森達也「FAKE」がネトフリ配信開始、ほか読書記録


忙しくて、ちゃんとした感想にまとめることができません!四国は国体やら祭りで休日もあわただしいです。ああもう。

FAKEは鑑賞直後に勢いで書いたけど「淋しいのはアンタだけじゃない」を読み直したら加筆修正したくなった。



「バブルノタシナミ」
阿川さんは、TVタックルで大竹まこと、ビートたけしの間にいる姿が記憶にある。
あの人が間にいると、大竹、たけしの怪物ふたりが、お母さんがやんちゃな兄弟ゲンカを見守っているようだった。

厳しい家庭に生まれ育って、若いころは二世としてもてはやされ、うっかりテレビ業界に入ると無知ゆえにコテンパンに怒られる毎日。
同世代がバブルを懐かしむけど、自分にはバブルの恩恵なんて何一つない。
若いころから苦労続きの人生なのに、苦労人のイメージがない。
ざっぱ~んと寄る年波。初めてのゴルフに胸をおどらせる。一人で通っても楽しい打ちっぱなし、グリーンでさえずるウグイス。
テレビの語り手じゃない、エッセイスト阿川の感性がさらっと炸裂。




「FAKE」怒りよりやるせなさで体がフルフルするのは俺だけでしょうか。
なんでそんなことするんだ・・・!何なんだよ・・・!

聴覚障害がありながら作曲家をして、現代のベートーベンともてはやされた佐村河内守を撮り続けた映画。
新垣隆氏が「彼は作曲もしてなければ耳も聞こえるはず」と告発したが、真実はどこに。



ドキュメンタリー漫画家の吉本浩二「淋しいのはアンタだけじゃない」は、聴覚障害者にインタビューした漫画なんだけど、その中で佐村河内家に取材に行っている。(こういう作品にでかい賞をあげちまえ!)

来客に出すケーキや、自分の体や周囲を叩いて音を出す佐村河内が映画で観れる。
テレビでは面白半分で、何もかもウソだったように報道されたけど、映画では最後まで、佐村河内側によりそいながら、あえて
「嘘だってつこうと思えばつけるよ?」
と、鑑賞者を立ち止まらせるような態度で終わった。

マンガでは騒動が大きくなって、専門的な検査をしたら聴覚障害が本当とわかって、検査結果をマスコミに配ったんだけど、メディアはそこに触れず面白おかしく報道することを選んだ。
このことを佐村河内守本人はいちばん悔しく思っているようだが、映画では聴覚に触れず、盗作疑惑にしぼった。

「淋しいのは~」で、聴覚障碍者が「これは自分だ。自分が笑いものにされている」って泣くシーンがつらいんだけど、「FAKE」もまたきつい。
フジテレビのスタッフが
「あなたに関する番組を作りたい」「司会はおぎやはぎ。芸人だし、バラエティ風ではあるけど、あなたの言い分をその中で伝える」と挨拶に来る。

出演のオファーを断ったら、実際に放送されたのは新垣隆が「聴こえない人」を演じるコント!
無言で観ている佐村河内。
年末の「ガキの使い」でバカな役をやる新垣隆。
佐村河内。

ベッキーより、ゲスの極みよりも前にこの事件があった。
人は、傷付けても心が痛まない存在を求めているのか。




五社英雄の生涯。これおもしれえええ!

当たりはずれが大きくて、映画監督として取り上げられることがなかった人にスポットを当てる。
「吉原炎上」「極道の妻たち」の監督で、時代劇の刀がぶつかる「キンキン」音の発明者。

クロサワ映画全盛期で、テレビドラマがまだ見下されていた時代にガッツで刺激的な作品を撮る。

軽くぱきっと折れる撮影用の丸太で、丹波哲郎が頭をぶんなぐられるシーンの撮影。

だが、悪役に渡されたのは単なる丸太。
指示通りに丹波はぶん殴られて、卒倒する丹波と、戸惑う悪役の姿が生放送のカメラに収められた。
ありえねー!
怨念がこもったような書き込みだらけの台本の写真収録。


