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スパイダーマンのアプデに備えたり、バンクシーに興味を持ったり

スパイダーマン追加コンテンツに備えてアップデート!
十字キー左でフォトモードに!
これでますます話が進まなくなった。他にも難易度アルティメット追加&トロフィー追加。
高難易度クリアのトロフィーを設定しないのが「粋」だと思ってたんだけど、まあ関係ないか。


バンクシーの絵がオークション落札直後に裁断されるイタズラがあったじゃないですか。
ゲーム内ですがスパイダーマンでNY中を見物したり、「インファマスSS」でグラフィティを描いていた身として、バンクシーなる人物を軽く調べてみたんですが、奥が深い世界だな!


というか、インファマスで主人公がいきがって描いてたグラフィティ・・・あれバンクシーの影響をモロに受けてた…んだよね?

バンクシーの絵は、本物の窓の下に「ハシゴをかけて侵入する人」を描くように、
「その場所」でないとだめなものになっている。
事件のあった場所や建物に皮肉をこめた絵を描くとか。

それやってた!俺がっていうか、インファマスの主人公が!
じゃあ、あいつダメじゃん!
バンクシーって大都市の警備を潜り抜けてあっと言う間に緻密なグラフィティを描くのに、シアトル限定のインファマス2でそれをやるって…なんか…田舎のヤンキー感が。


壁のグラフィティのわきにQRコードがあって、読み込むと音声解説のページに跳ぶ仕掛けも、スパイダーマンであったよ。描くほうじゃなくて挑発行為でやられた。

バンクシーの絵は、その場でないと意味がないものでも壁ごとはがされ、コレクター同士で高額で売買されている。
自業自得だけど本人はそこに関われない。

以前にも美術展に無断で自分の絵を飾ったことのあるこの覆面アーティストは、厳重な警備をしている場でも
「持ち出すのは難しいけど、持ち込むのは可能」
とわかっていた。

だけど、あの裁断もどうやら失敗だったみたい。
リハーサルでは完全に絵が裁断されていた。

結果的には絵の下半分が裁断され、よりによって少女が手をのばした風船だけが「希望は消えない」みたいに残ったことで、他にない形の作品として生き残ってしまった。

それすらも全て最初から仕組まれていたのでは?
とか、信用できることが全くないのが面白い。記録映画にも試される。挑発的。

システムだけで「勝ち」なゲーム PS4「キャンドルちゃん」レビュー。

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キャンドルちゃんは真っ暗な道を歩く。
どこがカベで、どこに穴があるのか見えない。
10秒までなら自らを燃やせる。命を溶かして、周囲をてらして進んでいこう。

PS4に突然配信された中国のインディーズゲーム「キャンドルちゃん」
ロウソクの台に足がはえた子を動かして、大きな光を放つ灯台に行くのが目的だ。
細くて頼りない道を歩く。真っ暗だ。簡単にとびこえられそうな動く床に乗れずに落っこちてしまった。

ゲームだから、落ちて死んだら「やり直し」だけど、
やり直すと、前に自分を燃やした場所に白くロウが落ちている。
真っ暗な中に、白くロウが落ちている。
前回のプレイで立っていた場所だから、そこは足場があるということだ。
ミスしても無駄にならない。しかも主人公がロウソクという設定が生きる!

どんだけステージ構成が粗くても、このシステムだけで一見の価値あるゲームだ。

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(暗闇の中でキャンドルちゃんが輝く)
これがステージ名。
条件を満たすとさらに一文が加わる。
(けれど進む道はぼんやりしたまま)

キャンドルちゃんは原題が「キャンドルマン」。
「ちゃん」づけにしたことで、今にも消えてしまいそうな、小さい、幼いイメージになった。
小さな彼が、命の灯を燃やしてけなげにすすむ感じだ。
多言語対応なのに、翻訳の「ちゃん」ひとつまで丁寧。


ステージの作りはそこまでうまくない。中盤より序盤がムズイ。
だけど、場所によって足音が変わったり、暗闇で光を当てた瞬間にぱっと花が咲いたり、毎回いろんな見せ方をしてくる。

