あえて2DシューティングにこだわるHousemarqueの「マターフォール」を一通りクリアして

Housemarqueというゲームメーカーがある。
PS4の発売と同時にダウンロードソフト「RESOGUN」を配信して一躍有名になった。

PS4に期待されていなかった横スクロールシューティング。
「次世代機に、時代遅れのグラディウスみたいなのがあるぞ」と失笑気味の中、配信されたRESOGUNは傑作だった。

「弾撃って敵倒す」だけでも、丁寧に作ればここまで気持ちいい。
音も、振動も、敵が破壊されるときに粉々になって飛び散る表現も、ハイスペックマシンの性能をちゃんと使ってる。基本ルールはファミコン時代から大して変わらないのに、最新の機能を取り入れた最新の快感。

敵の攻撃を避けつつ、たまにいる人間を救助するとボーナスになる。
一度に多くの人を救おうとするとリスクが大きくなる「プロテクターモード」はシューティングゲーム史上有数の出来だと思う。ハイスコアを目指すほどややこしいことを要求されるルール設定が秀逸。


その後「ALIANATION」「Star Strike Ultra」が配信されて、
待望の新作「MATTERFALL」が1620円にて配信されて、一通りクリアしたところ。

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この人たちが作るゲーム、毎回似てるんだ。
横スクロールになったり、戦闘機が人になったりはするけど、荒廃した未来が舞台。
連続して倒すとスコアの倍率が上がって、敵も味方もやられるとコナゴナになる。最初は驚いたコナゴナ表現だけど、今は「おっ、お約束のやつ来たな」ぐらいの喜び。

毎回、生存者を助けるとボーナスが入る。
敵を倒すより人命救助のほうが「いいこと」とされている。このあたりが憎めない。

新しい要素としては、「マター」なる物質をまいて足場や壁を作れる。

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右上の青く見える場所にマターで壁を作る。
通り抜け不可能に見える大量の敵がいる中でも、マターで壁を作って通り抜けたり、レーザー光線が迫ってきてもマター壁で防ぐ。

あと、L1で敵弾を無効化できる。ときに空中ダッシュしながら敵に突っ込んでマヒさせる。
ロックマンの精神的続編「マイティNO.9」を思わせるアクションだ。

相変わらず気持ちいい瞬間はある、平均以上のクオリティはある。
一見無理な敵の攻撃を、慣れるとパズルのように手際よく防いで、少ないライフを維持して突破できる。
ただ、マターで壁を作れる場面が限られていて、操作が複雑になった割に、それに見合う快感がもたらされないというか。
全体的にごちゃごちゃしていて、お得意の敵が砕け散る描写も、画面のごちゃつき感に拍車をかける。

ずっと70点ぐらいの面白さはあるのに、
「RESOGUNで90点取った子なんだからもっとすごい展開があるだろ、もっとできる子だろ!」
と思ってるうちに終わってしまった。

ロード時間中に設定の解説とか入れればいいんじゃない、とか
クリア時間の速さを求められるのに、人が隠れてるから寄り道をして人を探すことになる。どっちかにして、とか
カメラ寄りすぎのエリアとか、ちょっと残念。

ただ、次回作があれば絶対発売日に買うし、相変わらず期待してるけどね。1回傑作を作っちゃった「できる子」なんだから。




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「スタートレック」はこういう話だ!と言わんばかりの「移民の歌」エピソード


これは、NETFLIXで始まる新シリーズを楽しむために「新スタートレック」から観始めたら、
昔の特撮が思った以上にいい味で、より最近のシリーズに馴染めない気がしてきた人間の物語である。

1993年作品とあるけど、それはおそらく7シーズン終了時のことで、実際にこの話がアメリカで放送されたのは80年代だった。そりゃ時代感出るわ。



今日はシーズン3の2話「移民の歌」。
1万5千人の人類を抹殺しようとする宇宙人「シャリアック」を説得するエピソードだ。

人類をはるかに超えた科学力の「シャリアック星人」が開拓しようとした星に、なぜか1万5千人もの人間が住んでいる。
3日後に全員を「駆除」する気のようだが、その前になんとか対処しなければ。


惑星にいた人間たちは、90年前の宇宙船事故で漂着した人間の末裔だった。
砂漠に水を引き、かすかな希望をつないで作り上げた町。
「実はこの星は、100年以上前からシャリアックって連中の領土なので、すぐ逃げないと全員殺されます」
と説明しても相手にしてくれない。