4Kテレビで遊ぶメタルギアが難しっ!テレビを買ってからわかったことも、のちのちまとめたい。

自分の基地運営とアフガニスタンで兵士の殺害、誘拐、調査を繰り返す。
ゲームを通して指導者と一兵士になって、戦争をやる側の疑似体験。
これまで小島監督作品はエゴを押し付けられるようで苦手だったけど、今回は素直にすごい。楽しい。疲れる。

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若者のテレビ離れ起こらなすぎ

コント大会の順位だけで騒動になり、アニメのスタッフ変更で騒動になり。
その間にもジブリの映画やメジャーリーグの試合が話題になって、日曜朝のタイムラインは特撮の実況で埋まる。

若者がテレビ離れしていると小耳に挟んだんですが、みんなテレビばっかり観てないか?
「最近は面白くないテレビばかりで観なくなったけど、この番組は素晴らしい」
やっぱりお前テレビ観てテレビの話してるじゃないか! ってつぶやきも多い。
YOUTUBEで放送地域以外の番組を配信までしたり、やっぱテレビすげえ。本は売れない。



生で観れなかったので面白さ3割ぐらい損したと思うんですけど、キングオブコント感想ちょっとだけ言いたい!

笑いの量としては他の番組より少なくても、月収5000円ぐらいの人たちが、自分の好きな世界観を煮込んで煮込んで、全ての言葉選び、1秒の間と表情のニュアンスまで全部作って、一気に爆発させて人生を変える瞬間が鳥肌。

「かまいたち」のコントは、もてない男子がクラスの美少女に告白されているのを、もう1人が覗き見しているところから始まる。
かまいたちは2人組なので女子は実際にいないんだけど「いる」って設定なんだと思わせて、
実はもてない男子のほうが「女子に告白された妄想をしていただけ」。
実際は2人だけで演技してるんだけど、他に観ている人がいるのに「いない」って設定なのか、本当に2人だけなのか、視聴者にもわからないところがスリリング。
文章じゃさっぱり伝わらぬ…。


他にも「にゃんこスター」の計算なのかラッキーパンチかわからないコントが上位に入って賛否を呼んだけど、話題になったこと自体がすごくいい。

「俺はあのコンビの方が良かった」
「なにか話題みたいだから観てみよう」
と、みんなで議論したりして、業界を盛り上げていくのが大会の意義だ。
そのために順位のつけられない芸術になんとか順位を付けてるのに、芥川賞もアカデミー賞も日本ゲーム大賞も、あそこまで話題にならない。
と思ったら、別に本人も望んでいない「村上春樹ノーベル賞を逃す」の知らせが。


お笑いの賞レースは、ちゃんと業界人ですら聞いたこともない人をいきなりどメジャーな舞台に上げて、生放送の3~4分を与える。お笑い界の偉い人、ほんと偉い。

いましろたかし「新釣れんボーイ」「曇天三茶生活」改題問題に反対する


山田孝之プロデュースで「ハード・コア」が奇跡の実写映画化。
それにともない、いましろたかし評価の波が静かに起きようとしているのかいないのか。

「ハード・コア」新装版にあわせて、新刊「曇天三茶生活」が発売された。
これが「新 釣れんボーイ」の2巻を改題したものだったのに気づかなかった。

DSC00142.jpg

ちょっと!これが1巻と2巻だってわかる人いますか!?
お客様の中に、これが続きものだと判別できる方、いらっしゃいますかー?

