
それ自体はそこまでショッキングな映像じゃないのに、少し話が進んで、見覚えのある暖炉が出てくると、普通なら安らぐはずの場面でイヤ~な緊張感が漂いはじめる!

もしここでいかにも学生時代アメフトとチアリーダーやってそうなカップルが
「寒いから火を付ける方法を教えて!」
とか言い出して急に二択が出てきたら、これは怖い。出てこなかったけど。

トーテムが映し出す予言映像をよく見ると、被害者になるのは男性っぽいとか、いろいろヒントになりそうなことはあるから、何とか観察して回避できるかもしれないし、どうにもならないかもしれない。

しかもこのゲームはオートセーブでデータはひとつしか作れないから、どんな展開になっても最後までやるしかない。
「さっきのとこミスったからやり直そう。ロードして一度読んだ文章は飛ばして、こっちの選択肢を選ぼう」
とかいうプレイは許されないのだ!

「ゲームだからこうすれば怖くない」
ということができないように、システムで完全包囲されていて、誰か犠牲者が出ると、トーテムの警告を見逃したプレイヤーが責任を少し背負いながら話を進めないといけない。
これが、僕にとっては心臓がチクチクするほど怖いのです。

このゲームに途中でゲームオーバーはありません。全員殺されても、
「そういう話でした」
ということになる。


もちろん、プレイ動画配信で世界中のみんなとコメントで選択肢を選ぶというパーティー的なプレイもできて、それもまた違うホラーの楽しみ方といえる。

世界的な配信者の数で比べると、発売直後ということもあってか売れ線のFPSを越えるぐらい盛り上がってます。

8月は自分に合う作品との出会いがほとんどなかったけど、31日にしてかなり怖面白い、骨太なゲームに出会えました。
これからもじっくり進めていこう。
なるべく昼間に。



PS4「スーパーエクスプローディングズー!」クリア! 夏の太陽がこのゲームをクリアに導いた。

PS4・VITAで配信中のスーパー・エクスプローディング・ズー!クリア!
1355円のところを今ならPSプラス会員に無料配信中!



なぜこんなゲームをクリアまでやりこんだのか、それは…灼熱の太陽と無為に過ぎ行く日々、将来への不安から一瞬でも逃れたいと思う気持ち、それらが合わさったからとしておこう。
本当に、うだるような暑さでサクッとやれる娯楽がこれしかなかった。


どういうゲームかというと、エイリアンに襲われた動物園を守るため、なぜか爆発性の動物たちが自爆攻撃で反撃するというもの。

作る側も暑さでやられていたのかなと疑ってしまう設定、
全編にわたって変な訳、
とってつけたようなオンライン対戦モード、
使いどころのおかしいBGM、
痛快爆発アクションが7割がた終わったところでタワーディフェンスにジャンル変更。
かと思いきややっぱり単純爆破ゲーに逆戻り。

人によっては怒ってしまうようないいかげんさだが、可愛い絵とでかい爆発音と、タダでもらったという点でギリギリ許される感じになった不思議なゲームだ。

DSCF2570 (500x336)

ゲームが始まると最初に動かせる動物を使って、寝ている他の動物にタッチして仲間を増やしていく。
エイリアンの体力が6で、ロバの爆発力が1なら、6匹で自爆攻撃をすれば倒せる。タマゴが食べられる前に全てのエイリアンを倒せばクリアだ。何のタマゴだろう?

動物の中には、水上を渡ったり穴を通ったりする能力の持ち主がいる。
そいつをどこで拾って使うか、それとも特攻させちゃっていいのかという多少の戦略部分と、爆弾の群れと化した動物たちで一気に攻撃したときのとにかくやかましい爆発の爽快感が魅力。

対戦モードでは、お互いに動物を拾って自爆させ合って、最後に一匹でも残った側が勝ちなんだけど、交互にチャンスタイムみたいなのがくるので、その間はどちらか一方が有利になる。
同じ速度の動物の追いかけっこだ。
障害物を挟んでぐるぐる回転して、また追う側が切り替わって逆にグルグル。
子供のころプールでやった回るプールみたいになる。
たぶん相手も真剣にやってないから、いくらでも勝てるし意思疎通の手段もないから気楽に遊べる。