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心がわからないのに説得役を任されるデータ少佐。ジョークを理解しようとするとき「ふむ…」と表情を変える。名演技。


「シャリアック星人」は、命を奪うことをなんとも思わない。だが「悪」とも違う。
宇宙連邦の法律にそって、領土に不法滞在している生き物は排除してもいい、と記述の通りに人間を殺そうとしている。
見た目は完全にモンスターだけど、
「宇宙連邦の法律の第何条にこういう記述がある」と話せば、相手がどんなに無力でも話を聞く。

理屈で行動する宇宙人と、理屈では動かない人間たち。
価値観が違う2国間の説得にまわらないといけない。

こう聞くと面倒くさそうだが、実際は未知の惑星探索で美女との出会いもある。

通信に応じてくれたシャリアック星人に、なんとか開拓を延期して人類を救ってくれないか、と情に訴えて説得した途端、
話にならんとばかりに強制シャットダウン!
対応を間違えるたびに破滅が近づく。

シャリアック星人に開拓を延期してもらうため、議論に使える条約がないか調べるシーンが新鮮!

異文化の衝突・法律の解釈・機械と人間の違い。
これだけの内容を含みつつ、エンターテイメント。
「スター・トレック」とはこういうドラマです!
と宣言したようなエピソードだった。

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受け継がれる、最新型・古き良きめんどくさいRPG。PS4「ディヴィニティ:オリジナル・シン」購入



PS4「ディヴィニティ:オリジナル・シン」購入!
親切で遊びやすいRPGとは真逆の、ひたすら緻密なファンタジー世界に放り出されるゲーム。
プレイヤーの分身である主人公2人は、議員の殺人事件から強大な力の存在を知ってしまう。
村人全てに会話、売買、攻撃が可能で、魔物にくらった攻撃や毒はいちいち重く、重いアイテムは持てず、人んちのドアを開けるのも犯罪になり、カギやワナの解除にも専用の技術が必要。
「そういう系統」のRPGだ。
興味ない人が見れば
「あー俺は別にいいわ…」となるやつだ。

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漁師が獲った画面左上の「ニシン」一匹ごとに、拾ったり盗んだり加工したりできる。



「街中で見つけた財宝を取る」イベントひとつでも、

財宝があったけど、市民みんなが見ている状況なので勝手に手が出せない!
ならば周囲の人を遠ざけるために、殺さない程度に騒ぎをおこそう!そうだ、少し離れた場所に火矢を放とう!
そのために「矢じり」と「軸」を組み合わせて火矢を一本作る!
アイテムは個人で別々に持っているので、弓使いに火矢を渡す。
3人のパーティを2と1に分けて、2人が火矢で市民の注意を引き付けてからもう1人がアイテムを強奪し、転移魔法で合流!
無事にアイテムをゲット!

これだけ苦労した。

もっとスマートなやり方は絶対にある。
だけど、アイテムひとつのためにも、自分が必要だと思い、自分が考えて、自分で動かし、自分だけのやり方で手に入れた。
似たルートはあっても、誰一人として全く同じプレイにはならない。


複雑なルールの嵐を解読して、全て自分のやり方で道を斬り開く感じ。
そのうち、なんでもない物陰に、広大なダンジョンの入り口を見つけるだろう。そうなるともうたまらん。


最大4人のメンバーを分割してそれぞれ操作できるのも面白い。敵を挟み撃ちにしたり、お互いに選択肢が出て会話したりする。
1人プレイだと、ちょうど右手と左手にお人形を持って会話させるような感じ。

A「1・世界を救うためなら、ときには悪事に手を染めることも必要だ」
 「2・我々は決して正義の道を踏み外してはならない!」



どちらかを選んだら、それに対する仲間の回答も自分で選ぶ。

B「1・その通りだ!」
 「2・いいや、それは違うぞ!」



2人同時プレイ可能なので、まさにロールプレイができるわけ。
「このキャラは強気なキャラということにしているからこの回答を選ぶはず」
と決めて、回答が一貫していればパラメータが強化される。

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仲間同士の何気ない会話。日常生活の中に議論がある。


お薦めはしないし、評価が高いのは単に「合わない人が速攻で手放しただけ」だろうけど、何か惹かれるものがあればぜひ。
戦闘の難易度は幅広く調整できて、一番ハードに設定すると、他人の持ち物にうっかり触れただけで警備兵が集まってきて瞬殺、ペナルティとしてセーブデータを消去される。たまらん。

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戦闘はまさかのターン性シミュレーション。1回でも魔法の効果範囲を見誤って味方を炎上させたら大、ピンチ…!