1巻が売れなくてタイトルを変えられたらしい。
実は釣りもほとんどしてないのがまずかったか。
2巻は、夜ひんぱんにトイレに起きなきゃいけないのつらいって話だった。


改題したくなる気はわかるけど、「新釣れんボーイ」の名を外しちゃうのは大反対。ていうかタイトル変えたところで売れない。



十年以上前に、作者をモデルにした釣り好き漫画家ヒマシロを描いたのが「釣れんボーイ」。
そこから長い空白期間があって、アラフィフになったヒマシロ先生の日々を描くのが「新 釣れんボーイ」。



この間に10年以上の空白期間がある。

元祖は、漫画家として売れなくて、ぼんやりして、合間に釣りに行ってもヘタクソな「釣れんボーイ」だった。
「新」になって、ほとんど釣りに行かずにアベ政権批判や病気のグチ、原発への怒りがメインになった。
それでもヒマシロ先生が出ているから「新 釣れんボーイ」でいいと思った。
ドラゴンボールを探さないんならタイトルを変えようと言えますか。悟空が出ればドラゴンボールだ。

ヒマシロ先生は、少年時代、売れない時期、「新」がつくまでの空白期間、ずっと自然と動物が好きで、悩み事があると渓流釣りをしている。
そんな自分を受け止めてくれた川が汚されて、魚を誰かにあげようとしても安全かどうか気にされるようになった。
だから「新 釣れんボーイ」では原発に対して怒っている。

昨日今日わいた怒りではないのに、「曇天三茶生活」を独立した作品と勘違いして読まれると、新聞読んで原発に怒ってるおじさんを描いた、スケールが小さい作品に思われてしまう。


「新」から元祖に戻って読み返すと、作者も意図していなかったであろう感情で、胸がくっと痛くなる。
アマゾンで無料立ち読みの範囲でいい。雰囲気を見てほしい。

元祖で、釣りは決してハッピーに描かれていない。
使えないアシスタント、ぱっとしない日々。今と違って猫に囲まれる生活も羨ましがられることじゃなかった。
売れてチヤホヤされる生活とはかけ離れたヒマシロに残された、ささやかな楽しみが釣りだった。

それすら奪われた現在が「新 釣れんボーイ」

健康問題と釣り具の値上がりで、ささやかな趣味すら心おきなく行けない。
貯金残高や印税もリアルに書かれて、アシスタントを雇っていたのが夢のようだと懐古する。
元気に走り回っていた猫たちは写真の中にいる。

仲間、猫たち。わざわざ遠出して釣りに行ける健康な体。若さ。
若きユーウツな日々が、過去になってからどれだけ大切だったのかわかる。

(腕前が)釣れんボーイから、
(老化と環境問題で)釣れんボーイに。
話は繋がっている。タイトルを受け継ぐことで、「元祖」と「新」の間のヒマシロ先生を想像することができる。

「ハード・コア」公開でいましろ作品を掘り起こす人たちを混乱させないため、タイトルの改悪に反対する。

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4Kテレビとゲーム遅延でオロオロ

ミニスーファミも素晴らしいし、ニンテンドースイッチも素晴らしい。
なんならアイフォーンヌかて素晴らしい。改良をやめないPSVR素晴らしい。

でも今回買ったのはアクオス。
40インチ4Kテレビを購入した!

DSC00140.jpg

大きすぎた。出入り口に干渉しとる。


大型テレビは金持ちの家にあるもの!って刷り込みがあるから、なんか身の丈に合わないのが来てしまった感じ。
リモコンに「YOUTUBE」「NETFLIX」のボタンがあるのに「へえ」と思ってからPS4を…起動…っ!





遅延で!!
ゲームに!!
ナラネエエーーーッ!!


映像は超クッキリだけど、メニュー選ぶだけで「もたっ・・・」と動く。
ブラウン管から地デジに移行したときに、液晶遅延が騒がれていたのは知ってたけど、4Kになってまたそんなことになってたの?

設定をいじってみる。前は日立のWOOOで「ゲームモード」にすれば処理が軽くなったけど、そんな項目はない。
それに、ネット上の説明書によると、より色合いを鮮やかに表現する「HDR」機能が使えるとあるのに、そんなのねえぞ!