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暗い河を流れる花の上をロウソクが進む。なんかお仏壇のCMみたいだけど、東洋的で新鮮。
はっとする絵が何面かに一度あるだけで、お、買ってよかった!と思う。

強烈に世界を照らす灯台に会って、キャンドルちゃんは何を思うのか。
「灯台は、人生における何を意味しているのか?」と、ちょっと考えさせる内容にもなっている。

ボリューム、爽快感、アクションゲームの歯ごたえ、どこをとっても他に優れたゲームはたくさんある。
だけど、攻略にも、ストーリー全体も「光」をテーマに統一して美学を感じる。

こういう記憶に残る拾い物がたまにあるから、未知のインディーズゲームに手を出すのはやめられない。何度ひどい目にあっても。

「アストロボット」クリアして1週間。

今年最大の衝撃だと思っていたマーベルズスパイダーマン。クリア後のやり込み要素も極めるぞ!ってプラチナトロフィーもとった。

アストロボットはクリアしたら気分が満たされてやり込む気にならない。
特に驚いたのは、僕のようにゲームを10年20年やってる人だろう。
趣味としてゲームは続けるし、新作が出りゃ面白いし関心するけど、内心、小学生のころみたいに夢中になれるのはあきらめていた人たち。

そんなみんなが、俺、またゲームで驚けるんだ! こんなに周りに喋りたくなるんだ!と思える。
初めて映画館に行った体験とか、初めて女子と話したときみたいなゲーム。

ハードル上げるのはよくないけど、過去の3Dアクションゲームを全部「古きよきもの」に変えてしまう、恐るべき思い出キラー。
マリオは安泰だろうけど、ジャンル的にかぶってるラチェット&クランクとかは今すぐハローワークに直行したほうがいい。
アストロボット、平和なロボットに見えるけど、他社のアクション全殺しですよ。ロボコップだよ。

だから、まだゲーム歴が浅い人にはそんなに勧めない。
一通り、ゲームでときめくことを諦めてからのほうがいい。


なんか、また話したりなくなってきた!
着地地点がわかって足元への攻撃もかねてる「ホバー」は何気に素晴らしい。

3DSのマリオのプレゼンで、宮本茂大先生は
「立体視は距離感がつかめるから、カメを踏みやすくなる」(超要約)と、立体映像は迫力だけじゃなくて、ゲームを奥深くすることを強調していた。

あのころより完璧な立体空間ができても、誰でも楽しめるように難易度は低め。ホバーなかったら何度も戻されてきつかっただろうね。

終わり方があっさりしてたのもいい!
日本のアニメ、ゲーム、バラエティは良くも悪くも演出が過剰なものが多いけど、
VRだと短くする必要があるし、世界進出を考えたら言葉に頼らないほうがいい。
別れはあっさり。ちょっと後ろ髪はひかれても。



最近始めたゲームはタブレットで「バベルンルン」
神になって、にょきにょき生えるバベルの塔を壊して人間に絶望を与えるゲーム。塔がギリギリまでのびたところで画面どこでもタップ。
2,3分の単純操作で無心になる。とにかく絵も言葉も、言葉のチョイスも騒がしすぎて笑ってしまう。「バベルンルン」だぞ。ハイスコアが「汝の最高バベルンルン」
若者言葉でもない、日本語ですらない。

ゲーム単体で終わるんじゃなくて、プレイ人口が増えるとクマの人(作者)があわてたり喜んだりして追加要素を入れる。そんなのも全部含めて面白さになっている。




「アストロボット」を「マリオみたい」と語られるのが気になってしまう


画面写真見ただけでそう言いたくなるのは、まだ、わからなくもない。
ゲームやらないオカンも、敵を倒すのは「マリオみたいなもん」に見えるだろう。

でも実際に遊んだ人からは当然「違うよ」って口をそろえて言うと思ってたんで、驚いてる。
野球とバスケぐらい違うじゃん。将棋とチェスぐらい違う。肉と魚ぐらい違う。
野球とバスケはボール使って運動するんだから同じもの、という考え方なら、そういう感性の人ならしょうがない。わしの負けじゃ。