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スタートレックの合間にZガンダムも観てみたりする


ネトフリで「新スタートレック」シーズン2の終盤まで鑑賞。

この世界では、人間が使う武器は基本的に1種類。
体術以外は超強力な「フェイザーガン」を装備していて、撃てば敵はだいたい消滅。ちなみに、レジで「ピッ」てやるあの機械に似ている。
そういえば惑星を調査するときに「フェイザーをマヒにセット」って言ってたのは、超強力な武器を、あらかじめ「麻痺」レベルに弱めて探索しに行こうってことか!おお、今、新規ファンにしかわからない楽しみを味わっている!

僕がSFドラマで面白いと思う瞬間がわかってきた。会話の中から
「あの道具はああやって使うのか」
って、ぼんやり未来のシステムが理解できていくのがおもしろい。


何といっても、毎回出てくる異星人の文化レベルの差が新鮮。
こちらを一瞬で壊滅させられる科学力の持ち主がいきなり現れるとか。

一瞬で殺されるかもしれない相手と話し合うとき、一応武装するべきか、相手には攻撃してくる理由がないから丸腰で会いに行くほうが誠実なのか。

何世紀も宇宙を漂ってきた、20世紀末の漂流物を拾ってしまう話とかも、わくわくすると同時に、この時代は現代と繋がっていて、自分も家族もとうに死んでることに気付いてぞっとする。


観ている番組の傾向からSF好きと判断されたのか「Zガンダム」も候補に出てきてちょっと観た。
画質が良くなってるのかテレビが違うせいか、
「え、この年代のアニメって、こんなに絵のクオリティ高いの?」ってぐらい綺麗。冒頭で通る通路が無重力になっているのが新鮮!ゼロ・グラビティ!
新スタトレは無重力表現がなかったから、思わぬところでアニメの強みを観た!

だけどガンダムに「人型だ…コストかかったろうなあ」と余計なことを考えてしまう。

ガンダムが人型であることが気になってたら話に集中できそうにない。
いったんスタトレが一段落ついてから本格的にガンダムも観てみようかなあ。いつの日になることやら。

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キン肉マン214話更新! スペシャルマンとウルトラマンは名前だけ見れば同レベル

キン肉マン最新話更新!
こちらから無料で読めます
新たな敵が襲ってきて、最初期のギャグみたいなキャラが食い止めているのだけわかればいい。


ドラゴンボールでも亀仙人が活躍していると聞いたけど、初期キャラの見直しは面白い。

日本人はオリジナルキャラをノートに書いた経験を「黒歴史」として恥ずかしがるけど、ティーカップマンとベンキマンの、小学生のノートから飛び出した感じが超いい。
四半世紀を越えてツイッターのトレンドになったティーカップマン、大丈夫か!?ひと蹴りで頭パリーンで紅茶飲まれて終了じゃないか!?

カナディアンマンは元々主役級のつもりで登場させたんだけど、ジャンプの人気投票でラーメンマンに大敗したことでやられキャラになった。
キン肉マンは現在のアイドル総選挙システムを先取りしていたのだ。アイドル超人とはよく言ったものだ。

今の読者は経験が増えて(高齢化して)強くてかっこいいキャラクター以外の魅力もわかるようになった。
「スペシャルマン」は名前からして「スーパーマン」「ウルトラマン」になる予定だったっぽいのに、今回も出てないけど…。


他の読者の反応を見ると「全敗か」と言われてた。たしかに全敗ある。
キン肉マンには時折怖さがある。
何が怖いって、対戦相手が決定したときに、敵の「格」とか持っている武器によって、
「こいつ殺される」予感がした瞬間が怖い。

勝てる可能性があるとすれば、「今の敵は実は偵察隊で、本隊は次に来る」パターンか!
あと、実はキン肉マンって、主要メンバーがどんどん強くなってるわけでもなくて、
瞬間的にすごい力が出て、本来なら格上の奴に奇跡的に勝ってる漫画だから、初期キャラと主要メンバーの実力の差は意外に開いてないとも考えられる…。