いやはや。頭抱えた。

アマゾンでも同じ商品名のテレビに「HDR」が売りみたいに書いてあるのに…?
よーく読み返すと、小さく「HDR機能が有効なのはHDMI端子1のみ」とあった。


スクリーンショット (18)
映像対応(注1)がおわかりいただけるだろうか


その後、画質音質をいじりながら、これ格安で家族に譲れないもんか、自分は遅延のない36型でいい…
とか思っていたら、ミラクル起きました。

画質設定で、柔らかい画質の「映画」とかメリハリの効いた「ダイナミック」とかあるけど、
画質を「ゲーム」に設定すると、処理が軽くなって遅延が少なくなるのです。
説明書熟読したんだが…。

そんなこんなで映像もバシーッと鮮明になった。
音も、前のテレビがこもっていたのがよくわかった。

ブラウン管からハイビジョンになったときの衝撃はないし、4Kの恩恵は50型くらいにならないと実感できないと思うけど、
もう文字の小ささに悩まれずにすむ!レトロなフリークもいい。携帯機もいいが、僕はパワフルなほうを選びます。
快適である。結構結構。



正直、ふつうのPS4と36型がコスパいいし、集中できて文字も読みやすい最良の組み合わせかなー。

作り手の好きなものをまっすぐ浴びる快感。 PS4ダウンロードゲーム 「RUINER」レビュー

ジャケットの背中には「弟」。
マスクをかぶった「弟」が、未来都市レンゴクシティで、謎の女ハッカーと共に行方不明の兄を探す。
RUINER公式ページ。ポーランド産。

スクリーンショット (16)

まず「レンゴクシティ」の時点でちょっと笑う。
町名をつける時点で地獄にするつもりじゃないか。

最初に戦うことになる「クリープ団」は各家庭の三人目以降の子が集まったギャング。
この世界では子供の数が制限されていて、「第三子」たちは極めて厳しい環境で生きている。

DSC00134.jpg

いちいちポーズを決めて出てくる敵。
見おろし型アクションで、落ちている銃や刀を拾っては撃ち、弾切れになればすぐに捨てて次…と繰り返し、軽い命を次々と奪って兄の足取りを追う。

暴力描写は軽くても設定が重い。なのに、プレイして笑みがうかぶ。
「俺たちはこういう世界観が好きだー!!」
というスタッフの熱意にやられてしまう。


ゲームを進める上で無視してもいいけど、登場人物や武器には、全部解説が用意されている。

(RC-05ソニックガン)の解説。

音響兵器は元々、アームズ・テック社が暴動対策部隊のために開発したもので、怒れる暴徒を鎮圧する非力致死性兵器として、たちまち人気を博したの。次いで、どこかの強欲な資本家がこの銃をレベルアップさせようと考え、威力を強化し、非致死性は失われた。その結果がこれ。十分チャージしてから発射すれば、心臓や頭蓋骨といった、あらゆる固形物を一瞬にして”弾けさせる”わ。



たいして区別のつかない銃のひとつひとつに細かく設定があって、
読んでいくと「アームズ・テック社」が武器を作っては闇に流れていった経緯がわかる。
こういう設定や街並みこそが「作りたかったもの」で、アクションがオマケなのか。

DSC00135.jpg
「何度死んだっていいじゃない。失うモノなんてある?」

ビジュアル最高。セリフ回し最高。やさぐれた連中の話を聞いているだけで浸れる。
違うエリアへ移るロード時間さえ、バイクで運転する姿を入れて、キマッてない場面がない。ついついスクショを撮りまくり。

これでアクションさえ良ければ超名作だったのに。
ガードやグレネードなど、主人公の特殊能力を解放して、プレイヤーごとに違う戦法で闘えるようになるんだけど、現時点では「ノーマル」でも瞬殺されるのでカスタマイズも何もない。

見おろし型のそこそこ難しいゲームをクリアしてきたはずの自分だけど、
「難しい」というか「何がなんだか」。
点滅する画面で銃弾が飛び交って、死んでからはじめて
「俺は攻撃をくらってたのか?」
とわかるぐらい。