パッケージにもある巨大な「おともだち」ロボに助けられるシーン、100回は観たありきたりな場面なのにVRだと感動する。あれをなんか、巨人兵のパクリみたいな言い方する人がいたら、かわいそう。

ダブルラリアットでぶん殴ったり、プレイヤー自身が頭突きでガンガン壁を壊したり、
仲間に「迷惑かけやがって!」とばかりにケツを蹴っとばして救出するアストロボット。蹴っ飛ばしはいかにも海外で受けそうな演出。
マリオに対するソニック、いや、クラッシュバンディクー?
どっちでもいい。もうすぐ終わりそうだ。
敵よりも、まだ終わらせたくないという気持ちが全クリを阻止する。

本編とは別に、僕自身が見つめないといけない「カメレオン」探しや、やりこみ系のミッションもある。
完璧に距離感のわかる3Dアクションだから面白いけど、
水を浴びて驚いたり、暗闇に目をこらして進む面白さとは別なので淋しい。

↑ここまでがラスボスに挑むまえに書いたところ。


今から休憩取って、たぶん最後の面だ…。行くね。
いや、まて、風呂に入って完全に髪を乾かしてから。

酔いどめや気分転換には、グミを冷蔵庫で冷やして硬くすると手も汚れなくてオススメだ。これが甘さ控えめで好きなやつ。リンク貼ろう。


ところでグミってゴムのドイツ語読みって聞いたけど本当かな。よし、風呂。


風呂わかしてなかった。シャワーにする。
さっきまでシャワーを浴びせて「キャー!トゲトゲの敵さんのエッチ!」状態だったのに今度はふつうにシャワーだ。

よし、まだ髪が湿ってるけどゴーだ。
ボスはキングコングオマージュだったりしたけど、5匹目も今話題の映画モチーフ!
これはとにかく楽しい!楽、し、す、ぎ、る、としか言いようがない!
でも本当のラスボスはその次だった。


オープニングでVRゴーグルを奪ったこいつが取り出した、究極の武器は…バーン!!

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そうか!それなら五分五分だ!(でもそのグリップ痛くない?)

ゲーム内にハードが出てきて、機能を駆使するのはPSVITAの「テラウェイ」と同じだ。
同じジャンルのゲームで、カメラで自分の姿が登場したり、背面タッチパッドで指がゲーム内に飛び出す「テラウェイ」。
あれも風を起こしたり、ゲーム内のキャラクターが「僕」の存在を知ってた。
トランポリンを使ったアクションは似てるかも。
温かいゲームだったけどセールスは振るわず、VITAも生産終了になった。

アストロボットがマリオに似てると言われたら「うーん?」だけど、テラウェイの精神は受け継いでいるかもしれない。
この凄いハードでみんなを驚かせたい!楽しませたい!と本気で思ってる人が作った感じ。

ラスボスとの戦いは、死闘というにはあまりに楽しくて。
このゲーム自体が、長時間だと疲れやすいVRにあわせて、量よりアイデアをきっちり詰め込んだ感じ。
「プレイルーム」に収録されていた巨大インベーダーゲームを思い出すシーンもあって、意味不明な感動にまみれて、決着。

あー、楽しかった!
スパイダーマンに続いて、PS4pro値下げ直前にいいのが出たなあ。

PSVR「アストロボット」の感想は2018年の今、残さないといけない



PSVR「アストロボット・レスキューミッション」半分くらい進んだ。
進むほど夢中。
テクノロジーがこんな風に進化していくんだから、人類の未来は明るい。
公式ページ

ロボットを操作して、パンチとジャンプで進む。
それを、VRゴーグルをした自分が見下ろしている。

3Dアクションゲームは、キャラクターの後ろからカメラがついてくるのが普通。
だけど、カメラ役の自分はどこを見ててもいい。
むしろ、よそ見をさそうオブジェで溢れている。魚も花もきれい、下には洞窟、見上げれば太陽。
「ステージ開始直後に、本当にうしろを振り返ったら隠し通路」
とか、横道をのぞき込んだら隠れていた敵と目が合うとか、360度見回すこと自体が楽しい。
箱庭好きなら狂喜の空間が広がって、広がった空間の中に自分がいる。