ほら、勝敗読めないでしょ。楽しいなあ。

「スター・トレック」デビューして1週間。

90年代のTVドラマ「新スタートレック」シーズン2の「ホログラム・デッキの反逆者」まで鑑賞。

本当は特撮が苦手で、すぐ「〇〇ごっこやん」と我に返ってしまうんだけど、限られたセットで広大な宇宙を表現する面白さにはまり始めている。
NASAにはスタートレックをきっかけに入った人が大勢いるらしいけど、わかる。登場人物みんな高みを目指す感じ。
「20世紀の人類は失敗を重ねたけど、我々は学習したんだ」
と、困難な状況でも最善を尽くす。


「ホログラム・デッキの反逆者」は現在のVRやAI技術を思わせるエピソードで唸った。
どういう話かというと、24世紀の宇宙船で旅するメンバーが、息抜きにVRルームでたのしく遊ぼうという(笑)。

劇中ではVRルームとは言ってないけど、宇宙船の一室に、何でも出現させられる部屋がある。
部屋を一瞬でジャズバーに変えて、バーチャル美女と演奏を楽しむこともできる。


ここで、素晴らしい頭脳を持つアンドロイドの「データ少佐」たちは、人間のようにひらめきで事件を解決できるかやってみよう、と「シャーロック・ホームズごっこ」をする。

24世紀のみんながシャーロックホームズたちのコスプレをして、VRロンドンの中で、コンピュータが考えたミステリーを解決しようという。
それまで宇宙航海だったのに、何だその展開!って最初笑ったんだけど、事態は思わぬ展開になる。


難易度を上げて、とびきり知能が高く、こっちを困らせるようなライバルを出そう、と設定にしたことで、
ゲーム内の登場人物の頭が良くなりすぎて、
「ここはロンドンではなく、自分たちは24世紀の技術で作られた存在だ」
と気付いてしまう。

さらに、コンピュータを呼び出してコントロール方法を学習して、宇宙船を操作する権限を乗っ取る。
そして(アンドロイドの)データ少佐同様、
自分にも命はないけど、生き続けたい意志があると言い出す。
どう説得すれば、元通り宇宙船の権限を譲ってくれるのか。


僕が今遊んでいるPS4で言えば、ゲーム内のキャラクターが学習した結果、
「電源を切ろうとしたら、無線接続されたスマホで勝手に買い物して、友人を罵倒するメールを送るぞ」
と脅迫されるような。

AIが人間の想像を越える進化をして、神である僕らの「弱み」がなんであるかを学んで反逆する。
今アメリカで人気のドラマ「ウエストワールド」も、同じようなテーマの話らしい。



ちなみに、スタートレックを観始めたきっかけは、映画評論家の高橋ヨシキさんです。
新参者を馬鹿にするような熱狂的ファンも一部いたけど、本当にスタートレックに込めたメッセージを理解していたら、新規ファンを攻撃することはない、と背中を押してくれました。感謝。

宇多丸×KENKEN対談で思い出す「イケてる奴らはゲームやらない時代」


遠い星の、違う環境の人かと思っていたけど、対話しれみれば我々と同じ土星人だった。
先日観始めたスター・トレックの話ではなく、ラジオ「マイゲーム・マイライフ」KENKEN回の話だ。

マイゲーム・マイライフ

ソニー提供なのにずーっとファミコンの話してたり、かなり自由にゲーム愛を語ってる番組なんだけど、
昔からゲームやってた30代男性ぐらいだと、
「俺の仲間がいた」
って思えるエピソードがひとつぐらいあると思う。

HIPHOPが世に浸透してきたころ、
セガサターンの対義語はドラゴンアッシュだと思ってた。
新しい音楽や現実のコギャル(死語)を直視できない人が、セガサターンで普通の靴下はいた女子と恋愛する、みたいなイメージだった。

だけど、ゲーム経験でたどると同じ。
特に、ゲーム好きでも基本的に王道RPGはスルーしてきた僕にとっては「仲間がいた!」って一発でファンになった。

対談で取り上げたゲームは「さんまの名探偵」「ROOMMANIA」「マカマカ」「428」「クーロンズゲート」
ラインナップだけで「楽しさ」より「違和感」のようなもののほうが、記憶に残りやすいことがわかる。