「あ…もう、これならイージーでいいです…」

と思って、イージーにしたら、いきなり観光客仕様。
力押しで行けるようになって、やっぱり戦略的に闘う面白さはなくなる。
イージーとノーマルの間がめちゃくちゃ大きい。

相当上達すれば、もっと戦い方に面白さが出てきそうだけど、そこまで何割のプレイヤーが到達できるか。

敵の戦い方よりも、名前や決めポーズばかり印象に残るし、全体的にヘン!力の入れ方がおかしい!
だけど、欠点のない磨き上げられたものより、こんな栄養の偏ったものを求めている自分もいる。
完成度は置いといて、好きか嫌いかでいえば好きとしか言いようがないでしょう!


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スタートレック新参が、初めてリアルタイムで観る「ディスカバリー」

NETFLIX「スタートレック」新シリーズ「ディスカバリー」配信開始!!

この日に備えて事前にちょっとづつ過去シリーズを観て、なんとなく予想はしてたけどシリーズをひとつも完走することなく配信日が来た。それだけ膨大な数と質。
なんかもう予習だけで満足してしまって、もう新シリーズ見なくてもいいかな?と思ったくらいだった。
だけどどの娯楽でも、リアルタイムってのは違うね。
いざスタートすると、始まった途端にテンション爆上げ。

イントロ映像。超超良くないですか。

しょっぱなから専門用語で会話する登場人物がいても、
「過去作をよく知らないし、SFの基礎知識がないからわからない!」
とは思わない。
「今見ている話の外にも世界があるんだな」と解放感すらある。

スターウォーズのエピソード4をリアルタイムで観た人が
「いきなり途中から始まるところも、この映画の外に世界が広がっているような感じがした」
といったことをコメントしていた。その感じに近い。


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アンモナイトのような頭をしたクルー。今作のアンドロイド枠?他のシリーズに似たタイプがいるのか?


美しいオープニングでぞわっと感動してから、「クリンゴン星人」たちが集まっているシーン。
(ちなみに、今回のシリーズは字幕表示で、日本語・英語だけでなく、クリンゴン語字幕も選べる。)
クリンゴン星人のデザインが他のシリーズと違うことに違和感を覚えるトレッカーの方もいたようだが、それはあれだ。日本人でもたった数十年でスタイルが良くなってきたそうだし…。


単身宇宙空間に飛び出して調査に向かうシーンでは、スーツのいろんな箇所から、バーニアっていうのか「ボフゥ…」と炎みたいなのを細かく噴射して方向転換する。視界いっぱいにデブリの舞う宇宙空間をじわり、じわり、進んでいく。
登場するガジェット全てに、部屋のオブジェひとつにしっかりした存在感がある。
だから、何気ない部屋のワンカットでも、リッチな映像を観ているなあ、と満足感がある。

そして対面する、クリンゴン人と地球人。
攻撃的な種族とされるクリンゴンの「ある行為」に、あれは何を意味するのか、宣戦布告なのか、先制攻撃すべきじゃないかと議論が始まる。これこれ!異文化との接触と探り合い。その間、クリンゴン側は一切映らないので視聴者も相手の動向が読めない。
地球にたとえれば、違う風習の人が、当てる気はなさそうだけどミサイルを撃ったような感じだ。


初めの週だけは2話。
「ここで終わりかい!!」って所で終わる。
そうかー!来週から週に1話づつか!TVドラマのサイズとしては当たり前だけど。また週に一度の楽しみが増えた。

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ゲームの異星人との闘い「Xモーフ:ディフェンス」敵硬くて進めず。

スクエニのJRPG「ロストスフィア」体験版。クロノトリガーやドラクエ5あたりを「ゲームが一番輝いてた時代」と疑わない方は楽しめそう。


9月24日の雑記

ツイッターでフォローしている人たちが続々ゲームショーから帰ってきてます。
みんな延々と行列に並んでは数分間プレイしてレポート。
熱い。
数年前まで「スマホに押されて元気がなくなってきたゲーム業界だけど、耐えてみせます」みたいな空気を感じたんだけど、今年は少し元気が出てきてない?
スイッチもPSVRもミニスーファミもXBOXも(?)ゲームハードがどれもこれも品薄なんて聞いたことない。
「それは転売目的で買い占めてる奴らがいるせいだ」という意見もあるけど、それだけでない「がっつりゲームで遊びたい」熱がみんなの間で高まってる気がする。俺も、年末セールか何かで4Kテレビを!買いたい!