たまに、操作するキャラを見失う。
普通のゲームなら減点だ。主人公が見えなくなるなんて。
でも、「あ!木々に見とれてた、あいつどっかいっちゃった!」ってなって、おお、足元にいたんかい。

この一連の流れも、ペットと共に歩んでいるようだ。
キャラクターを操縦するんじゃない。パートナーと一緒に災難に遭い、冒険していく。

PSVRとセットでついてくるソフトに、これの元になったゲームが収録されている。
面白さ以前に、画面が前にぐっと動いただけできもちわるくなって、
「これがVR酔いかー!」
と、思い知らされた。
あれの完成版なんか…と思ったけど、画面スクロールを調整してかなり酔いにくくなってる。
幾人もの開発者が酔って泡噴いて倒れた結果だろう。ナイスガッツ。

特に、海と空!
自分が操作するロボといっしょに海に潜り、風を錯覚して、高さにビビり、面クリアするたび「未来のゲームだ!」って謎の幸福感が湧いてくる。

この感じは今しか味わえない。
「ジュラシックワールド」や「アバター」に本気で熱狂した人は、リアルタイムで映画館で観た人だ。
このゲームも、世界中でまねされて、何年か後には新鮮味っはないかもしれない。
だから、今やるしかない。今のテンションを記録しておきたい。


プレイ時間が短いぶん、アイデアが凝縮されて次々出てくる。
急に何か飛び出してビックリとかじゃないぞ。もっと品がある。
敵のメカゴリラが吐きかけてくる「つば」が透明だったり、クジラに呑まれても内臓をリアルにしすぎず、気持ち悪くならないよう抑えている。
海中ステージは、子供のころ水中メガネで海を覗いたような感覚で下を向いて、推定6メートル下でちょこちょこコイン集めしたり、イルカを目で追ってたらその間にやられてたり。

奥から波が来るシーンでは、自分の動かしてるキャラが波にのまれて、その後リアルに自分に波が迫ってのけぞる。
「テレビの中のできごとじゃなくて、俺まで巻き込まれるんかーい!」
異常事態に笑ってしまう。
そして、うっとり海中遊泳を満喫して、太陽にむかって浮上したら、俺の頭…!




この後しばらくワカメが垂れた状態で続く。
今の状態これだぞ、とばかりに鏡があって、ロボットになった自分が映ってる。
「しかめ面すんなよ、お前の顔おもしろいぞ!」
って感じでいつの間にか仲間にされてた。
と同時に、ゲーム配信中に自分の部屋が映らない配慮にもなっている。仕掛けがこってるし、センスがある。品があるよ!演出に品がある!

PSVRは外と完全に遮断されるハードだ。
立ち上がって木の上を必死でのぞき込んだり、太陽についつい見入っちゃったり、頭と手先を同時に動かして「2人同時」に戦っているとき、
「いまどきのゲームはよくできてるなあ」
なんて考えない。
「よっ!もうちょい!何かある!やった!楽しい!」ぐらいしか考えられない。
このゴーグルをつけてる間は馬鹿になれる。子供に戻れるのだ。

最近のゲームとVRと体調不良と


PSVRに突然やってきた伏兵「アストロボット・レスキューミッション」購入!

PSVR買うと無料で付いてきたソフトに、酔いにくい配慮をして1人用プレイに集中したもの。
あえて物陰に行かないと通れないシチュエーションがあって、自分の頭を動かしてのぞきこんだり。
カメラ役の僕自身に攻撃してくる敵を頭突きで撃退、
2階建てのベランダからのぞいたぐらいの高さで、地上でチマチマ戦ってる子を動かす、など新鮮で楽しいしかけ有り。
「ハードの特性を生かした王道っぽいのがやっと来た!」感は、3DSの「マリオ3Dランド」を思い出す。

ただ、みんなの感想を見ると
「今までPSVRはソフトが不足していた」という声が多い。
マジか。マジで言ってんのか!
MOVEコントローラ2本持ちの身にはむしろVRゲームは多すぎて、質にばらつきがあるところも含めて楽しいし消化しきれないから困る。