マカマカは相原コージが関わったRPGで、強烈なパッケージが印象的だった。
第一印象「バカなキャラで笑えそう!」で手に取った子供が、家族がミジンコに姿を変えられる気色悪いストーリーでショックを受けるゲーム。
ギャグのようでホラーのようで、ずっと不安定にさせられる。

のちにネットで「バグが多いクソゲー」と、わかりやすく記録されたけど、リアルタイムでプレイした人間から言わせてもらえば、それ以外の部分が圧倒的に強烈だったので、バグどうこうの印象が全くない。
「バグが多いゲーム」と嗤う人はたいていネット上の知識から入ったんじゃないか。

ドラクエやらないKENKENが「マカマカ」はプレイして、キャラクターが強烈だったことを語ったのが「なんかわかる」のだ。なんか手に取っちゃう感じ。

宇多丸が「街」のラストで泣いたエピソードについても詳しく聞きたい。
あれだけ映画の構成について欠点をビシビシ指摘できる人が、
「隠しシナリオで伏線回収ってどうなん?」
とは思わなかったのか。
「システム面白いけど、個々のストーリーはどうなのか」
とは思わなかったのか。まあ僕が思ったんだけど。

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皆がドラクエ始めたころに、スタトレ始めました。

NETFLIXで「スタートレック」オリジナルシリーズが始まると聞いて。

皆がドラクエ始めたころに、スタトレを初めて観ました。
事前の知識は
・歴史あるSFシリーズで、熱心なファンがいるらしい
・戦闘よりも会話中心らしい
・耳が尖った人が出てくる
これぐらい。

観たことがあるのは、リブートされた映画版の「スタートレック イン・トゥ・ダークネス」だけ。
ただ、最近いろんなところで情報を聞くようになって、そんなに面白いんなら俺も仲間に入れてくれと思ったのです。入れて!


そしたら、世界最長のSFシリーズを甘く見ていた。
ネトフリで観れるぶんだけで、軽く700話は越える。レンタルDVDだけの時代ならもう挫折だよ。

どれがどの時代の作品で、どこから観ればいいのか…。
とりあえず「新・スタートレック」なるシリーズをチョイス!
あとで調べたら、シリーズの人気を決定づけたシリーズで、入門としては悪くないらしい。


自分の観たのが最近の映画版なので、なんだかんだでビーム撃ち合ったりするんだろうと思ってたら、本当に会話劇だ!
まだ見ぬ宇宙を航海して、異星人とかロボットとか、なんだかよくわからない物体とか、いろんな生命体と出会っての旅。
友好的、攻撃的、独特の習慣や価値観。判断ひとつで乗組員全員消されるほどの科学力があったり・・・いろんな民族と出会っては話をしていく。

変な言い方だけど「殺しても罪悪感がわかなそうな異星人」にも、どうするべきかその度に話し合う。
こちらのクルーたちも様々な文化圏の集まりで、それぞれの立場からの会話を聞いてるだけでいっしょに生活しているようで、キャラクターに愛着がわいてくる。ジョークを解さないロボット隊員がチャーミング。


1話ごとに違う異星人が出てくる面白さは、映画よりもTVシリーズならでは。

そして、シリーズがたくさんあってハードル高いけど、ネット配信で全話見まくれる。
これは新規参入組にとって本当に大きい。
今の国際情勢だからあえて観るべきって感じもする。
または、スターウォーズでSFに興味がわいた人が「ちょっと違う味付けのものを」って観始めるパターンもあるかも。

実は事前に、地味だとかマニアがうるさいとか、ネガティブな情報も耳にしてたんだけど、
後のほうのシーズンになると、印象深い異星人の再登場で、どんどん異文化交流の面白さが増してくるとも聞いている。ていうか、シンプルに面白いなあ。

新作のトレーラー

穴だらけの英語力だから、忘れられない旅になる。 PS4「タイポマン」クリアレビュー

PS4ダウンロードソフト「タイポマン」クリアレビュー!