気になったソフトはこれです。

「Hidden Agenda ―死刑執行まで48時間―」

スマホかタブレットで操作するPS4ソフトだそうです。
多人数でプレイ可能なアドベンチャーだそうだけど、多数決で展開が分岐したりするんだろうか。
また、物語の主導権を握って得点を得る、対戦モードもある…?
ここまで内容が想像できない新作は久しぶり。
同メーカーの「アンティルドーン」が、情報が独り歩きして不当に低評価になったと思っている。今回はスマホ買い替えを視野に入れてでも遊びたい。

NETFLIX「ハノーバー高校落書き事件簿」ネタバレ感想

語りたいんだから語らないとしょうがないな!

前回に引き続いてだけど、NETFLIX独占配信の「ハノーバー高校 落書き事件簿」今回はネタバレ有り感想。
前は「アメリカを荒らす者たち」と紹介したけど直前でタイトルが変更になっていたようです。

自分は事前情報なし、ハードル思いっきり下がってた状態なので最高の環境だったけど、まだ観てない人は観てから読むとか、
目を覆うとか画面を割るとかしてください。



2016年アメリカ。ハノーバー高校の教職員27台の車にスプレーでペニスが落書きされた。

作品のトレーラー(英語)

普段からイタズラ動画をネットにあげていた「ウェイバック・ボーイズ」のリーダー、ディランが容疑者として退学になるが、本人は容疑を否定。

ディランが普段投稿しているイタズラ動画は、ベビーカーに乗った赤ちゃんにオナラをして母親の反応を撮影するとか、そんなもの。
周囲の反応もとことん悪く、口を揃えて犯人はディランだ、あいつはバカだからやりかねないと証言される。
そんな中、同級生のピーターは真実を確かめるため、カメラ片手に聞き込みをしてドキュメンタリーの撮影を始める。

不良ユーチューバー「ディラン」と、映画監督気取りの優等生「ピーター」、
スクールカーストを越えた動画制作者同士の友情だ。


ピーターが聞き込みを続けると、目撃者の生徒は、過去にもクラス1の美女に誘われたとウソをついていた。
また、授業を妨害されたことでディランを嫌っていたスペイン語教師がいることもわかる。

この二人が口裏を合わせて、ディランを落書き事件の犯人に仕立て上げていたのでは、と疑惑が生まれたことから、
撮影途中のドキュメンタリーはネットで大きな騒ぎになる。

ディランの素行が悪いのは別にして、本人は落書きを見たことすらないと言っているのに有罪になるなんて、あってはならない。

事件と直接関係ない家まで「特定」され、迷惑電話が止まらない。
ディラン家には励ましのペニスが描かれた手紙がドサドサ届いた。
ディランのサービス精神というかバカさ加減も凄くて、人生を左右する時なのに手紙に描かれたモノを1個づつ批評し始めるのだ。


実際にNETFLIXで配信された「ハノーバー高校落書き事件簿」は、ピーターの作成した映像そのままではなく、

・事件を報道したニュースの映像
・ウェイバック・ボーイズらが動画サイトにあげたイタズラ動画
・生徒たちが提供したプライベート画像やメッセージ
・監視カメラ映像
・作品のために新たに作られた再現CG


これらの映像を組み合わせて見やすく整理されている。
特に魅力的でぞっとするのは、アメリカ高校生たちのプライベート動画の生々しさ。
イタズラの品の無さ、女生徒のアプローチの大胆さ。パーティー会場で一気飲みを強要されてつぶれる生徒。
おとなしくインタビューに答えていた生徒のウソが暴かれていく様子が、生々しく記録される。








そして、どうやら、この作品はモキュメンタリー。
つまりドキュメンタリーに見せかけて全部フェイクだったと。

…あの、これはアレだ、俺はまんまとやられたっぽいぞ、オイ!