まだまだ前半だけど、あまりに高い評価には、
衝撃度では「スーパーホットVR」のほうが大きかったぞ!
カメラが前方に動くので、酔わないとは言い切れないぞ! オプションで変えられるか、上下移動にこわだった方がいいんじゃないか!とか、言いたいこともある。


本では「シュワルツェネッガー主義」の熱にやられた。
シュワちゃんの生まれた日から現在まで、出演作を静かに燃えたぎる愛をこめて語る。

とにかく映画が観たくなる。

シュワちゃんコメディ3部作というのがある。
「えーっ、シュワちゃんが双子!?」
「えーっ、シュワちゃんが妊娠!?」
のポスターとコピーが最高潮で、それ以上の展開がない出オチ映画といいつつ、
それまで殺人マシーンしか演じさせてくれなかった男が、ジョークを勉強して子供たちと共演したがった話を紹介されると、
え、じゃあちょっと馬鹿にせず見てみようか、と思う。

世間でダメ映画だクソゲーだ、と言われた作品をけなすのは、簡単で面白い。
でも、悪口なのに愛をこめて、観たい気持ちにさせるにはパワーが必要だ。
なんていうか、普通の人が普通のレビューで放つ熱では足りない感じ。



近況。
アレルギーか疲れか。鼻炎と軽い喘息っぽい症状が出たので病院に行きました。
ボクシングのVRゲーとかはしばらく休まないと。

今年に入ってから、どうも何かを語る前に
「俺ごときがレビューだなんて、作り手のほうがすごいのに偉そうにモノを語れない」
とストップしてしまう。なくなってるのは元気か、若さか?

今のNETFLIXお薦め番組は「グッド・コップ」と「ヒルダの冒険」


イギリスのコミック原作のアニメ「ヒルダの冒険」をずっと見てた。
夕暮れ時のムーミンみたい。終わっても、どこか遠くで彼女らの生きる世界がある気がする。

主人公ヒルダは、トロールやエルフのいる荒野に住む女の子。
外を駆け回り、興味あるものはスケッチブックに絵を描く。
この子が町に引っ越して、町の子と価値観のズレや、ファンタジー感あふれる生き物が毎回騒動を起こす。

とにかく動く動く。でっかいブーツで走る走る。
頭がかゆいから調べたら、髪からノミみたいにちっちゃいネコがニャーニャー出てきて、
「シニャミ」ね、ってお母さんが普通に取ってくれるんだけど、え、何その生き物、自然に受け入れてるけど何!って、他のファンタジーもので見たことない感じの生き物が毎回出てきて新鮮。話に絡んでこないモンスター?を見るだけで楽しい。

ヒルダの「田舎の子」描写もいい。
アニメの田舎の子って、異常に純朴で心優しい子に描かれたりするけど、もっと自然。
見た目も行動もどちらかというち街の子より都会的。
大人の言われるままに「きちんと」行動できる街の子より理知的で、自分の意見を持ってるから浮いてしまう。

お母さんが、街に越してきたばかりのヒルダに、
「公園で遊んでる子たちにあいさつにいってきなさい」とうながす。
その子たちは結局あまりいい子じゃなかったので「仲良くしなかった」と報告すると、お母さんは
「そう、じゃあそんなあなたを誇りに思うわ」と自然に言う。
「今日はいい天気ね」ぐらい当たり前に言う。あー、この親子好き。この子の成長を見ているだけで幸福。





実写ドラマでは「グッドコップ」
主人公はマジメすぎる警官。父親は年を重ねても悪ガキ感が抜けない。
対称的な親子の変則コンビものみたいな。

まわりも、マイペースを崩さず、容疑者が逃げても絶対追わない刑事、
敏腕でアクティブな女刑事、
ハイテク機器を操るオタク刑事ら。癖はあるけど憎めない面々。

彼らがわーわーと一致団結しないまま、なんか事件が解決してしまう1話解決型ミステリー。
コメディ要素はあるけど、大げさな笑いはない。品がある。軽い。

おl気に入りは、みんなでボーリング大会に出るの巻。
ニューヨークの警察はそんなのどかな毎日送ってるはずないんだけど、大学生みたいにみんなでボウリングしてキャッキャいって遊んでいる。ワルめのお父さんだけが、ヤンキーが祭りに夢中になる感じでボウリング大会に本気。