アルファベットからデザインされた世界で、キャラクターを動かし、言葉の力で進む横スクロールアクションパズル。
序盤で詰まる可能性もあるし、いきなりのバグもあったけど、忘れられないゲーム体験になった。

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主人公のできることは、移動、ジャンプ、「文字を動かす」だけ。
行き先が障害物でふさがれていても、近くのアルファベットを持ち上げて
「MOVE」「UP」「RISE」
などに並び変えることで、壁がゴゴゴと動く。

難しそうだけど、そこに落ちてる文字を並べ替えることで正解ができるので、意外と行ける。
むしろ英語で育ってない人が数人集まって、思いついた単語をああだこうだ言いながらプレイするほうが、
「うわ、クリアできちゃった!」
と、ネイティブ以上の達成感を味わえるのでは。

序盤の難所は「GAS」から有毒ガスが出ているところで、Pを置けばGASP(吐き出す)になって通れるようになるところだけ。英語圏なら小さい子でもわかるんだろうけど苦戦した。

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正解の言葉以外の組み合わせでも、適当に作った単語で意味が出てきたり、ゲーム側が反応してくれるのが楽しくて。
「OLD」なら画面全体がセピア色になったり、「BAD」なら主人公の顔つきが悪くなったり。
クリア後にもそういう遊び方メインにやり込める。
発見した単語数をオンラインランキングで競える作り込みっぷりだ。


それでも行き詰まった、英語が苦手な方のために、メインメニューから「ヘルプ」の項目がある。
このページがゲーム中で一番好きなところだ。

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ヘルプの項目にはこれ1ページのみ。
ネイティブではないあなたは、単語を調べてみましょう。思いつく限り入力してみましょう。

「何よりも、楽しみながら英語力をつけることができます!」
今のあなたは苦しいのではない。楽しみながら学習しているんです! と自信に満ちた言葉を聞かされて帰される。

よほど自分の作ったゲームに自信がないと、こんなページ作れない。
作り手は「これはネイティブ以外でも楽しいものだ」と思って作ったし、同じことを思って日本語にローカライズした人がいる。
もっと解放のバリエーションがあれば…とか、100点満点ではないんだけど、なんとも忘れられない一品だ。


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「ヘビーレイン 心の軋むとき」に責任を感じさせられる

PS3から4へリマスターされた「HEAVY RAIN 心の軋むとき」クリア!

次々と殺人を犯しては、現場に折り紙と花を置いていく「折り紙殺人事件」が発生。
最新の調査ツールでデータを収集していくFBIの刑事、アナログな手段で1人づつ犠牲者の家族にアプローチする探偵など、複数の登場人物が犯人を追う。

主人公も、大切な息子をショッピングモールの人ごみで見失ってしまう。
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選択肢が焦りで揺れて、時間とともに変化する。


メジャーな映画だと、序盤で大男がヒロインに襲いかかっても、
「なんだかんだで死なずに、機転をきかせて逃げるんだろう」とか、過去のお約束から、安心した上で観ていられる。
悲惨な展開になっても、それは作り手がそうしたもので、観ている側が責任を感じることはない。

ヘビーレインは「ゲーム」だ。
ぼくらはゲームを信用していない。どんな救いのない結末に分岐するかわからない。
自分のミスのせいで犠牲者が増えるかもしれない。
用意された何通りかの中から選ばされただけにも関わらず、
「こうなった責任が自分にある感じ」が確かにあって、嫌悪感でたまらなく、それでも途中でやめられなくなる。

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たとえば、映画でよくある、互いに銃を突きつけ合うシチュエーションになる。
相手は興奮状態。どうやら情報を持っている。いつ撃たれるかわからない。こちらもいつでも発砲できる。

なだめる、怒る、駆け引きをする。選択肢が出てきて、つぎつぎ選ばされる。
相手が落ち着いてきた。このままなら無事に終わりそうだけど、まだ何をしてくるかわからない。
そこに、他にも武器になりそうなものが視界に入ってしまう。

さあどうする?どうする?これなら?それで正しかったか?
次々とゲームに問い詰められる。

容疑者から暴言を吐かれる。暴力で返すか、我慢するかを問われる。
我慢。
すると相手はどんどん侮辱を重ねてくる。
むしろこいつには手荒な行為でやり返した方が、最終的には子供たちの命を救うことにつながるんじゃ…と、思わせるところまで来る。迷っていると選択肢が消えていく。

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実際に凶悪事件の捜査ってこんな?とか、思うことはあるけど、とにかくプレイヤーの焦らせかたが上手い。
その質問、事情聴取、急に答えられるわけないじゃないってところを鋭く突いてくる。

自分のせいでまずい展開になってない?なってない?とプレッシャーがきつくなってきて、息苦しくなったところでゆるめられ…の繰り返し。
クリア後には「あそこどっち選んだ?」と、生還者たちといろいろ語りたくなる。

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