モチーフになった事実はあるかもしれないけど、
架空のイタズラ集団、架空のニュース映像、架空の生徒と教師によるインタビューを組み合わせたドラマだったと。

冒頭のニュース映像、放送局によっては落書きにボカシが入っているところから演出だった。
日系のマエダ先生が授業中に生徒の電子機器を取り上げたって話、いかにも昔の日本の教え方を引きずってるっぽいじゃん!あの人の存在で事実だと確信したんだけど、創作!!


この作品のテーマは、ウソや偏見でなく自分の目でジャッジする大切さ。
なのに俺は「この発言ないわー、アメリカ人のイタズラこんなんばっかりやなー」とか安全圏でわかった気になっていたのです。

その結果が前回の記事ですよ!あえて消さないよ!まんまとドキュメンタリーと信じてレビュー書いてるんですよこの大マヌケは!
あれだけ作品内でヒントを発してたのに!


実は、観ながら、引っかかる部分はたくさんあった。
「これに顔出しした生徒や先生は大丈夫なの?許可取ったの?」とか。
でもかすかな違和感を、
「文化も違うし、高校生とは顔出しの抵抗感も違うし、ネット配信の作品は型破りなのが多いから、特別に許可取ったのかな…」
と、いつのまにか自分で自分を納得させていたんです。

振り込め詐欺の被害者になるときは、こんな感じなのか。

架空のイタズラ集団「ウェイバック・ボーイズ」の存在だって、ちょうど日本で、もっとひどいユーチューバー騒動があったから全く疑いもしなかった。


うっかり信じちゃって、友達に教えたり、拡散したあとで、恥をかいたことに気付いて「うぎゃー」と頭を抱えるところまで含めて「ハノーバー高校落書き事件簿」は完璧な形で決着した。

逆に、映画に詳しくて、
「このパターンか」と感づいてしまう人は、ここまで見事に騙されないし驚きも味わえない。

「俺は完璧に事実だと思って騙されたんだぜ!」
って自分のマヌケさを自慢したいような、不思議な気持ち。
忘れられない一作になった。

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悪質ユーチューバーのドキュメンタリー「アメリカを荒らす者たち」鳥肌モノの出来!

NETFLIX独占放送のドキュメンタリードラマ「アメリカを荒らす者たち(American Vandal)」に鳥肌。

2016年、ハノーバー高校の教職員の車27台にペニスが落書きされた。
犯人として退学処分を受けたのは、生徒のひとりでイタズラ集団「ウェイバック・ボーイズ」のディラン。
簡易トイレを倒したり、家族連れの父親のズボンを突然下ろす動画をあげて、再生数はさっぱりだがヒーロー気取りの悪ガキだ。

あまりにも強烈なトレーラー映像(英語)

ディラン本人は否定するが、学校のみんなが犯人はディランで間違いない、バカだから自業自得だ、という空気一色。
その中、同級生のピーターは真実を知るために聞き込みを始めて、ドキュメンタリーの撮影を始める。

問題児のディランと、優等生のピーター。
共通点は動画製作で自分を表現すること。
ピーターの動画は話題になり、励ましや罵倒、真犯人の推理コメントなどが押し寄せ、大きな騒ぎになっていく。


ディラン率いる「ウェイバック・ボーイズ」は、ペニス落書き事件には関わってないと証言。
「なぜならその時刻に他のイタズラをしていたから」と、あきれたアリバイを主張した。
証言通り、近所の老人にイタズラ電話をする動画が残っていたが、途中でディランは抜けており、その間に落書きは可能だった。