そんな中、ピンを倒したので、レーンに入って次の白いピンが補充されるのを待っていると、血に染まった赤いピンがゴトンと並ぶ。
裏の、ピンを補充する機械を整備したりするところで従業員が死んでいた。
誰に襲われたのか?
手がかりは、普段仕事をしている中でふれていた貸しシューズやボール、ゲームコーナーに隠されている。

一方、主人公の超マジメ刑事は、10歳のとき以来のボウリングでミラクルショットを連発。
マジメの度がすぎてるので、捜査よりもプロボウラーへの転職を考えはじめる。

こんな展開、現実ではありえないだろ!って言い出すのがヤボ。
ふざけた展開を、しっかりと予算をかけて、出演者みんなで優雅に楽しんで作ってる。


2作見て思ったけど、NETFLIX限定配信といって、地上波ではできない過激さを売りにするのはとっくに終わったね。
たっぷり予算を用意して、作り手が本当に好きだったものを素直に作っている。

人生で初めて「いっしょに体を動かそうよ!」と誘いたくなる「ノックアウトリーグVR」腕、上がらず



2試合で足がふらつく。
PSVRに配信された「Knockout League」は、MOVEコントローラー2本持ちで殴りあうVRボクシング。

スマブラにも参戦したリトルマックが活躍する「パンチアウト」系ボクシングゲーム。
同じ階級にいるのがおかしい、一見して無理っぽい敵ボクサー!
だけど、相手のパンチには必ず直前に独特な動きがあって、パターンがわかってくる。
パンチの予兆を見切って左右スウェーでかわしてパンチを叩き込む!
リアルなボクシング要素を持ちながら、コミカルな敵ボクサーたちは、ボクシングの持つ暗さや血なまぐささを脱臭して、子供にも受け入れやすい。

これを主観VRでやると、鼻先が付くぐらい巨大な相手と対面して、何度もスクワット直後にパンチ連打になる。



練習は割とリアルなパンチングボールやミット打ちなのに、本番に出てくるのはこんな奴。想定してたのと違う!
「万が一、肩にトリを乗せてる海賊とボクシングするときは、よく見たら鳥の指示通りに攻撃している場合があるぞ」
的なアドバイスはないので自分で気付くしかない。
気付いてもスクワット&パンチ連打が続かないと絶対勝てないので、事前に軽くストレッチして、飲み物とシャワーの準備ぐらいは必要。

正直、パンチアウトと比べると、
自分視点になるから一方的にボコられるストレスは大きいし、相手ボクサーはデカイは怖いわ。
ゲームとしての楽しさより、体を動かすことの根源的な気持ちよさかなあ。
というか、VRボクササイズというジャンルにして、トレーニングを淡々とするだけのほうが…深く考えないほうがいい。

ただ、パンチしたときの「スパァン!」て音と振動がばっちり決まってるのは大きいし、PS3時代から自分の動きをセンサーで読み取ってゲームにする試みはあったけど、認識の手軽さもレスポンスもだいぶ改善された。

長い間スポーツをしてなかったけど、
実はスポーツをするための時間、相手、場所、他人の目とかがいろいろなちょっとした面倒が重なるからやってないだけで、
体を動かすこと自体は、ほとんどの人にとって楽しいと思うのだ。

翌朝は、腕だけじゃなくて、背中とか胸のあたりとか、いろんな所がきしんで、改めて全身使ってたことを思い知る。
この感じ、痛気持ちいい。苦し懐かしい。


もったいないから、飲みやすい粉のプロテイン買ってきた。他のゲームでいう経験値とかポーションにあたるのがこれだ。


追記。ノックアウトリーグ、6人目の相手が、全部の手にグローブ付けて口ひげのあるタコ。
ちょっとカリッとしたソース味でおなじみ、うまい棒元祖タコ焼き味の袋のシチュエーション
「おおっと たこなぐりだ~!」
を再現されることになる。