マイナス点を指摘しようとすればいくらでもでてくる。
だけど、実際に遊んでみると物足りないところはあるけど意外に楽しい。

設定が謎だとか、グラフィックがチープとか。
ひとつだけなら欠点なんだけど、このゲームの場合は全部がおかしいので、ちゃんと「おかしなゲーム」としてまとまっている。


自動翻訳のせいか、たとえば
「メニューに戻る」が「メニューにる」
になっていて、シリアスなゲームなら、こんな毎回出てくる言葉が間違ってるなんてありえない!と言われるところだけど、本作に関してだけは、

「スーパーエクスプローディングズー!が正しい言葉を使うほうがおかしい」

と思ってしまうので、結果的になんかオーケーなのではないだろうか多分。

DSCF2569 (500x298)
なぜか長文だときちんと訳せる。このゲーム七不思議のひとつである


それにしても、プラチナトロフィーの条件が「ゲームクリア」としか書いてないのに全面クリアしても何も起こらないのは、トロフィーにこだわらない自分でもさすがに脱力した。
俺は最後にトロフィーやると約束しただろ!あれは嘘か!

Everybody's Gone to the Rapture -幸福な消失- 発売は11日!早期購入者はテーマ付き!

PS4期待の新作「Everybody's Gone to the Rapture -幸福な消失-」配信まであと3日。
ダウンロードソフトとしては2000円越えと強気な値段だけど今月はこれを配信日に買いたい!
20150807_egttr_06.jpg

舞台が80年代のイギリスで、人がみんないなくなっているという情報ぐらいしかなくて、どんなことをするのか、主人公は誰なのか(そもそも人なのか)どんな操作なのか全くわからない。
開発したスタジオがそれなりの実績はあって、有名な作曲者によるサウンドトラックも配信するというから、情報の端々に自信は感じられるんだけど、とにかく「よくわからない」ところが特徴で、こういうのは最近少ない。

20150807_egttr_03.jpg


映画でもゲームでも「どんなものかわかってないと金を出さない」人がけっこういるらしい。
映画の予告を見て、なんとなく敵と味方がいたら、
「ああこいつがこのヒロインと出会ってこいつを倒すんだな、重い内容ではなさそうだな」
と予想して、観て、その通りに楽しむ。

ある程度予想してた範疇で意外な展開があればよくて、
「実は予告編に反して絶望的な展開だけど考えさせられる内容」
みたいな驚きは求めてないのだ。

ゲームも最近は、やる前からわかっているものが増えた気がする。
体験版で改善点を聞いて、その通りに修正しながら作るとか…。後からユーザーの不満にこたえてアップデートしていくとか。
たしかに欠点のない作品にはなりそうだけど、なんかつまんねー!

あるていどの欠点は、時間が経てば笑い話になる。笑いはしないけど、あれはあれで、みたいな感じになる。
ターミネーター3とか、スターウォーズのエピソード1あたりは、リアルタイムで期待度MAXにして観たファンはずいぶん頭を抱えたらしい。

「どうだった?」
シリーズファンじゃない人が聞いてくる。それに対して
「う~、つまらないわけじゃない、じゃないけどやはり昔のが良すぎたからその衝撃に比べると~、あと、自分の感性が衰えてしまったのかもしれないし…」
「つまんなかったの?」
「いやいや、それは違うんだよ!」
「楽しかったのかつまんなかったのかどっち?」
「いや、何もかもその二択で割り切るような、そういう話じゃないから!」
・・・みたいな会話があったのかもしれない。(あくまでも想像だけど)

話がそれたけど、発売前からほぼどんな内容か割り出されて、健康診断をキッチリ終えて「問題なし」の判を押されて発売されるゲームがほとんどの中、2000円越えのそこそこ大型タイトルで内容の想像がつかないゲームは珍しいんですよ。

あと、今月のPSプラス会員向けのゲームで1か月をすごすのは厳しいですよ!
スーパーエクスプローディングズーは内容の7割終わったところでいきなりのジャイロ操作を導入して別ゲーですよ。パンダに爆竹を食わせて転がったらエイリアンが、爆砕☆粉砕ですよ。絶滅危惧種なんだからもっと自分の価値をわかってほしい。

11日まではノムノムギャラクシーの残りの惑星をキッチリ攻略していくぜ。
↑