ピーターは聞き込みをして、SNSの動画から容疑者を絞り込んでいく。
日本の高校はここまでオープンじゃないだろうけど、パーティ動画や、クラスメイトを誘惑するインスタ画像がガンガン出てくる。

え?え?アメリカの高校、いまどきの若者ってこんな!?
一気飲み、バイト中の盗み食い、ガンガン出てくる。会話もゲスくて、あの女を狙ってるとか誘惑されたとか、そんなことばかり続く。

ピーターの何が偉いって、ひょろいメガネの優等生なのに、いじめっ子タイプのディランや大人たちに一歩も引かない。
「どんなに酷いやつでも、やってない罪を着せられることは間違いだ」
と取材を続ける。こいつカッコイイ。

そして、事件前に大勢がパーティーで騒いでいる動画をチェックしていると、そこに重要なアイテムが映っているのを見てしまう。


「悪人ディランと善良な生徒たち」のはずが、インタビューをすると、生徒も教師もふだんは口にしない悪意をぽろっと口に出す。
その瞬間、震える。
自分も善人側にいるつもりでも、人を憎んだことがないはずはない。子供のころに憎かった奴のこと、傷つけてしまったかもしれない人のことを思い出しそうになる。

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藤井総太トークだけじゃない「中学生棋士」、「ゴッホの耳」無料試し読み、他

「中学生棋士」


作者を含めた、子供時代から将棋を始めたプロ棋士たちの話。

テレビ中継で棋譜の解説する時間がないから、なぜか対局中に「メシは何を食ったか」ばかり取り上げていて、なんだかなー!と呆れた皆さん必読。

藤井クンは天才!最強!と絶賛するだけじゃなくて、まず作者が子供時代の藤井総太に勝った話から始まる。「盤に覆いかぶさって泣いた」少年は強烈な印象を残した。

AIと棋士との関係の変化や、10年以上かけて作成される、パズルの域を越えた詰め将棋の世界。
昔と今の将棋の違いや棋士ごとの戦法の違い、幼児教育についてなど。
将棋の本、マンガ、ネット中継、全く見たことなかったので、知らない世界の話ばかりでずっと面白かった。専門的な話抜きでここまでいろいろ語れるんだな。

年をとってから新しいことを始めることは素晴らしいけど、超一流の世界になると、幼児から始めるのと出遅れた人には大きな差がでてくる。早く始めたら一流になれるわけでもないが、残酷な話ではある。
小さいお子様のいるパパママは焦らされるだろうし、自分は何が好きだっけ?と振り返るきっかけにもなった。


「ゴッホの耳」キンドル版無料試し読み。



ゴッホは晩年、絵を描きながら耳を切ったというエピソードがある。
それ自体は有名だが、その周辺の事情は謎に包まれている。

耳をそぎ落とした、と聞くと恐ろしい場面をイメージしそうだが、実は「耳たぶ」説もあり、
「天才は、常人では考えられない狂気を抱いているもの」
というイメージから、どんどん尾ひれがついていったものではないか…。
てな感じで真実に迫るらしい。キンドルで無料試し読み増量中。(専用端末持ってなくてもパソコンの画面で読めるよ!)


ゲーム。
「フラットアウト4」一段落ついた。道案内の看板を破壊できるのが狂ってる。

「ディヴィニティ」自由度の高いRPG。どんだけ自由化というと、村人をうっかり攻撃してしまい、
敵にまわして大惨事。重要人物との買い物も関連イベントも全部潰れたけど、それはそれで進める。

「RIGS」PSVRの巨大ロボット操縦ゲーム。ゲームの評価以前にVR酔いで離脱するプレイヤーが多くて、理想と現実の違いを見せつけられた。僕は酔いよりも、初戦から撃たれて復活しても数秒でやられて…を延々繰り返して、まず主観視点のシューティングに慣れてないことがわかった。


イマイチはまれてないな!
忙しくなりそうなので、短時間で没頭できるものがないとつらい!4Kテレビほしい!世界情勢つらい!ピカード艦長なんとかしてくれ!

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