このタコがめっぽう強くて、全部の手で一斉に殴るのはどうよけていいかわからないし、
スミをふきつける、保護色で姿を消す、という2種類ちょっとかぶってる特技で一方的にやられる。
あまりにも強いんで、自分は何か英語で書かれたテクを理解してない、と思っていたら、
海外プレイヤーも、配信で絶叫しながら戦ってた。

どうやら、ルールも英語も関係ない。
このタコが単純に強すぎる上に、姿も声も攻撃方法もすべてが不愉快なだけだった。

魔界村のレッドアリーマー。
マザー2のゲップー。

そういう存在だった。

「スパイダーマン」プレイ日記 クリア後

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倒すべき敵をなくして、スパイダーマンはすっかり変わってしまった。
時に人間大砲に挑戦したり、

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新聞社の看板に乗って特ダネを提供したりといった奇行を繰り返している。

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祈りをささげるような謎のポーズも。彼の視線の先にあるのは…太陽?神?それとも他のヒーロー?


スパイダーマン、クリア後に条件を満たしてもらえる衣装が「パンツ」で、しかも近づくと妙に作り込みがリアルだ。
日本製ゲームの女性キャラのセクシー表現(というか露骨なエロ描写)に、よく苦情や修正要望が来るが、これもなかなか。
下っ腹のふくらみとか、苦情が来てもおかしくないギリギリの所まで攻めている。
変態仮面だとか言われているが、本当に動きと、筋肉の感じまで含めてそう見えるから困る。

本編クリア後は、自由行動。

やっていることは正義の執行でも、悪役っぽいコスでは非道に見える。
パンツ一丁だと、もともと備えていた変態的ムーブに磨きがかかる。
スパイダーマンは、ヒーローにとって衣装がどれだけ大切なものかを教えてくれた。
いまだに街を荒らす敵はオレンジ服のギャング中心になり、ヘイトラジオも、新聞の内容も更新されなくなった。
あれだけ面倒だった奴らも、いなくなるとそれなり淋しい。追加DLCの配信が待ち遠しい・・・。

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ラボと、FEASTにはクリア後でも入れた!
集まっているホームレス達。

彼らをしっかり描いたことは、ファンタジーではない「ニューヨーク」を感じるし、ヒーローにも全ての問題を解決できるわけじゃない、それでも自分のできることをやるんだ、というメッセージに思える。

彼らとはこれまでのやりとりを踏まえた会話があって、何人かは新しい生活に移ろうとしていた。
そうか!いや、それはそれでまたいい!
ヒーローが「知られざるところで戦う」パターンもあるけど、戦いと犠牲をみんなが知って、気持ちが受け継がれるのも、それはそれで!

PS4「Marvel's Spider-Man」レビュー

ニューヨークでアジア系移民が関わるテロが起き、犯罪者があふれ、恋人にも距離を置かれる。
よく考えたら暗くて救いのないストーリーなのに、アクションが、キャラクターが、ニューヨークが、ずっと陽性。ずっと明るいエンディングが待っている気配がした。

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PS4「マーベルズスパイダーマン」レビュー。まず一言、最高。

話はゲームオリジナル。映画がリブートされるたび繰り返す、クモに刺されて覚醒するくだりはカット。警察にも街にも認知されてるところから始まる。
事前知識はいらない。「ニューヨークを守ってるクモ男がいる」ぐらいの、ふわっとした知識でも遊べる。
ルパン3世のメンバーが知り合ったきっかけを勉強してなくても「カリオストロの城」が楽しめるのと一緒だ。

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広大なニューヨークをかなり細部まで再現してあって、高速で飛び回るだけで圧倒される。
「オープンワールド」には、以前から疑問があった。広い範囲を動けても、移動が面倒でロードが長くなって、むしろ不自由さが目立つゲームが多かったから。
面白いからじゃなくて、メーカーの技術力を自慢したくて作ってる気がしていた。

だが今回のNYを見よ。跳んで見よ。裏路地にちょいと入って見よ。
本物っぽいグラフィティ、
縦に「ZZZ」を並べた形の階段!

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これ。

ぶつ切りじゃないNYを飛び回り、犯行現場にかけつけ、街灯の上からギャングに忍び寄り、ステルスで、あるいは正面から戦う。市民に賞賛され、ビルの屋上に消え、こっそりエゴサーチまでできる。
一連の流れが全部つながっている。戦いでそこら中クモ糸だらけになるけど、NY市民はあれは喜んで掃除するんだ、きっと。
オープンワールドの採用で、スパイダーマンのアクションだけでなく、日常そのものを再現できた。

NYを飛んでいると、下界の「検問」なんかが視界に入る。
街中で戦ってた影響で、市民も、とばっちりを受けている。
「現実にヒーローがいたら楽しいばかりじゃないよな」
って思う感じが、リアル寄りな今のアメコミ映画に近い。

難易度も高いと言われるけど、たとえば僕は、FPSで何もできず瞬殺されても状況がわからない。バイオやメタルギアも、タイトルによってはクリア諦めます。
だけど、スパイダーマンは
「あっ、要するにこういう戦い方で行けるんだ!」
と、つかめば急に動けるようになる。どんな攻撃も〇で回避。△で武器を奪って無力化。


室内のシーンでは、オープンからぐっとクローズ。
狭い移動範囲で、背景の小物1つまで凝りまくり。

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ピーター(スパイダーマン)は、ホームレスや失業者を支援する施設の手伝いをしている。
序盤から、体育館みたいなところにホームレスが集まっている。
これからニューヨークの悪党を叩きのめして救うつもりなのに、いきなり現実を突きつけられる。彼らはNYの負の一面で、ヒーローがいくら戦おうと彼ら全てを救えない!って存在。
地球の存亡をかけて戦おうと知ったこっちゃねえ、
仕事や家がないっていう、俺たちの目の前の問題はどうしようもないんだ!って存在。日本の被災地も連想してしまう。

だけど、彼らに食事をふるまうメイおばさん、けが人を救うため研究をしているオットー博士、私財を投げうって施設を作ったリーさんが出てくる。

本作を楽しむために見ておくべきは、原作じゃなくて「キャラクター」の項目。
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本作のあらすじと人間関係は、ここに書いてます!
スパイダーマンは自分をヒーローと名乗らない。
尊敬するヒーローは、スーツを着て巨大な敵と戦う人じゃない。同じマーベルのアイアンマンやキャプテンアメリカより、博士、メイおばさん、リーさんがヒーロー。
共通点は「困っている人を助けたい」と思える人。

災害ボランティアに行く人なんかは言わずもがな、毎日働いて子供やお客さん相手に頑張っている主婦、教師、警察官、人を楽しませる役者、芸能人、あなたたちはみんな誰かのヒーロー。
スーツ着て飛んでヘリを止めたりしている側がそう思ってる。

市民の中のヒーローを見て育ったから、自分も特殊能力を悪いことに使わない。
SNSやラジオで煽られても善意を信じ、自分にしかできないことをやる。
「スパイダーマンってそういう奴」とわかると、中盤からのストーリーに入りやすくなる。

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PVでも散々出ていたけど、リーさんはなんだか目が光って、「ミスター・ネガティブ」なる存在になる。
対決のやりとりも熱い。悪人になったからお前を倒す!とか言わない。
あなたはそんな人じゃない!乗り越えられるはず!ってジョークも忘れて、バカ正直に説得しようとするのだ。

サポート役のワタナベさんも日系人。こんなにアジア系が出てくるスパイダーマンって、東映版以来じゃないか?
遊びを入れながら、人種や性別に配慮してるのも今っぽい。

そう、今っぽいんだ。CG技術も内容も。

テロにおびえる社会で、それでも善意を信じるお人よし主人公。
ビルの屋上からキックで強盗を突き落せるんだけど、その後をよく見ると、落ちずに壁にくっついてる。

ゲームのお約束で、倒した敵は透明になって消えても罪悪感はわかないのに、
「スパイダーマンは不殺」にするため、わざわざ、やられた敵が壁にくっいて、もがく動きを作っている。
スタッフの技術力とマジメさを結集させて、テレビゲームに、スパイダーマンっぽい奴が活躍するキャラゲーじゃない、本物のスパイダーマンを呼ぶことができた。



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